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実践的な英語と学校の英語の両立
前回の質問 「子供に英語を教えるには http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2623245.html」で一応質問を締め切りましたが、まだ疑問が完全に氷解したわけではありませんので、残った疑問点を明らかにして質問を出し直そうと思います。 学校の英語に問題点があることは多くの人が認めるところです。ですから、子供が中学校に入る前から英会話教室に通わせている親も多いかと思います。それはそれでいいと思います。 しかし問題は、いくら学校の英語に問題があっても避けては通れないことです。ですから、折角 小学生の時に英語の楽しさを知っても、中学校から始まる英語は方向性も全然違うので 辟易して興味を失う生徒も少なくないと思います。 そこで質問なんですが、実践的な英語と学校の英語を上手に両立させる方法を皆さんから意見を募集します。
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この問題の焦点は、実践的な英語と学校の英語の衝突ですよね。英語を覚えていくという点では方向性は同じなんですが、最も大きな違いはスタンスです。それでは実践的な英語の特徴を挙げてみます (1)文字よりも音 (2)分析や理屈よりも勘と慣れ (3)一語一句の等価性よりも全体的な要旨 (4)小さな間違いの寛容性 学校の英語は丁度逆になります。つまり、センター試験の英語で高得点を取れる人でも満足に英語を話せないのは、英語の知識を深めると同時に、スタンス的には実践的は英語と逆行しているので、極端な話、普通の英語を知らない小学生よりも外国人とコミュニケーションを取れないケースが多く発生します。 他の方も仰っていますが、先ず、学校の英語を馬鹿にしないことが重要です。そうですね、音楽の授業にしても、授業を受けたところでピアノなどの楽器は弾けるようにはなりませんが、音楽の授業でしか習えないことってあるはずでし、個人的に学校外でピアノのレッスンを受けている生徒だって音楽の授業を馬鹿にしたりしませんよね。中には先生よりピアノを上手に弾ける子がいたって珍しくありません。体育にして似ていますよね。 英語にしても音楽とパラレルに捉えればいいんですよ。これは英語に限らないんですが、慢心を持たないこと、上には上がいることを認識して更に上を目指す姿勢が重要だと思います。しかし、英語の方が多くの問題点を含んでいるのも事実です。というのは、音楽以上にギャップが大きいですからね。 それでは具体策を挙げてみましょう。小学校から始まる予定の英語がどの程度のレベルを目指すのかは学校によっても差が出るでしょうけど、 仮に学校とは別に子供に小学生のうちから英語を習わせる前提でお話します。教え方ですが、学校の英語だけを考えるのなら、中学の英語をそのまま前倒しにする方法もありますが、実践的な英語を視野に入れるのでしたら、別の方法が必要になります。 これから話すことは理想なので現実性に欠けますが、中学に入る前にネーティブの就学前の英語力を目指します。それと同時に国語もみっちり勉強しておきます。そして中学に入ったら 学校の英語は学校の英語でキチンとこなし、平行してネーティブの小学1年生の教科書を学習します。そして ネーティブの子供向けの英語の辞典を使うようにします。 この段階では辞書も知らない単語を調べるというよりは 知っている単語を弾いて辞書に慣れるのが目的です。まあ、この方法で中学の英語はトップをキープしながら実用的な英語力も着々とレベルアップするはずです。学校の英語の場合、成績がモチベーションと大きく関わるので、 英語は好きな科目になるでしょう。 続いて高校ですが、ネーティブの小学生の教科書を引き続き使用します。向こうの進度に合わせていれば4年生からになります。英英辞典もロングマンなどを用意されたらいいでしょう。語義の説明の易しいし、 高校の英語の教科書も十分にカバーできます。でも、日本の英語教育を歪めているのは 大学受験の為の英語です。これで英語が嫌いになる生徒も多いかと思います。まあ、進学を考えなければ問題はないんですが。 もう1つの方法は、これは中学レベルの英語を小学校のうちに終わしておくのですが、文法用語を極力排除し、日常表現に重点を置いて覚えさせるのはそんなに難しくはないと思います。そうすると、中学からの英語で余裕が生まれますよね。そうしたら、もっと発展させて実用的な英語を覚えるのと同時に、第2外国語(ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語の中から好きな言語)を習わせます。概ね 学校の英語の進度に合わせます。これは逆に英語の学習の刺激にもなります。 高校に入っても英語は英語で続けていきます。そして、第2外国語も 学校の英語の進度に合わせて覚えて行きますが、センター試験を考慮に入れて学習します。そうすることで、英語は英語で試験を気にせず、従って、受験英語とは無縁に好きなように英語が学習でき、英語にマイナスのイメージを背負うこともないかと思います。それに、センター試験の外国語は高得点を狙えます。 でも、外国語というのは個人の素質に負う部分が大きいですので、 自分の思うようにはなかなかならないと思います。
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- hakkoichiu
