- 締切済み
うつ病の彼について。
パートナーがそうなってしまった方がいらっしゃれば経験をお聞かせください。 先日1年ほど付き合っている彼から、うつ病だと打ち明けられました。 発症したのは1年半前、原因は元彼女でした。 元彼女はかなり依存する子で、彼自身は付き合っても放っておくタイプだったので、彼女のほうは荒れ始めイライラし、大学にも通わなくなったりしたそうです。 徐々に鬱の症状が現れ始め、半年ほどして病院に通わせるようにしたそうなのですが彼に依存しすぎたため、少しでも目を離すと「死んでやる」とか言い出したり暴れたり大変だったようで。 彼は友達に別れることを勧められたようですが、自分が助けてやらないとダメになるとか自分に責任があるとか考えたようでした。 医者にも「あまり自分で抱え込むとパートナーまでもが鬱になってしまうケースが多い」と言われたそうですが。元々楽観的な性格ゆえに大丈夫と過信していたようです。 結果、そんな元彼女に耐えようと苦しくても我慢したり、感情を抑えるようになり、彼自身が鬱病になってしまったようです。 彼の場合は、暴れたりという感じではなく、記憶力や思考力、やる気が低下しボーっとする事が多くそんな自分に自責の念を抱き沈んでいく感じです。 普段は明るく振舞おうとしたり仕事を頑張ろうとして、それ以外の時間に沈んでくるようです。 病院には通っているようですが、治ったと思い込み通院していなかったようで、ここ半年くらい再び行き始めたようです。 多少勉強し、こちらで似たような質問も読み、 なんとか私自身は力になりたいと思っています。 ですが実際彼がそうだと知ってしまうと、不安です。 私は今まで通り接する事ができるのだろうかと。 今後ひどくなったりするのでしょうか? また、皆さんのパートナーさんは治るのにどれくらいかかり、どのように克服されましたか?
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
みんなの回答
他の方の回答が丁寧ですし、 質問者様自身も知識をお持ちのようなので、 私はうつ病の彼との生活で経験したことを回答とさせていただきます。 長文になりますので、読み飛ばしていただいて結構ですよ☆ 私の場合、現在付き合っている彼とは5年の交際期間を経ており、 同棲生活も同じく5年です。 そのうち、”闘病生活”というにふさわしい期間は3年間でした。 現在は心療内科に通い、薬を服用ながら社会復帰しております。 今は、「うつ病とうまく付き合っている状態」と認識してます。 彼の体調が悪くなったのは20歳の頃でしたが、 彼自身病気を認めるのが怖かったようで、 病院に行くのに1年以上かかってしまいました。 病院に通い、薬を服用するようになって以来、 体調などは安定し、社会復帰は出来なくとも、 テレビを見たり雑誌を読んだりすることは出来るようになりました。 しかし、自殺未遂を2度しています。 2度目は私の帰宅が5分遅かったら助かっていなかったでしょう。 彼がうつ病克服を本気で考えるようになったのはこの後でした。 2人の生活の為私が働いていたのですが、 家に彼を1人で置いておくことの危険性を解消する手立てがなく、 一度彼に実家へ帰ってもらいました。 半年の家族との生活で、 彼は「元の場所に帰りたい」と思ったそうです。 家族にはうつ病を理解することに関して、手紙を書きました。 資料も一緒に。 しかし、理解は頭で考えるほど簡単には出来ないものです。 私自身が彼を支えるにあたり、 勉強したり経験したりした時間は当時で2年でした。 そこに来てやっと「支える」の意味が見えてきたものです。 なので、彼は実家がとても窮屈になってしまったようです。 そこで彼は私の場所に帰る方法を考えました。 その結果、「絶対に治す!」という意思が芽生えたそうです。 それまでは、 私に迷惑をかけたくない一心で何度も別れようと言っていましたが、 そうじゃない!と思ったらしいです。 「絶対に治す!」と決意して以来、病院に通うことも意味を増しました。 「調子が悪いから薬を貰いたい」 ではなく、 「治したいから病院に行く」 となり、今では薬の量など先生と毎回相談して決めています。 