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おとな世代からひろがった新語・流行語ってありますか?
いわゆる新語・流行語は、ほとんどが、若者世代から始まっているようです。おとな世代からひろがった新語・流行語ってありますか? あれば、教えてください。なければ(少なければ)その理由を教えてください。 なお、「ちょい悪おやじ」のように、マスコミがしかけたものは除きます。また、「○○いろいろ」のように有名人が使った(それが報道されて広まった)ものも除きます。 つまり、「一般市民から一般市民に、自然発生的に広がったもの」をご回答いただければ幸いです。
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(1) 新語には、カタカナ語 (外来語 ・ 和製語) が含まれます。 【新語】 従来からある事物や概念を新しく言い換えたり、新しい事物や概念に対して、それを表示するために創造されたりして、新たに使用されだした語のこと。 ・・・・・・ 新たに創造した語形だけではなく、在来の語形を用いての新用法などもこの中に含まれる。また、外国語が伝えられて、新たに用いられる場合も多い。 ・・・・・・ 新語の中には、その新奇性のゆえに、急激に多くの人に迎えられ、いわゆる流行語となるものが多い。(後略) ( 『国語学研究事典』 1977 明治書院 ) カタカナ語の多くは、 「マスコミがしかけた」 というよりは、 「おとな世代」 がとくに仕事 (業界) のことばとして使っているうちにそれを自明視したマスコミや行政によって社会全体に広まり、一般人 (とくに高齢者) に対する配慮から問題にされたりするのだとおもいます。 参考 : 国立国語研究所が言い換えを提案している外来語 (2006) http://www.kokken.go.jp/public/gairaigo/Teian1_4/iikaego.html (2) 新語と 「日本語の乱れ」 には、重なる部分があります。 ことばのまちがった用法が定着してしまったら、新しい用法が生れたという意味で、それは広義の新語だったとみなさざるをえません。ことばの誤用は、一定の割合の 「おとな世代」 で発生して 「若者世代」 で増幅されるようにおもいます。新しくもない例をあげると、副詞の 「さらに」 から連体詞をつくった 「さらなる」、「したがって」 という意味で用いられる 「けだし」、 「すべて」 という意味での 「すべからく」 などは、ことばに関しても信用される立場にある 「おとな」 が書いた文章によって広まったという気がします。 参考 : 文化庁 国語に関する世論調査 (2004,2003) http://www.bunka.go.jp/1kokugo/16_yoron.html http://www.bunka.go.jp/1kokugo/15_yoron.html
その他の回答 (4)
- memoko
- ベストアンサー率23% (453/1905)
#2番です。 偏見ではなく、30歳を過ぎると、無性に、言葉の合致がうれしくなり、合致することで発生する「おやじギャグ」を言わずにいられなくなるのです。 わたしは、女性ですが(年齢は禁則事項にしておきます) その当時、言わずにいられない衝動に駆られて、ついつい「おやじギャグ」を口走ってしまい、後輩の女性社員が何度も「グー」を握って震えていましたわ。 新しい言葉も、たくさん作って「マイ語録」で話すことが多いですが、社内の小さなコミュニティから外に広がっていったことはありません。 また、ここの質問で 「わたしはそれを○○」っていいますよ、と回答したところ、 「検索してもそんな言葉は出なかった」とコメントされたことがあります。 ……出るわけないじゃん、わたしが作った言葉なのに……とシラケたことも…… だから、特に偏見ではなく、実体験です。
- unemerdedechien
- ベストアンサー率24% (31/129)
あたまちょい悪おやじ。
お礼
ご回答ありがとうございます。 他の新語・流行語の亜流ではなく、独立した新語・流行語を希望します。
- memoko
- ベストアンサー率23% (453/1905)
おとなは頭が固いですから、新しい言葉はたとえできても「おやじギャグ」 「ちょい悪おやじ」なんてセンスのある新語は仕事でもなければひねくり出せない大技です。 大人のひとりが言い出して、まわりの大人も使いだす……なんてこと、会社で起こると思いますか? どんなに社内で流行しても、取引先の人に使うなんて、ありえません。 (だいたい、大人社会の男性がハメを外して言い出すことなんて、下ネタが多い) 子どもなら、学校内であっというまにひろまりますが。 大人のコトバは共用がむずかしいと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 さしつかえなければ、性別と年齢を教えてもらえませんか? おとな(とくに男)に対して、ちょっと偏見があるような……
- azuki24
- ベストアンサー率49% (907/1826)
およそ流行語とは新聞・雑誌・テレビ・インターネットなどのメディアに乗って広く流行したものであって、誰かが仕掛けたかどうかはともかく、マスコミなどの介在なしに狭い職場内や地域社会で流行しても、それは流行語とは認知されないでしょう。 若者語にしても同様です。少し知られると活字や電波メディアに取り上げられて流行が加速することになります。メディアが一切取り上げなければ仲間内の一時的な流行で終わるだけです。インターネットで広まるのは少し事情が違うといえますが、それも少し広まるとすぐにマスコミの手で流行が加速されます。 政治家・芸能人・スポーツ選手など、著名人の言葉が活字や電波に乗って広まったものを除いてしまうと、流行語と呼べるものはほとんどないと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 流行語・若者語についてのご意見には、「半分賛成、半分異議あり」ですが、それはさておき、新語についてはどうでしょうか。 マスメディアが(ほとんど)存在しなかった時代にも、ことばは変化していたのだから、新語がつぎつぎと誕生していたはずですよね。そういう現象は今も起きていると思うのですが……おとな世代発の新語ってないのでしょうか。
お礼
ご回答ありがとうございます。 私が想定していたのより、はるかに深い考察、恐れ入ります。 ご回答を読んで、思い出しました。おっしゃる通り、カタカナ語には、「一般市民から一般市民に、自然発生的に広がったもの」が多くありそうですね。近年のものでは、「コンセプト」や「コンテンツ」がそれにあてはまりそう。