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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:白内障手術後の登山)

白内障手術後の登山に関する注意点と注意すべき点

このQ&Aのポイント
  • 白内障手術後の登山には注意が必要です。手術後の眼内炎等の合併症がなく順調に回復している場合は、近場の低山の山歩きが可能です。ただし、遠方視用のサングラスを着用する必要があります。
  • 八ヶ岳連峰や北アルプス穂高連峰の縦走などの積雪期の登山には特に注意が必要です。術後の経過日数が1ヶ月以上経っている場合は問題ないと思われますが、雪盲対策のためにスキー用のゴーグルや雪山用のサングラスを携行する必要があります。また、汗や雑菌が眼に入る可能性があるため、市販の抗菌目薬を持参することをおすすめします。
  • 手術後の外来診察で医師に相談することができますが、医師の忙しさから十分なアドバイスを受けられない可能性があります。家族の反対がある場合は、慎重に判断し、体調やリスクを考慮した上で登山を行うようにしてください。

質問者が選んだベストアンサー

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  • hiropon626
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回答No.2

あぁ!お久しぶりですね。 経過が良かったようで何よりです。裂孔のレーザーもされたのでしょうか?ちょうどこのサイトでの質問回答を始めて間もないころの相談であったので良く覚えています。確か三○記念病院の話もしましたよね。 例の病院は更なる情報を某教授から聞いたのですが、手術時間が4分以上かかってしまった患者さんは別室に連れて行かれて、別の人が手術するらしいです。拉致ですね。責任放置もはなはだしい病院です。 北里でよかったと思います。まぁ、雑談はこれくらいにしてお答えしましょう。 1、通常、低い山の散歩程度の登山なら10日から2週間ぐらいで問題ないと思います。そのくらいたっていれば、遅発性眼内炎の発症時期も越えてきますので。糖尿がありますので通常よりは免疫機能が低下している可能性を考慮して、できれば術後2週間以降が望ましいと考えます。 山の場合は、土ぼこりもありますし、草や葉っぱが眼に入る恐れもなくはありません。はやる気持ちを抑えて頂き、少し我慢して頂いた方が安全です。 2、単純性網膜症(SDR)の初期の場合は血糖コントロールによって改善の見込みはありますが、綿花状白斑(CWS)が出てきているならば前増殖糖尿病網膜症(PPDR)である可能性は高く、血糖改善のみでは改善はしないかもしれません。(可能性は0ではありませんが) また、一見単純性に見えても、造影剤で検査(FAG)を取ってみると細小血管の閉塞や新生血管が見つかり、実は増殖でした。なんてこともあります。(慣れてくると網膜の色調や血管走行などで閉塞部位は結構わかりますが、かなり経験が必要ですし、新生血管は大病院でも見逃されてることはたまにあります。) いずれにせよFAG待ちということになります。糖尿病網膜症は細小血管閉塞を母体とした網膜虚血及び、それらに対する生体反応による進行形態をとります。一度詰まった血管は通常は元には戻らないので、血糖を正常化しても原則進行します。もちろん血糖がよければ進行はきわめて緩徐になることはありますし、悪ければ急速に悪化していったりします。前増殖期異常であることが判明すれば、レーザー治療を受けてください。適切な時期にレーザーをしておけば、十分押さえ込むことができます。糖尿病網膜症は相当悪くならないと全くといってよいほど自覚症状がありません。レーザーは少し痛みのある治療ですが、視力が落ちてからのレーザーは視力予後があまりよくありません。 A1cが7.5なので、できれば6.5ぐらいまで下げることも進行を緩やかにする上で大変重要です。

solotrekker
質問者

お礼

hiropon626先生、毎度ありがとうございました。 この質問はいったん締め切ります。父親は今日まで順調です。 眼になんの違和感もなく、心配した細菌感染もありません。 ただ檻に閉じ込められた虎のようで、家の中を落ち着き無く うろついてます。 またなにかありましたら、よろしくお願いいたします。

