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人の役に立ちながら富を築いた人と言えば?
お金持ちに対して、「悪いことをして金を稼いだんだ」というイメージを持っていては絶対に自分はお金持ちになれない、というようなことが、ある起業家の著書に書かれていました。 しかし、逆に「人の役に立つことをしてお金持ちになった人」が、具体的に誰なのか、どうしても思い浮かばないのです(その理由は、人の役に立ちながら富を築くことが本当にできるのか?という疑いを持っているからではないか…と、自分なりに思っています)。 「人の役に立ちながら、お金持ちになった人」は、本当にいるのでしょうか?また、具体的に誰で、どんなことをした人なのでしょうか? ちなみに、その本は起業を目指しているある知人から薦められた本です。知人は、斎藤一人、本田晃一、本田健といった方の手法を参考にしているそうですが、その3人が「人の役に立つことをしてお金持ちになった人」には、どうしても思えないのです。
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「人の役に立つ」とはどの様なことを言っているのでしょうか? 基本的にお金持ちになった人は人の役に立った人、役に立つサービスを提供した人です。 というか人の役に立たなければお金を稼ぐことはできません。 役に立たないもの、不要なものに人はお金を払わないのです。 ホリエモンにしてもインターネット企業として世間にサービスを提供しお金を稼いできたのです。(彼は破綻しましたが・・) 斉藤ひとりは健康食品を販売して人々に健康を売りました。最近では本も多数出版しています。 本田健はお金に関するいろいろな考え方を人に教えました。 (本田晃一は知りません・・) 両方とも人に役立つことをしているのですよ。少なくてもお金を出して彼らの商品・考え方を買いたい、知りたいという人がいたのです。 「人の役に立つ」というとボランティアやそれに準じた考えかた、又は聖人のような人物が浮びます。 ですが「人に役に立つ」と言う事は単に誰に対して何をした、という個人的に何をしたというところにとどまりません。JRだって役に立っているしNTTだって役に立っています。JRもNTTもなければとても困ります。 そして、どんなひとも(サラリーマンでさえも)人の役にたってお金を稼いでいるのだと思います。 単に「人の役に立つ」の定義の違いだと思います。 個人的には、売上げが上がればあがるほど世間に必要なものを提供した、すなわち役に立ったと考えるのが妥当だと考えます。 確かに企業というのは売上げだけではないと思いますが、売上げは企業の社会的評価の指標になると思います。
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- matuuuuuuu
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「セブンイレブン」は何故成功したのでしょうか?日中忙しくて買い物もままならない人の役に立ったから成功したのです。 「ウォルマート」はエブリデイ・ロープライスの商品を提供することにより消費者に喜ばれたから成功したんです。 ダイエーだって一時にせよ、多くの人が役に立つと認めたからこそあれほどの大企業にまで成長できたのです。 松下幸之助もビル・ゲイツも間違いなく「人の役に立ちながらお金持ちになった人」ですよ。もちろん企業経営は良いことばかりでは成り立たちません。企業規模が大きくなればなる程悪いこともしなければならなくなるでしょう。だからといって「人の役に立つことと富を築くことは絶対に両立しない」などと結論付けるとすれば、それは貴方の物の見方があまりに一面的でしか無い、ということだと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 企業活動における「必要悪」まで考慮してしまうと、「人の役に立ちながらお金持ちになった人」は誰一人としていなくなる、ということですよね。そして、その「必要悪」を考慮することが、実は「物の見方があまりに一面的でしか無い」ということになるのですよね。 あまり「理想」ばかりに走ってしまってもいけない、ということのなのでしょうか…。