私自身が気をつけたことは、 ●彼の好き勝手にさせること ●結論を求めないこと ●ちょっとしたことを褒める(性格によると思いますが・・・) ●彼が「調子いい」「治ってきたかも」と思ってるときこそ細心の注意を払うこと (通院をやめさせない。新しいことをどうしてもやりたがったときは「リハビリだと思ってね?失敗してもいいんだからね?」といった内容のことを話したりしてました。) ●彼の楽しいと思うことを一緒に楽しむこと ●よく観察すること ぐらいでした。 とはいっても、今だからこそこのようにお話できるのであって、 当時は本当に辛かったです。 また、「一生この人を支える」と覚悟しました。 「やっぱり無理でした」となるぐらいなら初めから「支えよう」としないほうがいいような気がしたからです。 しかし「やっぱ無理・・・」と思ったこともあります。 自殺を未遂に防いだときは、本当に 「無理。別れよう。」と思いました。 ごめんなさい。いい加減長いですね(><) >今後ひどくなったりするのでしょうか? この質問に関しては、本当に人それぞれだと思います。 私は常に一生このままかもしれないことを想定していました。 それでもいいと思ったからこそ支えようと思いました。 支える側で一番辛いのは「早く治って欲しい」と思うことです。 「普通」と比較してしまうことです。 期待をしすぎると、患者の負担にもなりますし、 自分自身が思い通りにいかない人生を歩いていることに憤りを感じてしまい、うつ病になってしまうこともあるでしょう。 そして、周りの無理解で傷つくことも多くあります。 ですので、「うつ病のパートナーを支えたい」と思っている方には、 経験を踏まえた上で「やめたほうがいい」とアドバイスさせていただきます。 それでも支えたいという強い決意を固めたら、 自分自身のはけ口をしっかり確保してください。 そして、愛情いっぱいに彼を支えてあげてください☆ 長文失礼致しました。
- mokopu
- ベストアンサー率23% (59/252)
鬱病には皆さんもおっしゃってるように躁鬱の繰り返しが大半みられます。また、薬の副作用によっても様々な状態が現れます。専門書を読まれているようなのでその辺は抜粋させてもらいます。 欝の患者さんは基本的に責任感が強い。彼もあなたには大雑把に見えたかもしれませんが、そうやって元彼女への責任感で欝になった。欝の患者さんへの接し方は様々ですが、正直大変だと思います。力になりたいと言うのなら、最後までなってあげてください。途中で辞めるなら関わらない方が彼にとっても良いです。今まで通り接する事は彼の体調によって、同じ接し方では無理があるでしょう。きっとあなたが同じように接してくる事で彼を無理に元気に振舞わす事でストレスを与えてしまう事も考えられます。欝の患者さんには、欝病の正しい知識と、彼、個人への理解が大変重要です。それを考慮した上でお付き合いを続けていかれれば良いと思います。 治療過程も個人差が大きいです。根本的な原因が解決しなかったり、それを乗り越えられる強い意志が芽生えない限り、再発のリスクは大きいです。3ヶ月で治る人もいれば、2年、3年と長期に渡る場合もありますから、完治という言葉は鬱病に対しては難しい所です。 医師の治療は基本的に処方でしょう。 薬の内容は鬱病を根本的に治すものではありません。鬱病によって出てきた症状を抑えるだけです。その間に彼自身の気持ちの変化が必要です。 彼の気持ち、意思、などが変わらなければ、何度でも再発を繰り返すでしょう。 あなたは側に黙っていてあげるだけでも良いと思います。「私は何があってもあなたを受け入れてあげる」そういった気持ちで側にいてあげてください。彼が落ち込んでいて励ましても元気になってくれない、どうしよう....そういう甘い気持ちで接するなら、分かれるべきかもしれません。 鬱病の患者に関わる事はある意味覚悟が必要です。動揺されるのは一般の方ならしかたがないかもしれません。でも、支える人が動揺していては患者さんはどうすれば良いのでしょうか? そういった面で考えてみてはどうでしょうか?
