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週休二日制のメリットって?
今、学校の研究で学校の週休二日制について研究(ディスカッション)をしています。そこで、賛成派の意見を述べることになったのですが・・・。 そこで、是非皆さんに質問ですが、「週休二日制によって、『ゆとり教育』が実現したら、今までに起きたような少年犯罪等が減るのではないか?」と私は考えたのですが、皆さんはどう思われますか? また、「他にこんなことも考えられる!」という意見がありましたら、教えてください。
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ごめんなさい。補足説明です。 問題は競争社会をなくすことではなく、画一的な競争をやめることではないかと思います。 何かに向かって努力するために、競争というシステムは必要だと思います。 でも、それが、自分の意思によるものでなかったとしたら…。 弁護士になりたい人も、ベンチャーの社長さんになりたい人も、パイロットになりたい人も、映画監督になりたい人も、みんなが有名大学の試験のために競争する必要はないんじゃないかな…。 と、思うのです。 だから、少年犯罪をなくすには、受験などというもので挫折したからといって、人生に挫折したと思わせない社会通念が必要だと思います。 失敗しても、敗者復活戦のある社会。会社が倒産しても、社長が自殺しなくてすむ社会。そういう復元力のある社会が、復元力のある個人を育てていくのではないかと思います。 ☆ たとえ話で恐縮ですが、東京大学が、東京国家公務員養成学校という名前だったら、そんな学校に行く人におおくの尊敬が集まるでしょうか。 そんな学校には、独立心のない、保守的な、つまらない学生が集まっているんじゃないかな…。と、容易に想像できます。 でも、逆にいえば、そんな揶揄に負けないで真剣に国のことを思う人が東京国家公務員養成学校に行くに違いない。とも、思えます。 でも、しか大学も、でも、しか就職もなくなる。それは厳しいことかもしれませんが、そうなれば医療事故だってなくなるだろうし、議員の汚職も減るかもしれない。もっと社会が良くなるかもしれませんよね。 結局のところ、教育は社会の原因でもあり結果でもある。 本質的には、職業に貴賎はない。だが、学校のランクがある限り、そのランキングにしたがって、その卒業生がつく仕事ということで、職業もランキングされてしまうのです。 どこかの教育会社が言っていたスローガン。 ナンバーワンではなくて、オンリーワンをめざそう。 そのことを上手く試験制度に盛り込めたらいいんですが…。 ☆ 小学2年の娘を公立の学校に通わせているもので、いろいろなことを考えてしまっています。すこし粘着気質だったかな…。と、反省しております。 ご気分を害されることがありましたら、ご容赦願います。
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- sponta
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少年犯罪の原因は、 小学校時に競争を是としないなかよし教育を与えられたこどもが、中学校時代に突然、受験勉強という競争社会にさらされることにあると思います。 競争は悪いこと。なかよしでよかった小学校時代が終わると、否応もなく勉強で比べられることになる。 その結果、高校受験で失敗し、はやくも15才にして人生の落伍者の烙印をおされる。 まさに、小学校時代、先生の言葉をまじめに聞いて「ゆとり」の生活をしていたこどもを落とし入れる罠ともいえるでしょう。 社会がしくんだ巧妙な罠に落とし入れられた。その確信こそが少年を犯罪に向かわせる主たる動機。 動機は、人間関係で生まれた憎悪ではなく、社会の理不尽さ。だからこそ、無差別殺人という狂気の犯罪に人間を追いこむのです。 池田小学校の犯人も、奈良県の児童刺殺事件の犯人も、基本的に高校受験の落伍者です。こどもの世界は大人を反映したものであるのに、こどもは無垢であるというような虚妄でこどもに、小学生生活を送らせる。そのことに問題の根幹があると思います。 否定的な意味でしかありませんが、週休2日制は歪んだ小学校教育から週に2日間こどもを避難させることができる。そういうことです。 もし、地域との交流などということを言うのであれば、学校の5日間にももっと地域との交流を果たすべきです。 地域の人に学校参観を自由化するとか、いろいろ手はあるはず。 そうでなければ、休みの日に地域との交流をするなどという題目は、先生の労働環境改善のためのいいわけにすぎないのでしょう。
- rilfee
