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パッシブスピーカー用適性アンプに関する質問
お世話になります。初めてJBLのパッシブスピーカー(1990年頃の中古品)を購入したのですが、アンプの適正出力がいまいちわからず質問をさせて頂きます。スピーカーは、許容入力60w(RMS)、6Ωのスピーカーで、自宅でレコードを聞く目的です。スピーカーへのダメージを考えた場合、許容入力(60w)以下のアンプで探すべきでしょうか?それとも100wのアンプなどでも音量を最大に上げない事を前提の場合使用可能なのでしょうか? 後にDj mixerも繋げる予定でいます。 今までアクティブスピーカーのみ使用していたため、無知な質問で申し訳ございません。 お手隙の際にご教示頂けますと幸いです。 有難うございます。
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スピーカーのインピーダンスが6Ωですので、アンプが接続可能 のインピーダンスが4Ω以上のアンプを購入します。 また、100Wのアンプでも音量を最大に上げないように注意して 使用すれば問題ありません。 なお、時にアンプの音量調整用ボリュームを絞ってからアンプの 電源スイッチを入れるようにします。 その後、音量調整用ボリュームを上げて適切な音量で聞くように します。
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- HAL2(@HALTWO)
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嘗て BOSE M901CSIV (Model 901 Classic Series IV) という Speaker System に INFINITY Emit-k という Dynamic Planner Super Tweeter (FOSTEX Regular Phase Tweeter Unit の INFINITY 向け OEM 製品ですが Ribbon 型と誤解されていました) を Condenser 1 発の 6dB/oct HPF (High Pass Filter) で繋ぎ、PHILIPS DFA10000 (MARANTZ PM99SE の Black Design Model) で Drive する System を愛用していた頃がありましたが、HPF Condenser での損失や 13kHz 付近以下は 6dB/oct で減衰している事から 10kHz〜20kHz の楽音 Level は 1kHz 付近に較べて 1/10 以下 (大抵の CD では 1/20 以下) の音量でしかない筈なのに、8Ω で 130W×2 の連続最大出力を得られる Class A/B Mode の DFA10000 で鳴らしていて 2 度も Emit-k から火を噴かせて逝かせてしまい、買い直した思い出があります。 但し、当時の私は米国に住んでいて 24 畳余の居間は BOSE M901CSIV のために Sofa 以外の家具を置かない Audio Listening 専用 Room としていて、Peak 音は 100dB-SPL/m 以上 (多分 110dB-SPL/m 近い) となる、日本では考えられない大音量で鳴らしていましたから DFA10000 は常に Peak で数十Wの連続出力になっていたと思います……実際 15W×2 が最大出力となる Pure Class A Mode にすると音量感が物足りなく感じられましたので 15W 以上はブチ込んでいたと思いますし、耐入力 15W の Emit-k が火を噴くのですから 100W くらいブチ込んだ事もあるのかも知れません……まぁ Volume Controller は常に 2 時以上に回していましたが……(^^;)。 6〜10 畳以上の Listening Room を得るのさえ難しい日本では Peak 音で 80dB-SPL/m ぐらいの音量でも充分に大きな音量ですし、Peak 音で 90dB-SPL/m 以上ともなると Mansion 等では隣家から苦情が来るほどですので BOSE M901 でさえも最大連続出力 10W 前後の Amplifier で充分な音量を得られる筈です。……実際 6 畳の自室で 8cm Full Range Unit の自作 Speaker + 自作 20cm Powered (Active) Super Woofer まで 1m もない Near Field で楽しんでいる現在の私が 8cm Full Range Speaker 用に使っている自作真空管 Amplifier は実効最大出力 1W/8Ω ぐらいしかまともに得られるか否かという片 Channel 当たり三/五極 Miniature 複合管 1 発の Amplifier でしかありません……三極複合管と五極管の 3 本構成よりも 2 本構成で済むので安いし作るのも楽だからなのですが(笑)、勿論 Volume Controller は常に 12 時を超えていますけれど……(^^;)。 90 年頃の JBL Speaker は BOSE M901 よりも能率が高い Speaker ばかりでしたので日本では最大連続出力 10W に満たない真空管 Amplifier でも充分な音量を得られる筈で、下手に大出力の Amplifier で鳴らすと Volume Controller の位置を 8 時から 9 時以上に上げられず、 Volume Controller での抵抗値 (減衰率) が大きすぎて Power Amplifier 段の Floor Noise と実効出力との比を充分に取れず、Power Amplifier 段本来の力を発揮できなくなったりもします……Speaker 聴収では Room 環境の暗騒音が 50dB 近かったりする事から判り難いのですが Headphone 聴収では最も大きな耳内血流音が 30dB 以下である事から 70dB 以上の実効 Dynamic Range を感じ取れますので Volume Controller を 10 時以下に絞ると Floor Noise が上がってくるのが感じられる Amplifier が結構あったりしますし、その分、歪も増えているでしょうから Volume Controller は絞り切りたくないものですね(^^;)。 日本の家庭環境では Speaker の耐入力を超える Power をブチ込むなんて事は御近所から怒鳴り込まれない心配がない田圃や林に囲まれた一軒家でもない限りはあり得ませんので Speaker の耐入力を超えて Speaker が壊れる心配なんてまず要らないと思いますよ(^^;)。 JBL Speakerって 4312 といった 12inch Woofer Base の Bookshelf Speaker は数十人の客が楽に商品棚を巡る事ができる CD/Record Shop の壁に取り付けてガンガン鳴らしていたような Speaker でしたから 20 畳以下程度の日本家庭ではまず壊せるような音量にはできない筈です(^^;)。 素敵な Audio Life を(^_^)/
