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スピーカユニット

今では、いろいろなスピーカがありますが、許容入力電力がそれぞれ、違いますね。 そこで、アンプがLRそれぞれが50W、合計100Wです。 そこに、許容入力電力がそれぞれ20Wのスピーカをつなぐと、やはり、良くないでしょうか? やっぱり、それぞれの入力が50W超えている、余裕のあるスピーカの方がいいのでしょうか? また、私の勝手な想像かもしれませんが、同じ音量でもアンプの出力電力が大きい方が、スピーカのコーンの揺れは大きいでしょうか? あと、ついでにアンプの出力電力が大きいと、どのような利点があり、欠点があるのでしょうか? 教えてください。

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  • cqw32653
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回答No.4

一般的な易しい回答という事でしたら、下の方々の回答で十分と思いますので、私は少し切り口を変えて回答させて頂きます。少し難しいかもしれない話も含みますので、参考程度に読んでください。 表題に「ユニット」と書いてあるので、システムとユニットについて分けて説明します。 >今では、いろいろなスピーカがありますが、許容入力電力がそれぞれ、違いますね。 そうですね、でもその許容入力電力というのはメーカー、あるいはドライバーベンダーによって規定がまちまちなので、【ほぼ意味の無い数値】と受け取っても、あながち間違いではありません。 一般に、定格入力と最大入力は「壊れてしまう電力」と受け取られているケースが多いのですが決してそうではありません。ダイナミック型スピーカーは許容振幅幅 Xmaxというものを持っており、これを越えると極端に歪みが増えるとともに電磁制動が効かなくなって故障の原因を生みやすくなります。したがって、常識的な使用の範囲内でXmaxを越えない電力を定格としているスピーカーが多いです。また、5Hzといった通常の音楽には含まれないような信号では、定格や最大よりもはるかに低い入力でボトミング(底打ち)してしまうスピーカーも多数存在します。だから本当に「参考程度」の数値でしかありません。 スピーカー”システム”の場合は箱の設計が既に決定していますので、ある周波数で一定電力を加えたときの振幅変位(Displacement)は決まっています。だから許容入力も決めやすいのですが、”ドライバー”(スピーカーユニット)の場合はそうは行きません。どんな使い方をされるか分からないからです。例えば、箱の容量を大きくすれば変位量は増えてがっくりと許容入力は低下しますし、バスレフにすればローエンドの許容入力はさらに低下します。 また、トゥイーターの場合はさらに深刻、許容入力が100Wと書いてあってもネットワークレスで使えば1Wでさえ壊れます。-24dB/octでクロス周波数とともに許容入力が規定してあるトゥイーターを、素人がDisplacementや歪み率も考慮せずにゆるいフィルターで推奨周波数よりずっと低い周波数で切ったとすれば、それは許容入力よりもずっと下の電力で故障します。 このように、許容電力というのは使い方しだいでいくらでも変わるのであり、どうすると大電力に弱くなってしまうのかを考慮して設計する必要があります。これが「スピーカーシステム」と「ドライバー」を使ってスピーカー設計する場合の違いです。 >そこで、アンプがLRそれぞれが50W、合計100Wです。 >そこに、許容入力電力がそれぞれ20Wのスピーカをつなぐと、やはり >良くないでしょうか? というわけで、”ドライバー”を使うならばそれ以前に心配しなければいけない要素が沢山あるわけですね。 市販の完成スピーカーを使うぶんにはそんな事を心配しながら使用する必要は全くありませんが、ドライバーは素人が誤った使い方をしてスピーカーの設計をすると、許容入力100Wと書いて有っても5Wで壊れることがあります。 >やっぱり、それぞれの入力が50W超えている、余裕のあるスピーカの >方がいいのでしょうか? アンプの電力が大きい方が、歪み率の低い部分で駆動することになりますのでスピーカーに優しいと言えます。高い歪みで駆動すると許容入力に達していなくともスピーカー、特にトゥイーターは壊れやすくなります。 >また、私の勝手な想像かもしれませんが、同じ音量でもアンプの出力 >電力が大きい方が、スピーカのコーンの揺れは大きいでしょうか? いいえ、同じスピーカーであれば、投入電力(電流)一定で変位も一定です。 ただし、双方のアンプのf特がどちらもフラットであるという前提条件つき。 >あと、ついでにアンプの出力電力が大きいと、どのような利点があり >欠点があるのでしょうか? 乱暴に説明するとハイパワーアンプの利点は、音量を上げなければ低歪みな部分で駆動している事になるという点。電源や出力段が概して強力になるので力強い低域が得やすい点。 弱点は、終段が大電力/多数パラレルになるためCobもパラレルになり、ストレーも増え、終段設計が難しく位相余裕が不足しがちで、どうしてもスリューレートを犠牲にし、狭帯域のアンプになってしまう、という点です。 電圧増幅段の電源電圧が高くなるので、どうしても多段のカスケード等で回路が複雑になるのも、不利といえば不利な点でしょうね。

その他の回答 (5)

