- ベストアンサー
官僚 国家一種
国家一種試験に合格して官僚になった人々の多くは最後まで勤めず、 最後まで勤める人は同期で一人くらいと聞いたのですが、出世できなかった場合は必ず離職しなくてはならないのでしょうか? それとも出世できなくてもずっと居座るとかできるのでしょうか? また、近年天下りが問題となっていますが、将来的に天下りを禁止された場合、出世できなかった人は行き場所がなくなるのでしょうか? 質問が多くてすみませんが、詳しい人がいたらよろしくお願いします。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
何だか少し勘違いされているのかと思われますが、 >出世できなかった場合は必ず離職しなくてはならないのでしょうか 逆です。 国家公務員の場合、本省のポストが一番上(外務省などの場合は別ですが)で、課長⇒部長・局長・・・となるにつれて、ポストがだんだん少なくなっていきます。そうすると、長く勤めている人(=年齢がある程度に達した人)がいると、その後に続く人はどうやっても昇進できなくなります。 そのため、ある程度の年齢に達し、ある程度の役職についている人には退職勧奨がなされます。もちろん、雇用主(国)側の都合でやめることになるので、その後に勤める場所を用意しなければなりませんし、それ相応の役職を用意することになります。要は、これがいわゆる「天下り」のシステムなんですね(別に個人的に認めているわけではないです)。 最近は天下りが批判されているため、この退職勧奨そのものを見直そうという動きがあるようです。 >近年天下りが問題となっていますが、将来的に天下りを禁止された場合、出世できなかった人は行き場所がなくなるのでしょうか? 出世できなかった人は逆に追い出す必要がないです。といっても、普通は関連外郭団体の部課長級で働くみたいですが(これは定義上、天下りとはされていないらしい)。 キャリアで出世した人は・・・どうでしょうねえ。 ある程度の役職までいった人というのは、やはり何らかの能力に優れている(人間的にアレな人がいないわけではないですけど)ので、起業能力もあるのだと思いますが、同等の学歴の民間の大企業勤務者に比べれば、総じて給料は低くなる傾向にありますので、資金面を考えると自ら起業することは稀でしょうね(司法資格を持っている人とかは別ですが)。 #1の方のように、ノウハウや人脈が豊富ですので、売り込む能力さえあれば大学教授や企業顧問などは引く手あまたでしょうが、そういった役職の数は限られますから・・・。 ちなみに「経験者」ってのは、自分がそういう類の職種というわけではないですよw
その他の回答 (2)
- ururunL
- ベストアンサー率16% (51/302)
再度失礼します。質問に実質答えていなかったので付け足します。 >必ず離職 する必要はないでしょうが、官僚というのはエリートとしてのプライドがあります。少なくとも国家を動かすのは自分たちだと思っています。 能力の有無ではなく官僚として活躍できる人が残り、エリートなのに公務員給料に縛られたくないという人が辞めていくのです。もっとも出世しないと基本給は結構安いので生活に響くみたいです。 >将来的に天下りを禁止された場合 天下りは民間企業が省庁とのコネクションが欲しいために起こることです。実際、国家I種公務員になる人は東大クラスがごろごろいるわけですから一般人の転職とは話が違います。有能な人ほど引っ張りだこ。天下りのためにポストが設けられることもありますが一部のことでしょう。民間企業が元官僚を能力+「コネ」と見なす以上天下りはなくならないのです。もっともほとんど出世しないうちに辞めた人では「コネ」にもならなくて普通に転職活動しなくてはならないでしょうが、
- ururunL
- ベストアンサー率16% (51/302)
「居座る」については分りませんが、官僚として何年か経験を積めば企業のほうが欲しがるんですよ。天下りと同じこと。 官僚とはいえ、公務員、ちょっとばかり出世しても基本給はたがが知れているんです。特別手当というか、就く役職で収入に結構差ができますが、公務員である以上、お金に関してはきれいな生活をしていないとマスコミに叩かれますから質素に生活しなきゃいけません。それが嫌になって公務員辞めていく人が多いそうです。 知り合いの官僚の奥様は旦那の出世とともに生活は楽になったみたいですが結婚生活のスタートは四畳半、以前は子供の学費を考えて長期間パートに出ていました。