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「彼は私より背が高くない。」を英語で
タイトルにある、「彼は私より背が高くない。」というのは英語では “He is not as tall as I.”と同等比較の否定で表すと中学校では習いますが、劣等比較級を用いた“He is less tall than I”とは意味的な違いはあるでしょうか?
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もっと明確な例を。 Her skin is not as white as snow. この文は劣等比較にはできないような気がします。 この文はフランス語だと “Sa peau n'est pas blanche comme la neige.”というように、比較の構文ではなくなります。ですから、日本語だと「彼女に肌は雪みたいには白くない。」という意味になります。要するに、天秤で測るような比較ではなくて、あるものを基準としていて 比較のニュアンスも弱まっているような気がします。ですから、劣等比較はそれこそ比較を明確に表して言えると思います。それで“Her skin is not whiter than snow.”というのも少し可笑しいし、“Her skin is darker(blacker) than snow.”に至ってはもはや笑えないほど滑稽です。 それと 逆に必ず劣等比較でなければならないのは次のような場合は特にです。説明は要らないと思います。 I has become less nervous than before.
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中学では優等比較と同等比較については詳しく学びますが、劣等比較については高校でさらっとしか習わない場合が多いですね。確かに劣等比較は英語ではあまり使われないかもしれませんが、滅多に使われないほど珍しくもありません。しかし、学校の英語では訳しにくさもあってか、余計に回避されますね。そうですね、ニュアンスを出すとすれば 「~より“は” ~ない。」という感じでしょうか。そうすると、“He is less tall than I”というのは「彼は私よりは背が高くない。」ということです。確かに“He is not as tall as I.”と結果的には同じなんですが、劣等比較だと 彼も満更背が低いわけではないが、私よりも身長では劣ることを表します。一方、同等比較の否定は、身長の高さが同じでないということに重点が置かれるような気がします。 そして、ご質問のタイトルの文ですが、これは素直に“He is not taller than I.”とするのが普通ですね。または tallの反意語を用いて “He is shorter than I.”とすればいいでしょう。 それでは文を変えて劣等比較と同等比較の否定を比べてみてみましょう。 (1)My house is less comfortable than yours. (2)My house is not as comfortable than yours. (1)の方が明らかに快適さが劣ることを強調しています。(2)は“私の家はあなたの家のようには快適ではない。”というように“同レベルには到達しない”という意味合いが強いですね。 それでは別の例です。 (1)It is less wet in May than in June. (2)It is not as wet in May as in June. (1)は5月の方が降水量が少ないことを明確にしています。(2)は5月も雨が降るけど、6月みたいではないということを表しています。文法上では“It is not dryer in May than in June.”という文も可能ですが、そうすると、全体的な気候的にそもそも雨があまり降らない印象を与えます。
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回答ありがとうございます。 >中学では優等比較と同等比較については詳しく学びますが 大学でフランス語を習った時は、優等比較も劣等比較もほぼ同時にセットで覚えた記憶があります。確かに英語の方が劣等比較の使用頻度は低いような気もしますが。
- trgovec
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He is not as tall as I. 彼は私ほど背が高くない。 「~ほど…ない」の訳し方はかなりうるさく言われます。 前の as は「同じくらい」後ろの as は比較対象を表します。よって not as は「同じくらいではない」となり、not as tall で「同じ身長ではない」となります。ただし、同じでないといっても、as ではさまれた形容詞や副詞の「程度を超える」(身長が高い低いではありません)ように解釈することはなく、現実には彼の方が背が低いことになります。(not as short だったら「同じ小ささではない」→「彼の方が背が高い」となります。) not as ~ as は「(のっぽであれちびであれ)程度が及ばない」と言えるでしょう。 less tall は文字通り「より少なく(less)背が高い(tall)」なので、身長の足らなさを積極的に表すと言えるでしょう。(less short なら「ちびさ加減が足りない」→「より背が高い」。) ただしこれは他の方の言われるように技巧的で回りくどいので積極的には用いられません。
お礼
回答ありがとうございます。 >「~ほど…ない」の訳し方はかなりうるさく言われます。 学校では訳し方にうるさいですからね。でも、英語を日本語の論理で理解しようとするところに限界があると思いますが。
- toff-toff
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No.1さんもおっしゃっているように後者の言い方はあまりしません。 “He is not as tall as I.”の日本語訳は「彼は私ほど背が高くない」なので、実際には彼は私よりも背が低いということです。 あと、 “He is not as tall as I.”ではなく“He is not as tall as I am.” もしくは “He is not as tall as me.”です。 He is not taller than me はどうですか? 「彼は私より背が高くない。」ということは彼は私より背が低いかもしれないし、同じくらいかもしれませんよね。 ただ単に私よりも背が高くはないというなら not taller than me (または taller than I am) だと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 than Iかthan meについては、ここでは問題にしないとことにします。
- JJsoft
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He is not as tall as I. 彼は私ほど背が高くない。 He is less tall than I. 彼は私より背が高くない。 という違いになるのでは? 意味的にはほぼ同じですが、後者の言い方はあまり使われません。
お礼
回答ありがとうございます。
お礼
再度回答ありがとうございます。 何となく分かってきました。要するに、#3さんも仰るように 英語ではあまり積極的に劣等比較級は使わないが、形容詞や副詞の反意語がない、もしくは使うと意味的に変になるが、否定文にも出来ない場合に 劣等比較の出番というわけですね。 >I has become less nervous than before. hasはhaveの間違いですよね。