solotrekker
質問者

補足

hiropon626さん、こんばんは!! さっそくのアドバイスありがとうございます。 >裂孔のレーザーもされたのでしょうか? まだです。裂孔は微妙な状態のようで、とりあえず白内障の手術には支障なかったようで、まだ治療方針は定まらないようです。 >確か三○記念病院の話もしましたよね。 そうです。他の回答者のかたがこの病院すすめていたんですよね。 >遅発性眼内炎の発症時期も越えてきますので。糖尿がありますので通常よりは免疫機能が低下している可能性を考慮して、できれば術後2週間以降が望ましいと考えます。 了解しました。父親を自重させます。 >綿花状白斑(CWS)が出てきているならば前増殖糖尿病網膜症(PPDR)である可能性は高く、血糖改善のみでは改善はしないかもしれません。(可能性は0ではありませんが) 白斑が硬性か軟性(綿花状)かは確認していません。今度きいてみるとのことです。いずれにしろ前増殖段階になると血糖コントロールによって改善まで期待するのはきびしいようですね。もちろん進行を抑制するのに血糖コントロールが重要なことはよく認識しております。 >また、一見単純性に見えても、造影剤で検査(FAG)を取ってみると細小血管の閉塞や新生血管が見つかり、実は増殖でした。なんてこともあります。(慣れてくると網膜の色調や血管走行などで閉塞部位は結構わかりますが、かなり経験が必要ですし、新生血管は大病院でも見逃されてることはたまにあります。) このへんの識見は経験豊富な先生の真骨頂ですね!!大変参考になります。 >一度詰まった血管は通常は元には戻らないので、血糖を正常化しても原則進行します。もちろん血糖がよければ進行はきわめて緩徐になることはありますし、悪ければ急速に悪化していったりします。 ここがポイントですね。改善というよりもいかにして悪化を食い止めるのかということに主眼をおきべきですね。 >前増殖期異常であることが判明すれば、レーザー治療を受けてください。適切な時期にレーザーをしておけば、十分押さえ込むことができます。 よくわかりました。父親にレーザー治療をしっかりと覚悟させます。そしてもし幸いにしてまだ前増殖期段階までに至ってなかったとしても、これ以上の進行を抑制するために、今後も厳格な血糖コントロールを行わせたいと思います。 >糖尿病網膜症は相当悪くならないと全くといってよいほど自覚症状がありません。 ほんとにそうですね。今回も父親は白内障を発症しなければ当然眼科専門医の診察・検査を受けることもなかったでしょうし、網膜症の自覚症状あらわれるころには、失明の危機に直面していたかも。現在は父親も網膜症のほうが重大な病気であることをよく認識しており、白内障を発症したことは神様からの最後の警告だったなどと言っております。 >視力が落ちてからのレーザーは視力予後があまりよくありません。 了解しました。担当医がFAGの結果レーザーが必要だと診断したら従うようにさせます。 >A1cが7.5なので、できれば6.5ぐらいまで下げることも進行を緩やかにする上で大変重要です。 とりあえず父親が自分でできることはまさにこの点ですね。さすがに今回は父親も血糖コントロールの重要性をよく認識しております。 hiropon626先生、今回も大変参考になるご意見ありがとうございました。この質問はあと1週間オープンにしておきますので、またなにかお気づきの点あったらアドバイスお願いします。

その他の回答 (1)

  • hiropon626
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回答No.1

1、術後1ヶ月ぐらいから山登りは可能です。  注意点は念のため点眼薬をもって行くこと(眼に何か入ったりすることもあるので)と眼を圧迫しないようにすることぐらいです。 2、点眼薬は手術をしていただいた眼科でもらってください。

solotrekker
質問者

補足

おお、hiropon626様!!! おひさしぶりです!!! その節はほんとにいろいろとお世話になりました。 あらためてお礼申し上げます。 お蔭様で父親の手術成功して、結果良好のようです。 病院選択も正しかったようで、北里の手術設備・ 担当医の識見・術者の技術・手術前後(2泊3日の入院)の 看護体制など(素人考えですけど)申し分無かったとのことです。 両眼同時手術の正味所要時間は10分程度で、術者の スキルはトップクラスなのではと、感心しておりました。 また、手術室の様子がSF映画の宇宙船の中のようだったと しきりに感嘆しておりました。 それから、術後翌日の視力検査で両眼とも1.2の視力が 出ることがわかりました。 父親は白内障を手術して症状改善しても、長年の不摂生が たたって、網膜症などの影響で視神経が悪化していて、 視力はあまり得られないのではと危惧しておりましたが、 杞憂だったようです。 そんなわけで、父親は遠方視眼鏡をかけて、白銀の八ヶ岳や 穂高を見てみたいと言い出したわけです。 入院前は刑場に曳かれていく羊のようにしょげていた父親が 突然意気軒昂とした山男に変貌する様は喜ばしいというよりも 滑稽でさえありました。 さて、お許し願えれば、先生にまた質問したいのですが、 1.「術後1ヶ月ぐらいから山登りは可能」とのこと ですけど、来週からの近場の低山歩きはどうでしょうか? まだ時期尚早でしょうか? 2.以前ご説明いたしました、糖尿病網膜症のことですけど、 担当医の話では、すこし落ち着いてからまた造影剤検査等 行って、治療方針を決めたいとのことですが、現状は 右眼が単純網膜症で、左眼は前増殖性網膜症と単純網膜症の 中間くらいで、白斑も見えるとのことです。 そして、右眼は今後厳格に血糖コントロールを行えば、 網膜症改善の可能性高いが、左眼は仮に今後血糖 コントロールうまくいっても、そのまま網膜症が進行して レーザ手術が必要になるかもしれないが、まだ血糖 コントロールによって改善する可能性も否定しきれない、 つまり個人差があるとのことです。 それで、先生にお聞きしたいのは、糖尿病網膜症発症後の 血糖コントロールによって、網膜症がまだ改善できる分岐点 は網膜症進行段階のどの段階でしょうか?前増殖性網膜症 段階まで進行すると、もう手遅れでしょうか? ちなみに手術直前の父親のヘモグロビンは7.5です。 一概には言えないことは承知しておりますが、先生の ご高見をおうかがいしたいと思いますので、よろしく お願いいたします。