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台湾ドル

為替について詳しくないので、教えてください。 JPY-USD JPY-TWD TWD-USDは、強弱無く同じ関係にあるのですか?yahoojapan/yahoo.comで確認しましたが、まあほぼ一緒かなと思いました。YAHOO台湾は字が読めませんでした。 具体的には、今度台湾に行って結構な買い物をするつもりなのですが、JPY(もしくは普通の円建てクレジットカード)かUSD(現金で10,000USDほど手持ちがあります)での買い物、どちらが得か?どちらも一緒か? という質問です。 尚、現金USDの使い道は別途御座いますので、無理に今回USDを優先的に使った方が良いということは無いです。 宜しくお願い致します。

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  • Umada
  • ベストアンサー率83% (1169/1405)
回答No.1

一般的にはクレジットカード払いをお勧めするのですが、既に米ドル現金をお持ちでそこから費用を出しても良いなら、米ドル現金の両替が多少有利です。 Yahoo!などのレート表に掲載されている数字は銀行間取引レートといい、両替に際してのマージンは含まれません。 銀行間取引レートでは通貨Aから通貨Bに直接交換する際のレートも、別の通貨Cを介してA→C→Bと交換するレートも同じ数字になります。もしその数字が経路によって異なるのであれば、A→C→B→Aといった両替を繰り返すだけで利益が転がりこむことになり不合理です。 両替の有利不利を決めるのは両替時に発生するマージンです。マージンなしで両替できるなら上で述べたようにどの通貨をどのように両替しても損得は生じませんが、現実にはマージンが不可避です。マージンが少ないほど「上手な両替法」ということになります。 いわゆる「強い通貨」とは、流通量が多い/発行国の経済が安定している/国際的な決済が容易などの理由で少ないマージンで両替できる通貨です。おそらくこのことを「強弱関係」とおっしゃっているのだと思います。 Yahoo!などのレート表にマージンの幅は載っていないので、「どの通貨を持ち込んで両替すればよいか」の情報はそこからは得られません。マージンを知りたければ例えば、行先国の適当な銀行のWebサイトにアクセスして、外貨売りレートと外貨買いレートの差から計算する必要があります。 一例として下記は、2005年10月14日における台北・中正空港(現 台湾桃園空港)の台湾銀行出張所の両替レートです。空港の両替所はレートが悪いこともありますが、台湾桃園空港のレートは納得できる範囲です。 ・日本円1万円あたり台湾元 日本円→台湾元 現金2821 TC2895 台湾元→日本円 現金2943 ・米ドル100ドルあたり台湾元 米ドル→台湾元 現金3312 TC3342 台湾元→米ドル 現金3370.5 TC3352 売りレートと買いレートの中間の数字から片道当たりでどのくらいのマージンがあるか計算してみます。もちろん今はレートそのものは変わっていますが、マージンはほとんど変化しないので今でも参考となります。 日本円現金ですと売買の中間レートは2882元、そこから片道(日本円→台湾元)で61元(2.1%)のマージンが乗る計算になります。同様に米ドル現金からの両替ですと中間レートは3341.25元、片道のマージンは29.25元≒0.88%と求められます。 日本円現金2.1%も決して悪い数字ではないのですが米ドル現金はさらに有利ということです(*1)。なお実際の両替では、上記のレートで台湾元に換算した後、両替1回あたり20元の手数料が差し引かれます。トラベラーズチェック(TC)の場合、レート自体は現金よりよいのですが追加の手数料(記憶では100元)が引かれます。最新のレートについては[1,2]などでご覧ください。 台湾桃園空港で米ドルから両替する場合以下の注意が必要です(多少の記憶違いはご容赦を)。要は「100ドル札か50ドル札で、かつなるべく新しい紙幣を持ち込む」ということです。 ・記号がCBで始まる100ドル紙幣、1996年以前の古い紙幣は追加で手数料が必要。 ・100ドル/50ドル紙幣のレートが最も良く、次いで20ドル/10ドル。5ドル紙幣と1ドル紙幣はレートが落ちる。 ・汚損、摩滅などで状態が悪い紙幣も追加手数料が必要。 クレジットカードの決済レートですが、「クレジットカード会社が定める通貨間換算レート」に「海外利用に伴う手数料」を加算したものになります。「海外利用に伴う手数料」は1.60~1.63%です(*2)。毎月送られてくる利用明細にはこの手数料込みのレートが表示されています。 となると関心は「クレジットカード会社が定める通貨間換算レートとはいくらなのか」に移りますが、これは冒頭の銀行間取引レートと同じと考えて頂いて結構です。私が過去に利用した際のデータですと銀行間レートとの乖離は通常±0.4%以内、為替相場が大きく動いた局面でも±0.8%以内で一致しています。 ですから有利な順に 米ドル現金を両替(0.88%) クレジットカードで支払い(1.6%) 日本円を両替(2.1%) ということになります。(相互の差はわずかではありますが) 【結論】 日本から台湾へ行く場合、一般にはクレジットカード払いが有利ですが、米ドルを持っていてそこから費用を支弁しても良いなら米ドル現金からの両替が若干有利になります。米ドルは新しくかつ状態のよい高額紙幣を選んで持参ください。 [1] 台湾銀行(中国語繁体字) http://rate.bot.com.tw/static/NBF03S041.aspx 文字化けがあると思いますが、一番左の列が「現金買いレート(外貨→台湾元)」、二番目が「現金売りレート」です。 [2] 台湾土地銀行(中国語繁体字) https://ebank.landbank.com.tw/infor/infor.aspx?__eventtarget=QueryCurrency こちらは三番目の列が「現金買いレート(外貨→台湾元)」、四番目が「現金売りレート」です。通貨種は一番上が米ドル、二番目が日本円です。 *1 米ドル現金が有利になるのは「もともとドルで得た資金(例 海外で貰った給与)」や「使う予定がなく円に戻したい資金」、つまり日本円→米ドル両替時の目減りを考えなくて良い場合のみです。今からわざわざ米ドル現金に両替するのでは不利になります。 *2 一部これと異なる手数料を設定しているクレジットカードもあります。詳細はお持ちのカードの会社に問い合わせ下さい。

ohiosan
質問者

お礼

詳しい説明ありがとうございました。

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