- 締切済み
「TPOをわきまえる」のと「空気を読む」のは同じ? ちがう? 両立しないときはどちら優先?
カテちがいだったらご容赦ください。 私は、自分でいうのもなんですが、TPO(時・所・場合)をわきまえているつもりです。しかし最近、「空気を読め」といわれることがときどきあります。 「空気を読め」ということばは比較的新しいことばですが、これが出始めた頃、私は「TPOをわきまえる」と同義語だと思ってました。が、微妙にちがうようでもあります。 そこでみなさまに質問です。 「TPOをわきまえる」のと「空気を読む」のは同じですか? ちがいますか? ちがうとしたらどのように? また、ちがうとすれば、両立しないことも考えられますが、そのときはどちらを優先しますか?
- みんなの回答 (13)
- 専門家の回答
みんなの回答
- nijik
- ベストアンサー率5% (2/35)
「TPOをわきまえる」のと「空気を読む」のが両立しない、かつ、TPOを優先すべき例──はありますね。例というより実話ですが…… ちょっとおしゃれな和食店の座敷(貸切ではない)で、飲み会。だんだん盛り上がってきて、だれかが「よーし、次は○○ゲーム」と叫ぶ。するとメンバーの1人が「ここでは、やめとこうぜ」と制止する。すると他のメンバーは「せっかく盛り上がってきた所なのに……空気読めよ」と言う。制止したメンバーは、他のメンバーから白い目で見られる。 ところが、周りの客たちは、制止したメンバーを温かい目で見る一方、他のメンバーを白い目で見る。「さっきからうるさいな、TPOをわきまえろ」と言いたげに。 つまり、グループ内で空気を読むことが、グループ外には迷惑行為(TPO違反)となる例でした。 こういうことは、けっこうありそうですが、これまでどなたも指摘しないのが意外。
- hanzo2000
- ベストアンサー率30% (552/1792)
#7です。 お礼どうもです。 > その場に、台本優先派とアドリブ派がいれば、両立はできないですね。 なるほど。 でも、アドリブが発生するということは、 「台本(TPO)を単純に適用するだけでは適切ではない」からアドリブが必要とされるのですよね。 最初に適用すべきはTPOだと思います。 で、TPOがそぐわず、アレンジを入れたほうがいい場合に、アドリブが入る。 台本で済むなら台本で済ませたほうが楽だし。 でもそれじゃまずいから、アドリブが求められる。 だから、対立した場合は当然ながらアドリブが優先だと思います。 対立するようなケース(TPOでは適切ではなく、アドリブが求められるケース)で、 台本を優先しようとすると「台本棒読みしてんじゃねえよ、アドリブ入れろよ」、 つまり、空気読め、って言われるんですね。 台本どおりでいいのか、アドリブを入れたほうがいいのか、 この判断が、一般に「話術」とか言われるものでしょう。 その判断を定量化はできませんし、おそらく議論の対象にもなりえないと思います。 TPOは知識ですが、空気を読むことは知識ではなくて、 まさにその人の現場洞察力なので。
お礼
たびたびご回答ありがとうございます。 このお礼は13を読んでから書いてます。以下、ひとりごとですが。 13のケース、「盛り上げるために○○をしよう」というのと「(周りに迷惑だから)やめとこう」というのと、どちらがアドリブですかね。私には、前者がじつは予定の行動つまり台本であり、後者がアドリブと思われます。でも、仲間うちから「(盛りさげるようなこと言うなよ) 空気読め(アドリブ入れろよ)」と言われるのは、きっとアドリブのほうだろうな。 いやあ、人間関係ってほんとうにむずかしい。
- namu-namu
- ベストアンサー率25% (128/506)
#8です。 1対1では使いませんね。 >たんなる無神経なのでは? そうです、無神経です。大多数がそれを非難し、無神経だと感じたから場の空気が悪くなるんですよね。 つまり大多数が無神経だと感じる態度=その場に適さない=場の空気が読めていないってことになりませんか? 場の空気が読めているにも係わらず、無神経なことを言う人はただの意地悪な人ですが。 また、そのままの例でいくと、その失恋した友人が笑って受け流して欲しいタイプの人だったら…周りの人が「気にするな~いい男いるよ(笑)」といっている中で「辛かったんだね、気持ち分かる(涙)」と言ったら、空気が読めていない人ってことになるでしょう。 空気を読むってことは、価値観・感受性の問題。つまり人間性に関して言えることではないかなって思います。 他の方の回答にありましたが >「観察力、判断力、常識を持つ者(私のことではない)が、持たない者たちから、『空気読め』と非難される」というシーンがしばしばありました。 世間一般の常識が「TPO」に関して、その場にいる人間性に関することが「空気を読む」と言うことなんではないでしょうか。 一般的な常識を持つ人がいても、ほとんどの他者が違う意見(たとえ非常識なことを言ったとしても)「空気が読めない奴」と言うことになるんじゃないでしょうか。 ただその場では「空気が読めない」と言われても、その小さい空間の中での話であり、常に変化していると思います。 上記の理由により両立できると思います。
