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マスコミが使う天の声っておかしくないですか?
上層部からの不正な指示は天の声ではなく、地獄とか魔界の声と表現すべきではないでしょうか。歴史的にこの言葉が使われているのでしょうか?それともマスコミの造語ですか? これらが発覚するのは、勇気ある内部告発、政敵からの垂れ込みなどでしょうか? 地獄の声を聞いて、手続きをした担当者は罪にはならないのでしょうか。末端公務員とは言え、「指示されたのでやった」だけでは済まないし、公務員であるからには、罪は軽くても共犯だと思うのですが。
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>上層部からの不正な指示は天の声ではなく・・・ 県(県庁他県立の組織)という行政というか枠組の中では県知事というのはトップ、つまり「天」に当るわけです。何もお天道様の天ではありません。あくまで県立の組織の中での話です。マスコミも当然この慣用に従って使っています。 >これらが発覚するのは・・・ だいたいこういう場合内部告発がきっかけとなります。 今回の場合談合が絡んでいますが、私が思うに(ちなみに私は談合をして仕事を受注する建設業界に勤めていました)これは談合に絡んだ業者の中の一社の告発だと思います。何でも報道によると、仕事を受注した東京のヤマト設計は現場のことを何も知らないのに知事の権力、つまり「天」の声を盾に強引に仕事を受注したとのことですので、仕事量の極端に減っている現在において、業界の慣例を無視したヤマトに対し、談合で受注するはずだった業者が腹を立てて告発に踏み切ったのだと思います。 地獄の声を聞いて・・・ いえ、現に出納長や部長級の幹部など、知事の息のかかった県幹部が逮捕されています。当然官製談合に関わった罪があるとして立件されています。
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- mojitto
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『天の声』で正解です。 「天」とは「お上」と同義で言っているからです。 よって『神聖な声』という意味でなく、『お上の声』という解釈です。 つまり『sizenha氏の声』『mojittoの声』と同じということです。 正確に言うのなら、声がどんな声か形容語を加えて『天からの醜声』などがいいでしょうね。 -話はそれますが…- >末端公務員とは言え… というのはかなり難しいと思いますよ。 >公務員であるからには… と言いますが、彼らにも彼らの生活があり、民間企業のそれと変わらないです。告発できる勇気がある人間などそうはいません。 勇気を振り絞ることで不正を正すことはできても、告発者の人生にどんな不利益がかかるかわかりません。その不利益に対して誰も補償してくれません。ですから告発者は賞賛に値します。 末端公務員が手続きをしたことに関して不問にしろとは言いませんが、安易に罪に問うこともどうかと思います。 彼らにしてみれば不正によって利益を得る人間ではありませんので、考えようによっては被害者とも取れます。(上司が不正さえしなければ自分たちはそんな理不尽な仕事をせずに済んだ) もちろん天の声を発した人物、応じた責任者は厳しく追及されることを望みます。
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なるほど・・・・すごくわかりますよ。 現実的、冷静なご意見ですね。 県知事会で内部告発制度を発足させるらしいですが、機能しないでしょうね。 「いつか俺も・・・」ということで黙っているのではなく、「俺が偉くなったらこんなことしないぞ」と思って欲しいものです。 やはり教育とか文化として個人の良識を育てることが一番でしょうね。 罪をうんと重くするしかないのでしょうか? 「昔から・・・皆・・・やってた」から罪の意識がなくなるのが怖いです。 どこかの県庁で、お金燃やしたってのがありましたが、燃やしたことにして絶対、懐に入れてると皆が思っていますよ。 ごまかした金、見つかったからといって返せば済むものでもないと思うのですが、公務員ってなかなか首にはならないんですね。 税調会長さん、ケチですねー。色々あっても仕事してくれりゃいいけど自分の金でやってほしいね。法務大臣が、「私は役人上がりなんで一般人の気持ちはわからん・・・アハハハ」って、あれは弁護してたんですかねー。 あーこいつも首になるなーって思いましたがマスコミ各社も、こんなのいちいち取り合ってられないほどなんでしょうね。 有難うございました。
- alpha123
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天の声に逆らえなかった官僚(公務員)ってのは本当はうそです。自分からすすんで片棒かついたんです。でもそういうと罪重くなるからああいう言い方するんです。 裏金ばれた件はいくつもありますが(県警本部にもあるくらい)連中は悪いと思うから隠し、前回ばれてもうするなといわれても続けていた。 議員や住民(有権者)にチェック能力がなかった。 疑わしきは罰せずの原則から有罪にはならないでしょう。証拠残さないように振舞ってきたわけです。
お礼
やはりそうですかー。 公務員は市民、国民の税金で公僕として養ってもらってるんですよね。 以前、市役所の出張所長(昔の村単位で設置)をやってたアホが 「昔で言えば、俺は村長だ」と・・・・・ 「全然違うだろーが!」話になりません。 古い体質、無教育、責任逃れ、利権の確保・・・・ 美しい日本の醜い公務員、救いがたい状況ですね。 役人の汚職は古代社会からあったみたいで、人間の性ですね。 損得勘定は人類の原脳であり、それが社会を発展させてきたのでしょうが、なぜ市民、国民が給料を払ってくれるのか全く忘れていますね。 「公務員をみたら泥棒と思え」みたいなものですね。 ありがとうございました。
- popesyu
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今回の談合の件に対して言ってるのであれば、これは使っているのは本人らなので。それをマスコミがそのまま引用しているだけです。 語源は仏教的な価値観からのもので、造語というほどのものでもなく、様々な場で使われています。意味合い的にはそのまんま神様仏様の言葉というような解釈になりますが、民の声こそ天の声だと言うひともいますし(朝日新聞のコラム「天声人語」はそういう意味でしょう)、単にお上の言葉という意味合いで使われることも多々あります。 まぁ今回の件で追求を受けた人らにしてみれば、絶対権力者からの記録や文書に残る明確な命令ではない雰囲気を伝える言葉があった以上、それに逆らえるわけないじゃん(俺らはその構造に従っただけ)というだけのことを言いたいのでしょう。その権力者に絶対的な権力を付加して後押ししていたのはほかならぬ県民なわけですしねぇ。そういう意味ではあれはお上の言葉ではなく民の声でもあったというわけで。
お礼
公務員が言い訳や保身のために使っている「天の声」をマスコミが流用しているのであれば、マスコミもなにも考えてないですね。 せめて朝日くらいから、うまい表現を期待したいですね。 さからえる訳ないじゃんというその体質こそ「天の声」を出させる源と思います。リベートを受け取っているなら、それなりの罰を受けるべきでしょう。 天の声は選挙で選んだ人の声だから、民の声とも言えますね。なるほどそうですね。 有難うございました。
お礼
知人で談合で捕まった人がいます。 「談合は良し悪しではなく、日本の受発注システムなんだ」と言います。つまり懲りてないんです。 本気で毎回、競争入札したら、業界は潰れるとも・・・・ 今回は談合というより、不正な指名発注ですが、これらをチェックしたり、公平なシステム、過当競争の防止など、いいシステムというのは、未だ、人類は考え付いていないってことなんですねー。 ルール作って徹底させるために法人つくると、またそこでずるいことするし、いたちごっこですね。 公務員の内部告発より同業者の告発なんですねー。 末端の新入職員でも一年もすれば、「なんか変だ」くらいはわかるんでしょうが、絶対言わないんでしょうね。自分もその輪に入って利益を享受できる立場になれるように、頑張るんでしょうね。 ほんとうはそこが、一番問題だと思いますけどね。 ありがとうございました。