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MS-DOSについて
コンピュターの知識取得に乗り遅れた年金受給者です。 MS-DOS(DOS/V)にはFAT16と、それ以外のOSがあります。WINDOWS95以後のMS-DOSは、それ以前のMS-DOSとは違うとされていますが、どう違うのでしょうか。 特に、WINDOWS3.1までのMS-DOSは基本MS-DOSとされFAT16ですし、対応している使用領域は2GBまでですが、WINDOWS95で使用されているMS-DOSもFAT16ながら使用領域は4GBですね。 どう違うのでしょうか。 皆さんの英知を誰か授けてください。宜しくお願いします。
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えっと、OSとファイルシステムとフォーマットコマンドを区別しましょう。 MS-DOSは95以前ではOSであり、以後はOSの一部をなすものです。 95以前のMS-DOSではファイルシステムとしてFAT12とFAT16が使えます。 FATはたくさんのクラスタという小さな領域にファイルを分割して保存し、FATという表にどのファイルの何番目の塊が、どのクラスタにあるかを記録して管理していました。 12とか16とかいう数字は、クラスタの続き番号を指定する際に使われる変数の大きさで、12だと12ビット(番号は0-4095)、16なら16ビット(番号は0-65536)ということになります。 Windows95でもこの状況は変わっていませんが、95ではファイル名の命名規則が8.3形式でなくてもよいということにしました。 このファイルシステムをVFATといいます。 VFATにしてもクラスタを管理している変数は16ビットなので番号は0-65535で65536個のクラスタしか管理できません。 ここで、クラスタの最大の容量は当時32kbyteでしたから32K*65536個ということで2GBの容量が最大ということになるわけです。 FAT16で4GBの容量を扱えたのは95ではなくNT3.51です。 NT3.51は最大64KBのクラスタを扱えたので、64K*65536個ということで4GBの容量が最大ということになるわけです。 ただ、このFAT16のファイルシステムはクラスタの最大値を32KとしているMS-DOSやWindows95では読めません。 また、この場合たとえ1kbのファイルにも64kbのクラスタを割り当てることになりますから、無駄が大きくなることになります。 よってその後はクラスタを管理する変数を32bitとしたFAT32にすることにより、容量の拡大と無駄の排除の両方を実現しています。 さて、 >(1)MS-DOS VER6.2のFORMAT後にWIN95をインストールしたHDD >(2)WIN95に付属されているMS-DOSでFORMATしてWIN95をインストールしたHDD(普通の標準のOSのインストール仕方) の二点のHDDがあり、 >それに同じプログラム(WIN95対応)をインストールして起動させた場合に(1)の場合には1.2MBのフアイルの読み書きが出来ますが、(2)の場合は不可能です とのことですが、容量からいってHDDはHardDiskDriveではなく、フロッピーディスクドライブのHigh Density Double tracksのお話でしょうか。 1.2MBのフロッピーディスクの読み書きは基本的にMS-DOSでもWindows95でもオリジナルではサポートしていません。 しかしながら日本では80年代から国産PCの主力がNEC社の98シリーズでこのシリーズの3.5インチフロッピーディスクはIBM社PCあるいはその互換機のPCのフロッピーが720kb/1.44mbの容量で使われていたのに対して、640kb/1.25mbの容量で利用されていました。 このため、当初はMS-DOS(DOSV)にも、WINDOWS95にも640kb/1.25mbの容量のフロッピーを読み書きできる特別なドライバーが用意されていたのです。 もっとも95ではそのようなドライバはメーカ製のPCでなければ普通にインスツールした際には導入されないため、結果として使用できないように見えるかもしれません。 そのご、日本のPCもNEC製の98シリーズはなくなり、全てIBMPC互換機となりました。このため現在では640kb/1.25mbのフロッピーをハード的に読めないフロッピードライブも多いのですが、まだ3mode Floppyということでお調べになればハードも使い方もお分かりになるかと思います。
