アイソメトリックトレーニングはいつでも何処でも出来ます。ウエイトなどを足の上に落としたり、必要以上の力がからない等で怪我が少なく、前出の方がおっしゃる様に高齢者の方にも向いています。
可動するトレーニングでないため筋肉に動きが伴わず可否の両方が有りました。この点は下記の方法や別なトレーニングを取り入れる事で解消されつつあります。
筋肉の発達具合で言うと、
- トレーニングの初期段階ではアイソメトリックはウエイトより発達効果が高い場合があります。筋肉痛を伴うことも有ります。
- トレーニングが進むに従い、最終的な効果はウエイトトレーニングの方が明らかに大きいです。
ご存知の通り、当初は「10-30秒程度押し合い、これを1セットとし、数セット行う(下記1)」方法から開発されました。これですと目一杯力を入れられるのでトレーニングの初期での筋肉の発達の効果は高いです。この方法で完璧に力が入れられるようになるまで行って下さい。
それである程度経験を続けると刺激が減り効果が薄れるので、バリエーションを増やす事で新たな刺激を入れるようにして下さい。
アイソメトリックトレーニングでの効果を上げるバリエーションです。
1、10-30秒程度押し合い、これを1セットとし、数セット行う(通常の方法)
2、短時間(瞬間的に)に何度か押し合う
3、長時間押し合いつつ、瞬間的な強弱を何度も入れる
4、押す時間を60秒などにする
5、行う位置を変える(上下、左右の色々な位置)
6、押し合いつつ動きを入れる(右から左へ往復、円を書くなど)
7、セット数を変える(効果の高いセット数のデータが有りません、すみません)
8、EMSを併用して行う
9、トレーニングの時間帯をとんでもなく変える(起きてすぐ、夜のおしっこの際など)
これらで異なる刺激を与える事が出来ます。
(9番の方法は、高血圧などの病気ある方などには向かないかもしれません。寝付きが悪くなる場合も有りますのでご留意ください)。
厚い胸板を作るのに最良なのはウエイトトレーニングですが、難しい場合は、上記バリエーションに腕立て伏せなどの徒手体操を組み合わせて行うのが良いでしょう。
どんなトレーニングもやらないよりはやった方がいいのでどんどん進めて下さい。それで運動強度が不足(求める身体にならない)と感じたらウエイト運動などを取り入れると良いでしょう。
良い結果がでますように。
お礼
両方良回答にしようと思ったのですが、間違えてあなただけ してしいました。 ありがとうございました。