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変圧器の容量選定

設備の新設で3300/220Vと3300/110V変圧器を設置しますが、容量の選定方法がよくわかりません。 220V系の負荷はヒーター、モーターで総kWはわかっています。 110V系は蛍光灯・コンセントで照明の総kWはわかっていますがコンセントは設置数だけで各コンセントがどのくらいの容量を使用するかはわかっていません。 新設ですので力率も実際運転しないとわからない状態です。 以上の内容で容量を求めることはできるのでしょうか? よろしくお願いします。

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  • at1800
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回答No.1

高圧側3300Vとはまた珍しい設備ですね。特別高圧受電と言うことでしょうか。 もし私が変圧器容量を決めるなら、以下のように考えます。 1-1.220V系は3相動力と言うことでしょうから、ヒーターの力率は100%、インバーターを使うなどの特別な条件が無ければモーターの力率は85%(低圧コンデンサを設ける場合は補正する)として、総定格電流を算定します。 1-2.負荷の種類で需要率を想定します。例えば製造ラインなら、動き出せば全ての機械が運転するでしょうが、全ての機器が常に100%出力で動くわけではないですし、店舗の空調なら100%と思った方が無難です。 1-3.総定格電流に需要率を考慮して変圧器の所要2次電流を求めます。 1-4.所要2次電流の直近上の定格2次電流を持つ変圧器を選定します。この際、僅かなオーバーなら直近下位とすることも有ります。 1-5.状況、環境を考慮して補正します。(設置場所や冷却条件など) 2-1.110V系は単相3線の電灯コンセントでしょうから、照明については定格電流の総計を求めて、相間の配分を考え、1線の負荷電流を算定します。 2-2.コンセントについては、用途が決まっていなければ、内線規程3605-3表により、コンセント1箇所に付き150VAとして、相間の配分を考えて1線の負荷電流を想定します。 2-3.照明とコンセントの負荷電流の和から、変圧器の所要2次電流を求めます。通常は需要率を考えず100%として扱います。 2-4.所要2次電流の直近上の定格2次電流を持つ変圧器を選定します。この際、僅かなオーバーなら直近下位とすることも有ります。 2-5.状況、環境を考慮して補正します。(設置場所や冷却条件など) 以上により求めた変圧器容量は、増設の可能性や損失等色々な角度から見直し、納得できる容量に決定します。

ndtks
質問者

お礼

詳しい説明ありがとうございます。 受配電は変電所で66kV/3300Vに変圧して各キュービクルに配電しています。 容量は2次電流の合計で求めればよいのですね。 内線規定の表も確認してさっそく計算してみます。

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