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泥床と干潟について、
ムツゴロウの生息する場所で時々干潟と泥床が使い分けられていたのですが、基本的には一緒なのでしょうか、生物の土壌に詳しい方、おしえてください。
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泥干潟とは二種の状態を合わせた言葉です。 「床」とは何を意味するかおわかりでしょうか。海や川の底です。その材質によりまして,岩床・砂礫床・砂床・砂泥床・泥床と分類します。最近はコンクリート床というものもありますが… 干潟とは,外海に面した潮の満ち引きで出現する浅瀬です。日本では外海とは太平洋を意味します。日本海は内海ですから潮の満ち引きは少なく大規模な干潟はありません。 ご質問の泥干潟は,これら2つの事柄を合わせたものです。泥床の泥は波で撹拌されやすいですから,静かな入り江の河口付近にしか存在しません。そしてそこが干潟になったものが泥干潟です。泥床は有明海だけではなく日本各地にあります。しかし泥床で干潟になる場所は多くはありません。日本の泥干潟の面積の半分以上は有明海に有ります。そこにはムツゴロウ等の汽水域の泥干潟特有の生物が生息します。諫早湾の泥干潟の干拓事業はそのような意味で他にはない貴重な環境を失ったわけで悲しい出来事でした。
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- suiran2
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もう少し厳密には,砂が混ざった比較的硬い砂干潟と泥からなる泥干潟に細分化されます。砂干潟はアサリなどがとれ,東京湾の船橋にあります三番瀬のような潮干狩りをする干潟です。一応海水に覆われるますので海水域に分類されます。もう一つ有明海でムツゴロウが生息します領域は,まさしく泥が主体の泥干潟です。ここに生息します生物は,川の水と海水が交じり合う河口付近の塩分が薄くなっている汽水でしか生息することができません。汽水域の特有の干潟が泥干潟です。
補足
何度も質問して申し訳ありませんが、すると泥床というと汽水域の様な入江の事を指しているのでしょうか、それと、前に海床という言葉がでてきたのですがそれについてもできればおしえてください。
- suiran2
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干潟の説明は必要ないことと思います。干潟には海床が磯からなる礫干潟と泥床からなる泥干潟に分類されます。ムツゴロウ等が生息します干潟は泥床の泥干潟です。
お礼
詳しい回答ありがとうございました。まだ、少し解らないところがありますので、質問させてください。
補足
干潟の違いはよく分かったのですが、泥床からなる干潟は泥干潟ということは、泥床とは泥のことなのでしょうか、泥床についても出来れば詳しくおしえてください。
お礼
詳しいかいとうありがとうございました。ようやく意味がつかめました。ありがとうございました。