ロシアの暗殺・毒殺

質問

イギリスでスパイが毒殺されたと話題になってますが、最近のロシアでは暗殺、毒殺がやたら増えてるような気がします。
ロシア政権内部で何が起こってるでしょうか？プーチンが直々に暗殺指令を出してるのか、一部の諜報機関が暴走してるのか、どうなってるんでしょうか。事情に詳しい人の解説をお願いします。
（なお、毒殺・暗殺の道徳的是非を問うているわけではありません。スパイに暗殺は付きものですし・・・）

回答No.2

sudacyu · ベストアンサー

ロシア経済は、石油の高騰で潤っており、ロシアの会社は高度成長・高利益を上げるようになりました。

　これらの会社は、ソ連崩壊後に設立されたり、売却された元国営企業を安く買い取ったりしたものなのですが、ここで疑問があります。

　社会主義国であったソ連に、会社設立の資金を持っていたり、会社を買い取ったりすることの出来る資本を持っていた個人が、建前上は存在するはずがないのです。

　これら、ロシア企業のオーナーである富豪はどうやって誕生したのでしょうか？
　かなりの数の人々は、個人の小額の資金を出し合ったりして、その後の社会の変化の波に乗って、成功した人々です。

　しかし戦後の日本で、戦時中に日本軍の対中国裏工作の元締めであった「児玉誉士夫」が、本来国有財産であるはずの工作に使っていた物資（裏工作のためのものなので、日本の帳簿には載っていない）を処分し、その資金を持って帰国、戦後の経済のドサクサのなかで、その資金を元手に大物にのし上がったといわれるような事態も起こっています。

　ソ連が崩壊し、ロシアに変わったときに各国営企業・組織が保有していた裏資金が（日本でも、官庁の裏資金があるように、長期の社会主義政権のもとで、それぞれの組織は自己防衛のために、日本のような小額ではない相当額の裏資金をプールしていたようです。）、それを管理していた人の個人財産となってしまい、これを元手に富豪となった人も多くいるようです。
　特に、プーチン大統領がソ連時代に長官をしていたＫＧＢは、秘密資金の宝庫といってもよく、ＫＧＢ出身でプーチン支持の富豪も多くいます。
　彼らは、自分たちが成功するきっかけとなった、元手の出所を明らかにしようとするマスコミを、押さえようとしています。

　今回暗殺された元スパイが、イギリスで生活できたのも、イギリスに亡命した富豪（彼も、組織の裏資金を元手にロシアで成功しましたが、反プーチンだったために、ロシア国内にあった財産を没収されてイギリスに亡命したそうです。）が、バックについていました。

　ですから、プーチン大統領が直に指示を出しているというより、支持基盤である元秘密組織ＯＢの富豪と現役の秘密組織員との癒着に対し、手をつけることが出来ないというのが、真相のように思います。

お礼

回答ありがとうございます
非常に丁寧な解説でよくわかりました。

回答No.3

tojyo

というか今も昔も暗殺・毒殺の数はそれほど変わっていないと思いますよ。
西側の国は国民に非人道的な行いが知られるのが嫌で公表していないだけだし、東側の国はもともと公表する考えがないだけですし。

ここからは私見ですが・・・。
今回の事件は、プーチンさんの意を受けて行われたものだとは思えません。あまりにもお粗末です。FSB長官だったプーチンさんが承認するような手段ではないです。放射性物質を移動させれば痕跡がわかることを知らないはずがありません。

さらにいえばリトビネンコ氏は「スパイ」ではなく「亡命者」なのでは？

お礼

回答ありがとうございます。
今回の事件はお粗末ですよね。

回答No.1

alpha123

ダイアナさんの死の原因やケネディ暗殺と同じです。

政府発表とマスコミの報道は違います（＾＾）。お金儲けしようとする人が騒ぐのと事実は関係ないでしょう。
そもそも証拠残せば（あれば）犯罪です。話しはどうとでも作れますって。

南京大虐殺は写真が残っていないから？　あれはなかったんです（＾＾）
朝鮮人強制連行も日本軍が資料燃やしたので証拠ないからあれはなかったんです（＾＾）

お礼

回答ありがとうございます（＾＾）