- ベストアンサー
肝硬変
母が肝硬変と診断されました。年末、全身の浮腫みと上腹部の張り感で受診したところ、エコー、CTで腹水がたまってるとのことで、即入院となり、穿刺にて1リットルの腹水を抜き、アルブミンの点滴と内服で肝機能もすごく良くなり状態が安定したので、今後、食事療法と内服(ウルソ)でいいでしょうとのことで退院となりました。私も以前看護婦をしていて、うる覚えの知識だと、肝硬変というと・・腹水貯留、アンモニア↑・・食道静脈瘤破裂・・と予後が悪く、あまりいいイメージがなく、本当に大丈夫なのかすごく心配しています。先生は、飲酒や肝炎から来るものでなく自己免疫疾患、膠原病からの肝硬変だと話していました。低蛋白、低脂肪、1400kcalの食事療法で頑張ればずーっと元気でいられるのでしょうか?肝臓は普通の人の何割くらいだめになってしまったのでしょうか?
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
肝硬変も代償期・非代償期・肝不全期と分類できると思いますが、腹水が溜るようですと非代償期に入り込んでいると推測できます。 特効薬はなく、栄養療法を基本に考えられると良いと思います。高タンパク・高エネルギー・高ビタミンが基本ですが、タンパク消化が難しくなっていることも考えられます。 1.アミノ酸(BCAA)かなり多めに摂取。アルブミン値の上昇に期待。 2.ビタミンB群(肝硬変ではエネルギー代謝が亢進しているため) 3.コンドロイチン硫酸(結合組織維持の為) 4.ビタミンC 6000mg/日以上、他にビタミンEやビタミンAも求められる所です。 また、浮腫み対策で利尿剤などが投与された場合、カリウム・マグネシウム等の補給は必須です。塩分は6g以下を厳守です。 機能維持されている肝細胞は、栄養で保たれます。低タンパク・低カロリーでは、肝臓が悲鳴を上げるでしょう。昔の日本人が、低タンパク・低カロリーで60才にして腰が曲がり老化が促進していましたことを考えると、理解が付くと思います。 お母様のご回復を祈ります。
その他の回答 (2)
- sodenosita
- ベストアンサー率54% (1291/2359)
状態からは肝機能低下が前面に出ているようですね。 他の方に補足するとしたら、肝硬変による門脈圧亢進症(胃食道静脈瘤)の検査のための胃カメラは定期的に受けてください。 肝硬変は肝臓がんの危険因子ですので、こちらも定期的に検査するようにしてください。腫瘍マーカーと超音波は簡単に出来るでしょうし、時にはCTも受けられたほうがよいと思います。
お礼
食道静脈は少し膨隆が見られると言うことでした。こまめに検査にかよい、注意したいとおもいます。ご回答ありがとうございました。
- higegie
- ベストアンサー率51% (223/436)
窒素代謝が障害される肝不全期では、アンモニア産生が心配されますが、病態を掴まれている医師の判断に従うのが正しいのでしょうね。 腸内細菌叢の改善も考慮して、純度の高いフラクトオリゴ糖摂取も宜しいのではないでしょうか? フレッシュオレンジジュースにビタミンC原末とフラクトオリゴ糖を溶かして、チョコチョコ飲むと美味しく召し上がれると思います。カロリーも少しはカバーできますよ。 BCAA経口剤が病院にはあると思うのですが、出されないのであれば、サプリメントでアミノ酸のBCAAを摂るのも止むを得ないのでしょうね。 知識は溜めておいても宝の持ち腐れです。看護師経験とその知識を実践することで知恵に変わります。知恵を駆使して、お母様に尽して差し上げてください。 親子で満足される結果が来る事をお祈りしています。
補足
ご回答ありがとうございます。病院からの食事指導では、本来は高蛋白、高カロリーの食事をとっていきたい所ですが、アンモニアの上昇を防ぐために、たんぱく質も1日60gで肉、魚、豆の摂取が難しいとのことでした。飲むジュースのようなアミノレバン?見たいなものの処方もなくご飯と野菜では1400kcalの摂取が難しく、困惑しています。