お礼
たびたびご回答ありがとうございます。 すみません、私の読解力では、最終行とそれ以前との関係がよくわからないのですが、それはともかく── テレビのバラエティ番組などで「空気を読め」ということばがしばしば現れます。私の基本イメージはあれなんです。あれが「人間性」などに裏付けられているとは私には思えない。少数意見ならぬ少数感性の否定のように、どうしても感じられます。 あ、これは議論や反論ではなく、たんなる素朴な感想です。
- hika-ri
- ベストアンサー率15% (6/40)
「TPOをわきまえる」のは、いい意味で一般的な基準であるのに対し、「空気を読む」は、特定のグループ内だけの基準というイメージがあります。 「空気を読め」が使われる場合の多くは、そのグループの多数派が小数派(の感性)を否定し、差別し、ある意味ではいじめている(あるいは多数派の感性を押し付けている)ようにも感じます。 上の2つの基準が一致しない、つまり「TPOをわきまえる」のと「空気を読む」のが両立しないことはしばしば起きますし、そのときは、「TPOをわきまえる」を優先すべきでしょう。
お礼
ご回答ありがとうございます。 「両立しないことはありうる」とはっきりおっしゃったのも、「TPO優先」とはっきりおっしゃったのも、10さんが初めて……かな? >「空気を読む」は、特定のグループ内だけの基準 そう言われてみると、「空気を読め」ということばは、身内・仲間内だけのことばですね。外部の人や初対面の人がいるような場では、ふつう、使いませんね。
- Lacsklein
- ベストアンサー率25% (166/651)
TPOとはその場そのときその状況にいるのにふさわしい格好や常態にいることだと思います。それに対し空気を読むとはその場、その状況にいて何か行動を起こすときに周りに迷惑をかけない手段をとれということだと思います。つまり受動的か能動的かということです。 どちらにしてもその場にいるときに場違いな格好をしない、場違いなことをしないという点では共通しているので別に優先順位などなくどちらも両立しうる(あるいは両立しなければならない)事項だと思われます。あなたがなぜその違いに気づきその違いの狭間に落ち込んで悩まれているのかはわかりませんが、もっと周りを観察する力、判断力、常識を持つよう求められているに過ぎないと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 別に、落ち込んでもいないし、悩んでもいないのでご安心ください。 ちなみに、私が経験した限りでは、「観察力、判断力、常識を持つ者(私のことではない)が、持たない者たちから、『空気読め』と非難される」というシーンがしばしばありました。
- namu-namu
- ベストアンサー率25% (128/506)
「空気を読め」って会話などに使われることが多いような気がします。 会話の流れが読めていない人に言われる言葉かな。 例えばの話しですが… 彼に浮気されて傷ついている女友達に対して「でも恋なんてサバイバルだしいいんじゃな~い?」なんて言ったら空気読めよ!って感じですよね。たとえそう思っていてもその場の会話には不適切ですよね。 でもTPOをわきまえるって言うのとはちょっと違うような気がする。 私なりの見解ですが「TPO」の場合は、その場に求められる最低ルール 「空気を読む」っていうのはそのルールの上での態度(人間的な個性を含む)なのかなぁ… なので併用できる、と思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 うーん……私の感覚では、「空気を読め」というのは、少なくとも5~6人いる場面で、少数意見?の人に対して使われることばであって、1対1では使わないと思うんですが……1対1でも使いますか? いずれにせよ、例として出されたケースは、TPOでも空気でもなく、たんなる無神経なのでは?
補足
下のお礼は、「例えばの話」は1対1の場面だ、という前提で書きました。ちがうのかな?