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- saru_1234
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うろ覚えだし回答になってるのかわかりませんが... たしか、Windows95 で VFAT16と呼ばれる、 LFN(ロングファイルネーム)「も」使えるフォーマットが 採用されました。 ここが大きな違いかと思います。 8+3 文字で収まるファイルはエントリを1つだけ、 LFNのファイルやフォルダにはエントリを3つ?使って LFNを記録します。 尚、LFNであっても従来のアプリからアクセスできるよう、 8+3 文字で指定する方法も用意されました。 COMMAN~1.COM のようにプライマリファイル名の末尾がチルダ+数字である名称が 与えられました。 コマンドプロンプトから >DIR とフォルダやファイルを表示させると、 LFN のフォルダ・ファイル名のほか、対応する 8+3 文字ファイル名も 並んで表示します。(コマンドにオプションが必要だったかも)
お礼
貴重な時間を割き、丁寧な返信を下さり有難う御座いました。 凡そ、解かりました。
補足
貴重な時間を割き、丁寧な返信を下さり有難う御座います。問題はFAT16の中身です。即ち、 (1)MS-DOS VER6.2のFORMAT後にWIN95をインストールしたHDD (2)WIN95に付属されているMS-DOSでFORMATしてWIN95をインストールしたHDD(普通の標準のOSのインストール仕方) の二点のHDDがあり、 それに同じプログラム(WIN95対応)をインストールして起動させた場合に(1)の場合には1.2MBのフアイルの読み書きが出来ますが、(2)の場合は不可能です。 その違いは何故でしょうか。ご存知なら教えてください。 確かに、MS-DOS VER6.2(WIN3.1環境下)までとWIN95以後のMS-DOSは違う(同じFAT16ながら)とマイクロソフト社は公表しています。 宜しくお願いします。
- goold-man
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FAT16は2GBまで FAT32は4GBまで NTFSは2TBまで >WINDOWS95で使用されているMS-DOSもFAT16ながら使用領域は4GBですね ?(どこに根拠が?)
お礼
親切に教えていただき有難う御座いました。教えて頂いたURLには詳しく記載されて圧借りました。
- akiri0
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FAT16は2GBが壁です。 Windows95は確かOSR2という、バージョンからFAT32に 対応して2GB以上も利用できたと記憶しております。 http://homepage1.nifty.com/CYH/computer/pc_memo1.html
お礼
貴重な時間を使って教えてくださり有難う御座いました。
お礼
貴重な時間を割き、ご丁寧な解説有難う御座いました。お礼を差し上げるのが遅れ本当にすみませんでした。懇切丁寧にご教え下さり、感無量 です。有難う御座いました。
補足
貴重な時間を割き、ご丁寧な解説有難う御座います。 >(1)MS-DOS VER6.2のFORMAT後にWIN95をインストールしたHDD >(2)WIN95に付属されているMS-DOSでFORMATしてWIN95をインストールしたHDD(普通の標準のOSのインストール仕方) の二点のHDDがあり・・、 HDDはハードデイスクの意味です。 >(1)MS-DOS VER6.2のFORMAT後にWIN95をインストールしたHDD ここで記述しているWIN95はOSR2です。それ以外のWIN95では640kb/1.25mbのFDへの読み書きは不可能でした。 斯様な思い付きは、NEC PC98シリーズでもこの様な使い方をしています。 LANを利用してNEC PC98xxとDOS/Vと繋いで、日頃より各種変換を行っていますが、もう少し簡単に出来ないかと考えて、皆さんの英知を授かろうかと思った次第です。その為にはもう少しはっきりとした(漠然とした知識でなく)知識がないとだめですね。 以上の観点から、利点(特性)を利用してMS-DOS VER6.2対応の周辺機器も利用できそうですね。というのは以前のアプリでも部分的に使えば随分と有効なものがありますね。 凡その事がお蔭様で良く理解できました。本当に有難う御座いました。