- muchas
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私が質問者さんの視点で最高だと思うのは、ヤマト運輸の小倉さん。 規制と戦い、宅急便を開発し、安くした。 引退後は障害者を社員とする事業で、普通の民間企業として成り立つ(慈善事業ではない)企業を立ち上げ、本当の自立を追求した。 自伝も文庫本で出ているのでお薦めです。 斉藤一人なんて偽善ですよ。健康という結果は売っていない。
お礼
回答ありがとうございます。 >ヤマト運輸の小倉さん。 プロジェクトXで見たことがありますが、「規制との戦い」は本当に大変だったことが分かりました。 >障害者を社員とする事業で、普通の民間企業として成り立つ(慈善事業ではない)企業を立ち上げ、本当の自立を追求した。 ムハマド・ユヌスに通じるところがありますね…。自伝も参考にしてみたいと思います。 >斉藤一人なんて偽善ですよ。健康という結果は売っていない。 手厳しいですね。でも、「健康という結果は売っていない。」という言葉で自分の疑問が晴れました。「自分自身のビジネスの手法を本にして、いろいろな人に広めた」という意味で「人の役に立っている」というのは分からなくもないのですが、その結果(おそらく「人々を健康にさせる」ということ)が見えてこないから、私個人として「人に約に立っている」とは思えない面があるのだな、と思いました。
- zumichann
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『みんなが欲しがる、喜んでお金を出すもの」を作れば、人のためになりつつ財が稼げます。 単純なところで言うと、作家とか。 たとえば池波正太郎は死後の今ですら本が売れている程の人気作家です。 生前から人気があったので、莫大な富を手に入れたことになります。 サービスや商品でも基本は同じだと思います。 逆に言えば、人の役に立ちながら、その人に報酬がないなんてことがあったら、そっちの方が悲しいですね。
お礼
回答ありがとうございます。 >人の役に立ちながら、その人に報酬がないなんてことがあったら、そっちの方が悲しいですね。 その通りなのですが、世の中には「奉仕」が美徳とされている面もあり、私もそれに縛られている部分があるので、なかなか「人の役に立ちながら富を築く」という発想ができないのかな、と思います。
私は、人の役に立つことと、富を築くことは絶対に両立しないことだと思います。 ビルゲイツもホリエモンも実業家であって、技術者としての能力が高いわけではありません。 知人にITで世界的な活躍をしている人が数人いますが、彼らは儲けている暇などないくらい、技術の進歩のために日夜研賛を積んでいます。 彼らが本気で金儲けしようとしたら、ゲイツなんて足元にも及ばないでしょう。 発明家といわれる人も、結局特許をとって自分の懐を肥やしているだけです。 多くの有益な発明をしている人で、特許を敢えて取らない、もしくは公開して独占せず、更に進化するようにと考えている人もいます。
お礼
マイクロソフト製品を「脆弱性だらけのソフトウェアを金を取って売り出し、その抜本的対策を打とうとしない」と批判する向きは確かにありますね。批判勢力はLinuxなどのオープンソースに参加する人たちですが、彼らが「儲けている暇などないくらい、技術の進歩のために日夜研賛を積んで」いるのは、とてもよく分かります。 私自身も仕事でマイクロソフト製品を使っていますが、一度トラブルがあると一筋縄では解決しませんし、解決するために問い合わせてもサポート料が非常に高額。それを払っても解決は約束されていません。それでいて顧客からは「まだ直らないのか」と急かされる、そういう立場にいるので、ビル・ゲイツには敵意に近いものさえ抱くことがあります…。 ITは人類の歴史として浅いほうですが、世の中になくてはならないものになっています。しかし、歴史が浅いためにそれを金儲けの対象にするかについて、結論は出ていません。一部の人が富を築くために、技術の進歩より収益を優先するのか、それとも人類のために見返りなしで技術の進歩に貢献するのか。そのどちらがいいのかの結論は簡単に出るものではなさそうですし、出しようもありません。 ITベンチャーの成功者に関して言えば、本当に「人の役に立っている」かどうかは、ちょっと怪しいなぁ…と思ってしまいます。