回答No.6

アンプにはダンピング・ファクターと言うものが存在し例えば同じ10Wのアンプでもコーン紙を制御する能力が変わってきます。 したがってアンプによって同じ音量でも出てくる音質は違いが出ます。 http://www.gem.hi-ho.ne.jp/katsu-san/audio/damping.htm http://www.dynavector.co.jp/lecture/hicurrent.html http://tenjin.coara.or.jp/~tomoyaz/higa0004.html

参考URL:
http://www.gem.hi-ho.ne.jp/katsu-san/audio/damping.htm
回答No.5

ほとんどの方がとても分かり易く回答されてますのでちょっと私の意見を付け加えさせていただきます。 アナログアンプには高出力を狙ったB級アンプと高音質を狙ったA級アンプが有ります。 同じ電源規模のアンプでもB級アンプが100Wに対しA級アンプは10Wぐらいしか出力されません。AB級はB級の仲間です。 通常大きな音で音楽を楽しんでいても大体数ワット程度です。 基本的に大出力のアンプで小さな音は音質的に不利です。 最近はD級アンプ(デジタル的な発想)のアンプも出てきて優れたものもあります。 以上の点からライブハウスみたいな音量で使用しない限りワット数にこだわりは、必要ないと思います。 量より質を選んでください。

  • tatsu01
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回答No.3

スピーカーの許容入力というのは、一般的にはその電圧以上の入力を入れたら壊れる、という値です。 2種類の値が出ている場合、大きい方が瞬間的でもこれ以上は壊れるという値、 小さい方が連続で入力していい値、です その中間は、壊れないけど歪が増えるよ、という値です。 まあ、10Wも出せば近所迷惑なくらいの音量が出るので、不用意にボリウムを上げなければ スピーカーを壊す事は、一般家庭での使用ではまずありません。 ご質問の >同じ音量でもアンプの出力電力が大きい方がスピーカのコーンの揺れは大きいでしょうか? スピーカーが同じなら50Wのアンプで10Wで鳴らすのと100Wのアンプで10Wで鳴らすのは 同じ揺れ(同じ音量)です。(どちらの音が良いか?は別問題) スピーカーには、「能率」というスペックがあり、この値が大きいほど 小さなアンプでも大きな音が出ます。 利点と欠点ですが、アンプは電源がキモなので高出力アンプの方が 一般的には良いとされています。 欠点は、先に上げたように、ボリウムの加減でスピーカーを壊す可能性があるくらいでしょうか。 アンプの性能は最大出力付近が最も良いので、性能を生かしきれない という考え方もあります。

回答No.2

接続に関しては、問題ありません。 アンプの出力の表示というのは、「その電流までなら流しても壊れません」という意味です。常に、その表示に近い出力が出つづけているわけではありません。 スピーカーは、ものにもよりますが、10Wも電力を消費していれば一般家庭では大きすぎるほどの音量が得られます。連続入力が20Wもあれば、十分であるといえます。(一瞬の大電流に耐えられる上限値を示すのは、最大許容入力ないし瞬間許容入力などといいます。) >>同じ音量でもアンプの出力電力が大きい方が、スピーカのコーンの揺れは大きい そんなことはありません。音量が同じということは、スピーカーが同じだけの音響エネルギーを放出しているということです。スピーカーの仕事量が同じですから、スピーカーが消費している電力は同じであり、したがってこのときのアンプの出力電力も同等です。 スピーカーのコーンの振幅が大きくなるということは、仕事量が増えることを意味しますから、音量も変わります。 >>アンプの出力電力が大きいと、どのような利点があり、欠点があるのでしょうか? オーディオアンプというのは、コンセントからとった電力を、CDプレーヤー等から出力された微弱な音声信号の形に成型し、スピーカーへ送り出す装置です。したがって、電源部分に余裕があればそれだけ音声信号に対する追随性が上がり、より的確にスピーカーを駆動できるようになる可能性があります。 電源部分に余裕があるアンプは、一般的に最大出力の大きなアンプです。大出力を得るためには、電源の規模も大きくしなければならないからです。 したがって、出力の大きなアンプの方が、同じ音量で使うとしても、音質が良い可能性があります。ただし、あくまでも可能性があるだけで、大出力アンプ=高音質という意味ではありません。小出力のアンプでも、大型アンプ並の電源を持っていれば、非常に良い結果が得られることがあります。 定格出力50Wのアンプに、定格入力20Wのスピーカーなら、常識的な組み合わせといえるでしょう。むしろ、アンプが可能な出力電流量を超えると極端に歪み、これがスピーカーを傷める可能性が高いため、アンプの出力が大きい方が安心ともいえます。

noname#150436
noname#150436
回答No.1

アンプの性能を最大限に生かせなくなるでしょうね スピーカーの性能に合わせて出力されるようになる アンプの出力とスピーカーの出力は違います。 スピーカーの振動はスピーカーの出力によって起こります。 アンプの性能高いと利点としては高出力で音を出せます。 もちろんスピーカーもそれを受けるだけの性能がないとダメなので 基本的にアンプとスピーカーはセットの物が好ましいです。 素人が変に組み合わせると壊れる事もあります。

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