残念ながら、史実に近い内容です。
カムイの時代、士農工商以外にエタ・非人という身分が存在しました。
これら「エタ・非人」は、現在で言う「戸籍に存在しない人」と見なされ「人」以下の扱いを受けました。
平安・奈良時代の古くから差別扱いを受ける人達が存在。
江戸時代になって、住居・職業・移動・結婚などの制限・差別が固定化しました。
明治政府になって、士農工商身分が無くなりましたが彼等の身分は継続。
そこで、彼等は「平民社」を設立し差別解消運動を始めます。
今も存在する「部落解放同盟」です。
カムイ伝ですが、某大学では「参考書」として正式に採用しています。
今でも、これら地域は存在しています。
「部落対策特別法」によって、生活環境は改善しましたが精神面での効果は失敗のようです。
年に数日しか出勤していなくても、ベンツに乗り・毎年給与を全額受け取っていた公務員が問題になりました。
彼の口癖(脅し文句)です「差別するのか!」
(彼は、部落解放同盟の幹部)
どうも「差別を特権だと思っている」人も居るようですね。
お礼
丁寧な解説ありがとうございます。あの公務員は部落開放同盟の幹部だったのですか。察するに江戸時代のエタ、非人がそのまま部落差別の対象になったのでしょうか?疑問に思うのですがそういう地域にすんでいるだけで差別されるなら引っ越すなりするだけでは駄目なのでしょうか?(全然知識なくてすいません) あとカムイ伝では日置領の領主など特権階級にいるにもかかわらず無能極まりない人間や目付けなどが行う非人と百姓の分裂工作などが描かれてますがこういったことは史実なのでしょうか?あと関係ない疑問なのですが2部になってなぜあのように極端な性描写が増えたのでしょうか?