- rbpfx170
- ベストアンサー率23% (105/449)
はじめまして。・・・というか今回がOKWave初書き込みです。 いつもOKWaveサーフィンで参考になる事がいっぱいでそこまで辿り着いてませんでした。(質問・回答共に) 今回の回答が的外れでしたらごめんなさい。 >質問者様の >「人の役に立つことをしてお金持ちになった人」が、具体的に誰なのか? 私の尊敬するのは、「Dr中松氏」です、彼はフロッピーディスクの概念を発明しそれが現在のパソコン、ネット、ITの普及原点でもあると言ってもいいと思います。もちろんCD.DVDなどのメディアも存在せず、言い過ぎかもしれませんが、ビルゲイツも存在していなかったと思うほどです。 そのほか3~4000件ほどの発明で莫大な資産を手にしました。 そして、世界各国各地に支援や貢献をし数え切れないほどの賞や栄誉賞を受け、アメリカのとある地域には、「Dr中松DAY」という祝日まであります。 それでいて、TV番組に出演し、子供たちの前で初めての開発品「ジャンピングシューズ』はいて、こっけいに飛び跳ね子供を喜ばせ笑いをとります。 そして彼は、「発明はこんな馬鹿なことから始まるのです。」と笑顔。司会者が『馬鹿なおっさん』『いつまでやってるのかあほチャウカ』・・・(ちょっとはっきり覚えていませんが)軽くいった言葉で抗議が殺到し、翌日番組のお詫び『Dr中松氏功績』15分間、受賞・功績等テロップが流されました。 もし私が莫大な資産を手にしたら、子供たちの夢の為にジャンピングシューズを履けるかな・・・・??? たぶんデッカイ椅子に座りふんぞり返っているかな・・・?? 『DR中松氏』尊敬します。
お礼
回答ありがとうございます。 ドクター中松がフロッピーディスクの概念を発明した、という点に疑問を感じなくもありませんが、その「概念」を思いついただけでもすごい、とお考えなのですね。 あまり「富を得た人」という感じがしないという意味では、好感を持てるかな?と思います。
・ノーベル平和賞を受賞した、名前は忘れたけど、バングラデシュのグラミン銀行総裁。 ・ビル=ゲイツ ・渋沢栄一
お礼
回答ありがとうございます。 >バングラデシュのグラミン銀行総裁。 調べてみました。ムハマド・ユヌスという人ですね。確かに、人の役に立ちつつ富を築く人だと思いました。自伝も読んでみたいと思います。 >ビル=ゲイツ 後述しますが、私自身がIT系で仕事をしており、マイクロソフトの製品にいろいろと苦しめられている(大げさですが…)ので、ビル・ゲイツが本当に「人の役に立ちつつ富を築く人」だとは、どうしても認めにくいところがあります。ソフトウェアを「売る」ことを思いつき、それを実行したことが画期的だったことは認めます。 >渋沢栄一 あまり歴史に明るくないので詳しいコメントはできないのですが、社会のために富を公平に分配していくという考え方をしているので、私欲を追求するただの「成金」とは違うことが分かりました。
お礼
回答、ありがとうございます。 >単に「人の役に立つ」の定義の違いだと思います。 司法書士をテーマにした「カバチタレ」という漫画を思い出しました。法律を味方にしてクライアントを救うのが司法書士の仕事なので、その点では「人の役に立つ」ことをしています。ただしその漫画の上では、クライアントからの要求があれば汚い仕事(労災で死んだ社員を、事業主が労災と認めなくするよう依頼するなど)も受けるし、そうしないと司法書士として商売ができない現実も書かれていました。漫画なので極端な事例を挙げているとは思うのですが、有り得ない話ではないと思いました。 >個人的には、売上げが上がればあがるほど世間に必要なものを提供した、すなわち役に立ったと考えるのが妥当だと考えます。 私も妥当な考えだと思いますが、前出の司法書士のようなこともありますので、自信を持って「妥当だ」とは言い切れない、と感じています。