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一昨年、小学校PTA本部にいたものです。 小学生の子供を持つ親の立場としたら、何もそんなに休み作らなくても・・・と思いますが、当時の会長の言葉ですと、 「週休2日になったら、子供自身が地域との関わりを持ちやすくなるようにしたい。子供のいない住民は、学校や生徒と関わることがなく、また子供自身も、子供のいない住民の事をよくわかっていないので、これまでお互いに他人を見るような感覚でいたと思うが、今後、何らかの形を作っていき、地域ぐるみで子供たちを育成していけたらと思う」 という感じだったと思います。 それと、土曜休みだからと、学習塾へばかり行かせるのを望んでいるわけではなく、土曜が休みの父母との関わりをもっと持ってほしい。 学校の勉強だけではなく、家庭や社会の勉強を、今後は増やして欲しいと願う。 みたいな事も言ってたような。 家族や地域の人々の目の届く場所にいる時間を増やすというのは、やはり少年犯罪も減るような気がしますし、この会長の言う通り、自然に社会勉強が出来るような環境を作る事は、今の子供たちが成長したときに、国全体の犯罪の減少も多少は期待できるのかもしれない。
お礼
回答ありがとうございます。 会長さんの言う通りになれば、多少は少年犯罪も減ると思います。 現に昔、地域社会との交流が今よりもあったころは過激な少年犯罪はあまりなかった訳ですし・・・。 でもそのようになるには、親御さんの理解がなければ成り立たないと思います。 そう考えると、親御さんの理解を得ぬままに強制的に始まった「ゆとり教育」は、実施するには早すぎたのかもしれないですね・・・。
- esnobismo
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学歴と将来の収入とが結びつき、かつ収入が人生の第一の目的という考え方が主流のうちは、学校側でどれだけ休みを増やしても、子供たちの学習時間の総量はかわらないと思います。ただそうした発想から抜ける事ができれば、休みの日は本人、あるいは家族が自由に計画して行動することが出来るわけだから、数十年後にはいくらか多様性のある社会になっていると思います。渾沌とした種の在りようは、効率の面から言えば非合理ですが、環境の変化に強いというメリットがあります。
- nozomi500
- ベストアンサー率15% (594/3954)
ヨーロッパでは、まえから5日制ですが、それをわざわざ「ゆとり」なんていいません。「ゆとり」なんてのは、低学力でも責任を追及されないための、ただの口実です。神戸の少年事件は「土曜休業日」におきてませんでしたかね。 積極的賛成意見ではないのですが、反対派に対抗するためには、様々の反対意見に対して「ヨーロッパは5日制でやれている」という切りかえしができること。5日制が悪いのであれば、ドイツ人やフランス人が「これではまずいから土曜日にも勉強させよう」と考えるはずでしょ? 土曜休業で学力低下するのは、非効率的なことをやっているから。(ざんねんながら)
お礼
回答ありがとうございます。 nozomi500さんの言う通りに、今の授業のほとんどが受験社会に打ち勝つためのものでしかないのかもしれませんね。 低学力の心配をなくすには、今の受験社会事態を変化させることが重要なのかもしれないですね・・・。そうしなければ、「ゆとり教育」が成功したとは言えないのかも・・・。
こんなことも考えられる、という方でしたらあります。 ・まず子供の遊ぶ時間が増えたため、おもちゃ業界が活性化する。そしてTVゲームを長時間やるため電気代が増え、視力も下がってしまう。そして欲しいものがたくさんあることに気づき、小遣いだけでは足りずに万引きに走ってしまう。結果、エスカレートして重大な犯罪を犯してしまう。 ・(友達、親など)接する人がいないひとは一人でいる時間が増え、社交性が育たなくなる。 ちょっと極端な例かも知れないけど考えられないことではないと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 sai-masさんが言っていることもあると思います。 「ゆとり教育」を取り入れたのは、不景気を乗り越えようと考えた末の結論なのかもしれません。 ですがそのことにより犯罪が増えるのであれば、この「ゆとり教育」を実施したのは失敗でしたね・・・。
- kawakawa
- ベストアンサー率41% (1452/3497)
