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白内障術後の抗菌薬に全例ルーチーンでフルマリンを投与するのは妥当ですか?
医療従事者です。私の病院の眼科の先生はその方の基礎疾患などは考慮せず、白内障の術後に全例、フルマリンを点滴していますが、耐性菌、院内感染のことを考えると妥当ではないように思います(フルマリンという抗菌薬の選択も緑膿菌や腸球菌に無効のため妥当ではないと思いますが・・・)。術前に点眼や眼軟膏の抗菌薬をしっかり用い、術後、急性術後眼内炎が起こっていないかを観察し、起こったと考えられれば、その時点で有効な抗菌薬を用いるのが筋ではないかと考えていますがいかがでしょうか? 眼科専門医の方の御意見をお待ちしております。
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- tarepanda009
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- tarepanda009
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お礼
御返事ありがとうございました。フルマリンの投与は片眼に対して術後3日間行うようです。両眼を続けて行う場合は1週間以上、フルマリンを投与している場合があります。 先日、フルマリンを術後に1週間以上投与している眼科医師の受け持ち患者が、術直後にはみられていませんでしたが、1週間フルマリンを入れた時点で発熱しました。フルマリンによる薬剤性肺炎であったようです(MRSAなどは大丈夫でした)。幸いにしてステロイドにて改善しましたが、この眼科医師は発熱時にどう対応したらいいかわからず、「発熱なので内科転科」とされていました。担当医は抗菌薬投与という医療行為を行う以上、それに付随する合併症などにも責任を持つべきであり、かつフルマリン自体、投与する意味があったのかと疑問を感じた次第です。