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No.1のご回答に賛成です。 それでは心配と言う方には、こんなやり方は如何でしょうか。 親(保護者)が外国人の友人を家に連れて来て家族ぐるみで気楽に交際するのを子供に見せる。 それで、子供が外国の文化風習言葉に興味を持つか否かを判断してから次の段階を考える。 現実的ではないと言われそうですね。 在日の外国人と知り合うのはやる気があればそんなに難しいことではないような気がします。 次は私事です。 少し題意と外れた話になります。 上と矛盾しますが、子供が小学校頃まで親が本を読む姿を見たはずなのに長男、次男(漢字も固有名詞ぐらいしか読めないので当然かもしれませんが)はあまり本を読みません。 長女も試験、仕事に関するものぐらいしか読みません。 母親(筆者の妻)も似たようなものです。 支離滅裂で取り留めの無いことを言いましたが、少しでもご参考になるでしょうか。
お礼
回答ありがとうございます。 在日の外国人といっても非英語圏の人も多いですからね。
- augie
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両立できるかは分かりませんが、一つだけ言える事があります。それは、違う国の人と友達を作る事です。 私の場合、実用英語しか分かりません。ですが、今日本でも10年前とは比べられない教育方法を取り組んでいるものだと思いますので、違う国の人と友達を作り、実用的な楽しい英語が自然に身につき、更に現在の学校の英語も将来活かせるのではないでしょうか? それを実現させるには親子の二人三脚が必要だと思います。
お礼
私の周りにはブラジル系の外国人が多いので、知り合いも何人かいるんですが。英語の代わりにポルトガル語も....
- 0143kkk
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優先順位は付けづらいですが、実践英語(英会話?)と学校英語(文法)は両方同時に勉強したら「相乗効果」を生みます。 文法を完璧に理解すると、英語がパズルのように穴埋めになります。 (あとは語彙力のみ) しかしながら言語と言うのはシィチュエーショナル(状況に応ずる)ものなので、ニュアンスや、自然な英語は学校英語じゃ「絶対に」身に付きません。 優先順位としては学校英語を取って基礎を固める方が現実的なプランだと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 そうですね、相乗効果も当然ありますが、方向性の違いが互いを牽制するのことも否定できないのではないかと。
- yama-kichi
- ベストアンサー率46% (52/113)
実践実践と言っても、何を持って実践なのか、私には分かりかねますが、英語が話せるのと、英語で生活できるというのでは、大きな違いがあると思います。 私事ですが、過去にアメリカに留学して、そこの大学でも働いていた事があり、ある年の日本人の新入生で、長い事英会話などで学んでいたために実際には会話力も秀でていたのですが、必ずしもその学生がアメリカでちゃんと生活できて居たとも思えません。 大学に入学する為の英語学校でも、周りの留学生はそこまで会話能力もなかったために、現状に甘んじてしまい、他の学生を馬鹿にする始末で、自ずと英語学校にも行かなくなり、結局は途中でリタイヤして帰国しておりました。 今の日本の小学生の大半が、塾での勉強があまりにも早く進んでいる為、学校では塾の宿題をしているそうですが、このままですと、両立どころか学校自体を馬鹿にしてしまって、悪い結果になるのではないでしょうか。実際すでに悪い結果になってますが。 こんな事を書き込むと失礼と思われるでしょうが、「英語なんて」学びたい時に学べばいいと思います。それ以前に社会性や協調性などを学ばない事には、宝の持ち腐れにしかならないと思います。 頭の柔らかいうちからと皆さん仰いますが、やる気になればいつでも出来るはずです。実際私も20歳過ぎから泣きながら学びましたが、それでも何とかやっていけました。 まずは本人が心から必要と思わない事には、何をやられても両立は出来ないでしょうし、折角努力したものが将来なにも活用できないのであれば、それこそお子様のためにならないと思います。 失礼極まりない文章になってしまい、大変申し訳ございません。
お礼
回答ありがとうございます。
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お礼
回答ありがとうございます。 myrtille55さんならではの斬新な考え方ですね。 そうですね、英語の音楽と似ているかもしれないですね。音楽の教え方だって問題があるのに、殆ど俎上に上がることなく 英語だけが槍玉に挙げられますからね。英語も音楽のように捉えれば大分気楽に考えられそうです。でも、英語は学校の教科としては音楽よりも重要度が高い扱いだし、どこの学習塾も英語には力を入れていますからね。 myrtille55さんが仰るネーティブの教科書はあくまで理想ですね。 また、第2外国語を習わせるというのも賛成です。それによって 外国語は英語だけじゃないんだと実感できるし、視野も広がると思います。 現状の英語教育では英語を学ぶことによって視野が広がるどころか逆に狭まりがちですが、それでは本末顛倒ですからね。