メリットですか‥ 学習塾などの教育産業への投資が増えて経済の活性化が起こることが期待できる。 子供の学校外教育に投資できる家庭は,それが出来ない家庭に対して優越感を持つことができるようになる。 大学生のアルバイトとしての家庭教師の口が増えて,小遣いが増える。 教員サイドについては,休暇が増えて家族サービスのための時間ができる。 「ゆとり教育」によって学力が低下することにより,日本の国力が低下し,国際競争力がなくなり,その結果として東南アジアなどでの環境破壊が多少なりとも減少する。 「ゆとり教育」を取り入れない私立学校への応募者が増加し,私学全体のレベルも上がり,経営が楽になる。 土日を遊ぶための金欲しさの犯罪が増える可能性があり,夜間外出などを控える人が増え,エネルギーの節約が期待できる。 といった皮肉な内容しか浮かばないのですが‥ ただ,優秀な有能な指導者(教員)が存在し,きちんと舵取りをすることができ,また,地域社会が一丸となって受け入れるという大きな前提があれば‥ 広い視野を持つ子供を育てることができる。 というメリットが期待できるのかもしれませんネ。 或いは,老人施設や身障者施設,或いは,医療機関でのボランティアなどが義務付けられるのであれば‥ 思いやりを持つ子供を育てることができる。 というメリットが期待できるのかもしれませんネ。 世界的には‥アメリカでは全国一斉学力試験が義務付けられて,小中学校のレベルアップに力が入れられていますネ。 今でも日本の小学校5年生の算数は中国やインドの3年生レベルですから‥先が思いやられます。 世界の先進国で最も勉強時間が短く,最も受験が楽で,最も学歴が軽視されている日本だからこそ,こういった悠長なことを考えつくのでしょうネ。 精神的なゆとりというのは,勉強時間が減少することで生まれるものではないと思います。 悪平等,そして,公立学校の学力低下という時期を経て,受験という競争に向かわなければならない子供達のことを考えると‥ ご質問の意図に沿った回答は思いつきませんでした。 今後,どのような素晴らしい回答が寄せられるかが楽しみです。 以上kawakawaでした
- doteraiyatu
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こんばんは、kakasamaさん! 実は良く考えてみると今の子供は与えられたものしか知らない、俗に言う 創意工夫の無い人間に育っているように思えます。 なぜなら買ったものしか遊び方は知らないし、自由研究の様な宿題をやって 来る子供もいないようですし・・・・。 せっかく週休2日制になっても宿題の内容が教科書の中身だけでは、直ぐに 終わってしまい時間をただ無駄に使っているような世の中ですので、逆に 犯罪は増えていくように思えてしょうがないです。 もうちょっと、大人になっても役に立つような例えばボランティアをやらせる とか?そのためには大人の人たちの協力が必要になってきます。 ゆとり教育とは先生たちの余暇ではありません。もう少し子供の身になって 考えて頂きたい心境です。
- sumiduki
- ベストアンサー率23% (4/17)
どうして,少年犯罪が減ると考えられたのですか?もし,減るとしたら,ゆとり教育によって,少年達が,満ち足りた気分になった時だと思います。しかし,子供達が,土曜の休みは,ゴロゴロしたい,趣味の時間として使いたい。と考えているのとは裏腹に、親の多くは,塾に行かせたい,勉強をさせたい。と考えているので,子供にとってのメリットは少ないと思います。妹も塾に入れられましたし。 私の学校でも,ゆとり教育は、子供をダメにするだけだ。と言って、土曜も登校することになってしまいました。今までは、土日は休みでした。 『ゆとり』とは、何に対するゆとりなのでしょうか。心のゆとりが必要な人は、親にも子にも沢山いると思います。 せっかくの連休を活用しない手はないので、海外の子供と比べて、日本の子供に少ないこと。日の出を見る。親の手伝いをする。山に登る。などの、親子のコミュニケーションを、もっと取れるようになればいいですね。 私は、少年犯罪が起こるのは、子供が親に愛されてる。と思えずに孤独を感じているからだと思います。政府がなぜ今、ゆとりの時間を取ろうとしているか、親がもっと真剣に受け止めて、子供との時間を取れば、少年犯罪も減るかもしれませんね。
こんにちわ。中3の受験生です。 週休2日制になってよかったなあと思うのはなにより、嫌な先生の顔を見ないでいられる時間が1日も増えたことですね!(笑)←って冗談ですよ?(半マジ) ほんとによかったと思うのは自分の勉強に時間をあてられる事です♪私の場合将来の夢が明確にあってそれについての勉強をもっとしたかったのに、学校の宿題やら生徒会活動やらでできなかったのが、2日の休みで宿題やら作業やらをかたづけても時間があまるようになって、そういうことができるようになりました。友達と遊ぶ時間も増えましたし(嬉) 1週間のほとんどの時間を、学校の勉強にしか目が向けれないというのはある意味、かなりヤバイと思います。週休み2日間を通してもっと社会的なことを見を持って体験(勉強)できるのではないでしょうか?
お礼
回答ありがとうございます。 spontaさんの言うように、少年犯罪をなくすには今の「競争社会」事態をなくさない限り減らないのかもしれないですね。 そう考えると、今「週休二日制」を実施したのは早すぎたのかもしれないですね。 実施するだけして、後は地域の人々や学校にまかせっきりの今の現状では・・・。