- hanzo2000
- ベストアンサー率30% (552/1792)
おもしろい質問ですね。 みなさんの回答もとても有意義です。 おもしろそうなので参加してみます。 結論的には、 「O」の解釈による、 というところに落ち着くのでしょう。 「O」に空気を読むことを含む人もいれば、含まない人もいる。 含む人にとっては、TPOがより包括的である。 含まない人にとっては、それぞれが両立し得る。 という意見が大勢なのかな、と思いました。 あなたが「O」に臨機応変を含むなら、 「TPOをわきまえる」のと「空気を読む」のは同じ、 と言っていいでしょう。 個人的な見解では、 TPOとは、定量的に判断できる価値基準だと思っていました。 たとえば、「春の祝日、雨の日に行われる同僚の結婚式。新婦は新郎より8歳年上」 であれば、そこでどう振舞うべきか、定量的に判断できることがたくさんあります。 それをある程度体系化したものがTPOと言われるものだと思ってます。 いわば、「台本」「スクリプト」です。 空気を読む、とは、台本と比べれば、アドリブです。 定量的に判断できないこと、常識や教養として顕在化されてないことを、 その場だけに与えられた条件を判断して(まさに空気を読んで)、リアルタイムに判断する。 空気を読むという行為が、常識化されて教養となって、言語化されていけば、 空気を読むという扱いを超えて、それはTPOの「O」という扱いになるのだと思います。 個人的な見解でした。
お礼
ご回答ありがとうございます。 TPOは台本で、空気を読むのはアドリブ。 とても分かりやすいたとえですが、その場に、台本優先派とアドリブ派がいれば、両立はできないですね。
- kantansi
- ベストアンサー率26% (658/2438)
No.1です。 確信があるわけではないですが、私の理解はこうです。 TPOは、具体的に言うと「午後の」「ホテルで開催される」「結婚披露宴に出席する」際は、これこれこういう服装で、こういう作法で振舞うべきと言ったように、普遍的に机上で決められているルールです。 一方空気を読むと言うのは、実際に披露宴に出席してみると、どうも両家が納得した縁組ではなさそうな雰囲気ゆえ、手放しでお祝いするのは慎むとか、出席者はどうも某宗教団体のメンバーが多そうなので、会食の際の会話は宗教の話は慎んだほうが良いと、その場の状況に合わせて臨機応変に判断することです。私の理解、間違ってないと思うのですが?
お礼
再度のご回答ありがとうございます。 どうやら、「O」の解釈が、大きく2つに分かれるようですね。 2さんや3さんは、「O」に「その場の状況に合わせて臨機応変」を含めておられるようですし、1=6さんは含めておられないようです。(誤解・誤読でしたらごめんなさい) 私自身は、しいてどちらかといえば、「Oには臨機応変も含まれる」と思ってました。
- massule
- ベストアンサー率15% (115/754)
Time(時間)、Place(場所)、Occasion(場合)またはOpportunity(機会)ですよね。 言葉自体がビジネスシーンにおいて使われることから、 ある程度フォーマルなイメージを持っていると思います。 デザイナーの方が生み出した言葉だけあって、 服装や髪型などに使われることが多いように感じます(私だけかもしれませんが) 対して空気を読むですが、非常にあいまいな言葉で、 個々のマクロ的な事案に対して使われ、しかも対象が雰囲気や言葉の流れなど、 目に見えないものに対する言葉だと感じています。 また、TPOのOにあたる場合+受け取る人や会話の流れが加わるのではないかと思います。難しいですね。 ですからあまり両立することはないかと思いますが、 両立する場合には空気を読むほうを優先するのがよさげな気がします。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >あまり両立することはないかと思いますが、 >両立する場合には空気を読むほうを優先 ↓ あまり両立しないことはないかと思いますが、 両立しない場合には空気を読むほうを優先 のミスプリではないでしょうか。原文のままでは、私には意味がよく分からないのですが。
- t78abyrf9c
- ベストアンサー率47% (3029/6402)
70年代に『「空気」の研究』という書籍が出てます。 機会があればご一読ください。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167306034
お礼
本のご紹介、ありがとうございます。
- 1
- 2
お礼
ご回答ありがとうございます。 これは分かりやすい例ですね。庶民的な居酒屋なら、多少ハメをはずして騒いでもいいが、ちょっとおしゃれな和食店ではTPO違反ってことですよね。 いま気がつきましたが、「空気を読め」という表現自体、TPO違反になることがありそう。10のお礼にも似たことを書きましたが、あらたまった場ではたぶん使えない!? もちろん、くだけた場でかたくるしい表現をするのも、それはそれで、「空気を読め」と叱られるかもしれませんが。
補足
下のお礼の追伸です。 結局、このケース、グループ内の空気と、それを取り巻く空気が異なるわけですね。その結果、「空気を読みたいのはやまやまだけど、異なる2つの空気のどちらを読むべきか」という問題なんですね。