お礼
詳細なご説明を有難うございました!ご意見参考にさせて頂きます。もっと勉強せねばいけませんが。。色々と商品の知識も増やして楽しみたいと思います。
- iBook 2001(@iBook-2001)
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はじめまして♪ スピーカー工作ファンで、過去にはスピーカーもアンプも焼損させた経験まで有る者です。 実用範囲として、実楽器の生演奏と同じような音量域を求めない限り、『アンプのW数は無視して良い。』とお答えいたします。 JBL製品でも、一部には「低能率」といえる製品もあるので、一般家庭内で近所迷惑になるほどの大音量を目指さない限り、せいぜい10W以上あれば大丈夫でしょう。 その上で、アンプの最大出力上限は無限大です。実質的に利用する音量範囲では0.00001Wから数Wとかなので、、、、。 この意味では、高能率なヴィンテージJBL製品などでは、真空管アンプの最大0.5Wとかで堪能される人もいますし、同じスピーカーに現代的なハイパワーPAアンプ、500Wとかと組み合わせて楽しまれる人もいます。 アンプのワット数と音質(音の質感)は無関係です。 そのため、利用者が求める音楽表現としての質感で、上記のような事例もあるのです。 スピーカー工作好きから、素人PAまで足を踏み入れて、、、あれ?20年近くなるかぁ(^o^)。そんな中でいろいろ調べたり実験したりでの範囲で言いますと、屋外コンサートなどでは室内の10倍、50倍くらいの音量が必要で、、、というのは経験して理解しています。 逆に言いますと、屋内であれば1/10とか1/50で十分な音量が得られる。って事でしょうかねぇ。(ま、その程度の音量でも、家族から「うるさい」と怒られることもあるのが古い木造の我が家の実情だったり、、、汗) PA用アンプの場合、最大出力に対して、平均1/8の状況を安全実用範囲という考えが定着しています。 (800Wのアンプで平均100Wまで。これは予期せぬ事故、マイクを叩いたり落とした時の衝撃音とかでアンプが破損しないように、という安全マージンとも言えるでしょう。) Dj mixerも、という音源自体は瞬間的に10倍とかのピークはない音源ですが、マイクを通した音声や、電子楽器とかも利用する場合は、瞬間最大ピーク信号に対する安全範囲も理解しておきましょう。 スピーカーよりもアンプの方が先に飽和してしまうと、高調波歪みという超高域成分が過剰となる事で高域ユニットを焼損してしまうことがあります。 逆に、低域増強で低域ユニットの過剰振幅から物理破損とかも。 ま、あれやこれやと、いろいろな考え方もある。という「お話」です。 実用的には、『許容入力60w(RMS)』といいう事から、組み合わせアンプは20W程度以上から200W程度の範囲なら、最も無難だろう。と考えます。 (真空管アンプの場合は、2Wから30Wの範囲でマッチするかなぁ、と予想しますよ。)
お礼
ご説明を頂き有難うございました!これまで多くの経験をされており、貴重なご意見を伺う事ができました。疑問であった箇所がクリアになり、商品選択幅を広げて検討できそうです。有難うございました!
- gunsin
- ベストアンサー率32% (415/1290)
適正アンプ(出力)などは、存在しません。 最高時速150Km/hの自動車を街中で走行させる時は、法規に 合わせた速度で運転しますね、スピーカーも同じ事で、自分に 合った音量でスピーカーを鳴らせば良いのです。 許容入力とは、製造メーカーが、ここまでの入力まで、スピーカー の性能を保証しますとの表記なのです。 許容入力以上を入力すると、音が歪んだり、最悪の場合、スピーカー が壊れてしまう値です。 従ってアンプの定格出力が10Wでも100Wでも宜しいのです。 アンプの定格出力とは、記載されている数値まで、連続で出力 しても壊れませんの保障値です。 通常、家庭で10Wでスピーカーを鳴らすとお隣から苦情が 来るレベルですね。
お礼
丁寧なご説明を頂き有難うございました。許容入力のご説明もなるほど!と納得できました。まだ商品は迷いそうですが、仕様、考え方に関して安心してアンプの購入ができそうです。有難うございました!
- sirasak
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連続して鳴らすことが出来るスピーカーの定格許容入力60WRMSの2倍になる120W最大許容入力と同じ位が良いと言われるのはアンプの歪が分かり易くて安全で瞬間ピークもそこそこ無難に再生できるからのようです。https://faq.yamaha.com/jp/s/article/J0006914 業務用でスピーカーの定格許容入力電力とアンプの定格出力電力が同じ位が理想的でもっと歪が少なくなる理屈です。 なお、アンプは定格の1/8位でしか連続再生出来ません。 https://faq.yamaha.com/jp/s/article/J0006920 音楽の波高値CF4位のためにピークを歪なく再生している時の平均実効値RMSは電力比1/8位だからです。
お礼
sirasak様、 早速のアドバイスを頂き誠に有難うございました。ご教示頂いたYamahaのHP等も拝見させて頂き大変勉強になりました。有難うございます!
お礼
端的なご説明を頂き有難うございました!分からなかった点がクリアになり、アンプの購入を安心してできそうです。有難うございました!!