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第九(歓喜の歌)の歌詞にあるfeuertrunkenの意味を教えてください。
こんにちは。 ヴェートーベンの第九交響曲第四楽章の歌詞の中に、 Wir betreten feuertrunken, という一文があり、それに対して われらみな火の酒に酔い という訳がつけてありました。 どうやらfeuertrunkenに対応する日本語として火の酒に酔いとあるようなのですが、 いまいち意味が掴めません。この単語は実際はどういう意味(+ニュアンス)を持ち、 英語で言うとどのような単語に近いのでしょうか。 お暇な時にでも教えていただければありがたいです。
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feuertrunkenは、feuerとtrunkenに分けることができます。 前者は英語で言うところのfire、後者はdrunkenということになります。 火+酔っぱらった、ということなのですが・・・ 火の酒(火酒=ウォッカ)のことではないのではないかと思います。 つまり、火のように酔っぱらった、という取り方ではないでしょうか。 あるいは、火のように強い酒に酔っぱらった、と解釈することができます。 feuerには、酒の度の強さ、の意味もありますし、熱気とか活気といった意味もありますので。 余談ですが、Beethovenなので、ベートーヴェンであり、ヴェートーベンでは逆になってしまいますよ。
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- neckon
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Wir betreten feuertrunken, Himmlische, dein Heiligtum. の部分ですね。 feuertrunken は副詞で、手許の解説書には feurig betrunken つまり「火のように酔って」「激しく酔って」の意味だとあります。英語に直訳すれば fire-drunken とか drunken like fire とかいったところでしょうが、やはりここは「火に酔って」「火の酒に酔って」といったイメージも重層的に持っていると考えたいところ。詩作品ですから、「こう解釈するのが正解」といった考え方にはなじまないでしょう。
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ありがとうございます。 やはり掛詞(?)みたいなものなのでしょうか。 やはりこういうのは言葉が違う以上正確に捉えることは難しいのかもしれません。
お礼
ありがとうございます。 火酒とはウォッカという意味があったのですか。疑問が解けました。 あ、ベートーヴェンですか。どうりで一回で変換できなかったんですね…