- -chakra-
- ベストアンサー率56% (9/16)
質問者さんに似た経験をしたものです。何か参考になれば幸いです。 まず、うつ病には波があります。それを躁鬱の波とも言ったりしますが、 本人は調子がいい、病気が改善したと思って自己判断で薬の服用を 中止したり、病院に行かなくなったりします。しかし、これが間違いで 一時的な躁状態にあっただけで、それが過ぎるとまた、ひどい鬱がやっ ってきます。前が躁状態であったから、落差も大きいわけで、より ひどい鬱状態に苦しんでしまいます。 質問文からは、目立った躁状態はないように思えますが、彼が自己判断 で治ったと勘違いしていることから、若干の躁状態になっていたのでは ないかと思います。また、彼が今現在どのような状態かは分かりません が、もし、上記のように自己判断で治ったといって治療を中止するような 行動に出た場合、質問者さんは絶対に止めるべきです。 最近では、精神的な病に対する大変効果がある薬が登場しており、 (SSRIなどが有名でしょうか)多少の副作用があることは 覚悟しなければなりませんが、確実に医師の指導の下で服用し続けて いけば、確実に回復の方向に向かっていきます。(自分の身近な人 がまさにそうでした。) あと、何より大切なことは、身の回りの人の「理解」です。 これは言葉でいうことは簡単かもしれませんが、そう甘いものでは ありません。 質問者さんは、彼の力になりたいと思うならば、ある程度の覚悟をしてください。 いい加減な気持ちで一緒に戦っていこうとすると、質問者さん自身が 参ってしまいます。彼の二の舞になってしまったら、大変です。 >今後ひどくなったりするのでしょうか? なることもあると思います。でも、良い環境(人間関係)のもと、 薬を服用し続ければ、確実に改善されていくと思います。 >皆さんのパートナーさんは治るのにどれくらいかかり、どのように克服されましたか? その人は大体2ヶ月くらいで効果が出てきたと思います。 ただ、その間は情緒不安定で、薬の副作用のせいかもしれませんが、 かなり苦しそうでした。とりあえず、その人に対して自分ができた ことは、ただ見守ることでしたね。頑張れというのは厳禁ですから、 とにかく 「自分はあなたのことをいつも見ていますよ。」 といった雰囲気作りに一生懸命でした。 ちなみに、その話は今から5年くらい前でしょうか、その人は見事に 回復しました。 長かったです。つらかったです。 でも、うれしかったです。 最後に、質問者さんは思いやりがある素晴らしい方だと思います。 ですから、本当に力になりたいと思う気持ちがあるならば、 きっと頑張れる思います。でも、頑張れるといった後にこういうのも なんですが、必ずある程度の余裕というか心の中に遊びをもっていな ければならないと思います。あまり無理をせず、彼を支えてあげて ください。応援しています。
お礼
とてもご丁寧にお話いただき有難うございます。 きっと思い出してお話いただくのも苦しいこととお察しします・・・ 大変感謝しております。 少し衝撃はあったものの私自身大学で心理学を専攻していたためか、 抵抗無く受け止めることができました。後日調べた限りでは、適切な対応や言葉かけも出来ていたようで、初めて学んでいて良かったと思いました。 ある程度理解できるからこそ、彼の一番の理解者になりたい、ゆっくりでいいからいつか本当に心から喜んだりできるようになって、二人で分かち合いたいと思っています。 ですが学問なんて机の上だけのものですね・・・本当はやはり不安がつのりこのように質問させていただくに至りました。 >また、彼が今現在どのような状態かは分かりませんが 彼の状態は比較的軽いかとは思います。私の前で見せないだけかもしれないのですが・・・ やる気が出てこない・記憶力や思考力の低下・仕事をしてても途中に沈んできて、効率よく出来ない、それに伴って自分はダメだとか存在意義が見つからなくなる、死にたいと思うことは無いが・・・ といった感じのようです。 映画や旅行などは楽しんで行けているようで、誘いなどを嫌がったり人と会うのが億劫ということもさほど無いようです。 彼も治療には前向きに取り組めているようで、薬もちゃんと服用しているようです。 今、その発症の元となった元彼女のことなどのストレス材料がなくなったため、医師からは「とりあえず仕事を休んでみては」と言われているようです。春に大学院を卒業し就職したのですが、仕事が対人間のお仕事のため、私はそれが大きな要因ではないかと思って心配なのですが責任感が強いせいか休む決断がなかなか出来ないようで・・・ ちなみに確か、ノルトリプチリンかトリミプラミンかどちらかを服用しているようです。 回答いただいたように、焦らず余裕をもって彼のペースに合わせて見守っていきたいと思います。 彼が「うまく伝わってないかもしれないけど、本当にたくさん色々笑って話してくれるのが嬉しいし癒されているから」と言ってくれて、とても嬉しく思いました。 ちゃんと彼のためになれているか分かりませんが無理をせず私自身もゆっくりやっていこうと思います。 ありがとうございました。