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この場合どこのマイレージ?

マイレージカードを作ろうと思ってます。 どんなのを作れば一番よいかアドバイスをくださいm(__)m ・日本とカナダのトロントを格安航空券で往復予定 ・それ以外はあまり飛行機を利用しない ・普段クレジットカードで平均月5万円使う  有効期限がないノースウエストか、ユナイテッド航空の クレジットカードと一緒になったものがいいのかと思いますが 現所有カードに比べ、年会費が2万円前後と高い気がします。 私のような使用頻度の場合この年間費を払ってでも 上記のようなカードをもつメリットはあるのでしょうか? また、もし他にいい案があれば教えていただきたいと思います。 よろしくおねがいします。

みんなの回答

  • Umada
  • ベストアンサー率83% (1169/1405)
回答No.2

トロント行きで利用する航空会社(の候補)がどこなのか、トロント行きは1回だけなのか今後も定期的に発生するのかといった点で多少回答は変わってきますが、まずは一般的な説明を申し上げたいと思います。 日本で入会者の多いプログラムはやはりJALマイレージバンクとANAマイレージクラブ、これに続くのがユナイテッド航空の"Mileage Plus"とノースウエスト航空の"WorldPerks"です。どこか特定の航空会社の利用が多いなら別ですが、そうでないなら上記の4プログラムから選べば無難です。 このうちJALマイレージバンクですが現時点での規程では、JALグループ便以外に包括運賃(ツアーや格安航空券)で搭乗した場合は加算対象外です。JALグループはトロントに路線を持っていませんからJAL便を選ぶこともできません。よって候補から外してよいでしょう。 残りの三者では、クレジットカード利用で貯めることに重きを置くならANAマイレージクラブが最も有利で次いでMileage Plusでしょう。搭乗で貯めるならMileage PlusとWorldPerksがよく、ANAマイレージクラブは多少不利になります。 1. マイルの有効期限 これが一番重要なポイントでしょう。ANAマイレージクラブは「獲得の翌々年12月31日まで」で最長3年です。これに対しWorldPerksは無期限、Mileage Plusは実質無期限です。実質無期限というのは有効期限を「最終の加算または減算から○か月後」などと定める方式で、その間隔以内で何らかの加算か減算を行えばいくらでも期限が延長できます。Mileage Plusは「最終の加算または減算から36か月」と定めています。 質問者さんはクレジット利用額が少なからずありますので、ANAマイレージクラブを選んだとしても期限までに特典航空券に交換することは十分可能ですが、もし「たくさんマイルを貯めて大物の特典航空券を狙いたい」ということであればMileage PlusやWorldPerksが有利ということになります。 2. 提携航空会社の数 提携航空会社の少ないプログラムに入会してしまうと、ひたすら特定の航空会社に乗り続けないとマイルが貯まらないので不便です。ただしこの点、上記の3プログラムはどれを選んでも問題はありません。ANAとユナイテッドは航空提携グループ"Star Alliance"、ノースウエストは"SKYTEAM"にそれぞれ加盟しており提携会社は豊富にあるからです。 3. マイルの加算率と特典交換に必要なマイル数 実際の区間マイル数に対し、加算してくれるマイルの割合を「加算率」などと呼んでいます。マイレージプログラムによっては、値段の安い航空券の加算率が70%や50%などと低く設定されていることがあります。 まずANAマイレージクラブですが、エコノミークラス格安航空券の加算率は自社便・他社便とも50%に設定しています(*1)。成田-トロント(エアカナダ直行便)の距離は片道で6,400マイルほどですが、その半分の3,200マイルのみが加算されるということです。 これに対しMileage Plusは格安航空券でも原則100%加算してくれます。上記の成田-トロント直行便ですと片道で6,400マイルがそっくり加算されます。格安航空券の利用が多いならANAマイレージクラブより断然有利です。ただしエアカナダのカナダ国内線割引運賃は50%の加算など、一部に例外はあります。 WorldPerksも同様に、格安航空券でも原則100%加算してくれます。ただしエアカナダとは提携がなく同社搭乗分は加算できませんので、WorldPerksに貯めるならデトロイト乗継ぎのノースウエスト便などを利用することになります。デトロイト乗継ぎですと片道6,600マイルほどになります。 加算率が高いに越したことはないのですが、特典交換に必要なマイル数とのバランスにも注意が必要です。ANAマイレージクラブは加算率が全般に低い分、特典交換に必要なマイル数は少なめに設定されています。Mileage PlusとWorldPerksはそれよりも多くなっています(*2,3)。 4. クレジットカードの利用 ANAマイレージクラブでクレジットカード(ANAカード)を作る場合、年会費2,100円の一般カードで十分だと思います。ゴールドカードにした場合の主なメリットは ・入会ボーナス、翌年以降の継続ボーナスが多くもらえる(それぞれ2,000マイル。一般カードだと1,000マイル) ・ANA便搭乗時に、区間マイルの25%のボーナスがもらえる(一般カードだと10%) *他社便搭乗時はこのボーナスはない ・クレジットカードで貯めたポイントを最後にマイルに移行する時、移行手数料が不要(一般カードだと2,100円必要 ただし一度払えば年度の間有効) ・海外旅行傷害保険が付帯(一般カードにも付くが、こちらの保険は実用レベルに達していない) 程度ですが、年会費が15,750円することを考えるとゴールドカードのお勧め度はそう高くないです。 ANAカードをMileage PlusやWorldPerksのクレジットカードと比べた場合、日本国内での提携企業がずっと多いために、日常生活で貯められる機会が多いメリットがあります。 Mileage Plusですとどうでしょうか。年会費が最も安いカードはマイレージ・プラスJCBクラシックカードで1,312円です。ただし利用額200円で1マイルの加算なので、換算率としてはよくありません。 Mileage Plusでクレジットカードを作るならやはりセゾンUAカード[1]でしょう。年会費は1,575円でこちらも利用額200円で1マイルの加算なのですが、別途「マイルアップメンバーズ」という制度に年会費(5,250円)を払って加入すると、利用額1000円あたり15マイルに換算率が上がります。No.1の「一番レートがいい」は、このマイルアップメンバーズに入る前提でのものでしょう。その場合の年間費用は1,575円でなく6,825円です。 セゾンUAゴールドカード[2]の年会費は15,750円で、「マイルアップメンバーズ」年会費は払わなくても利用額1000円あたり15マイルを加算してくれます。セゾンUAカードのボーナスマイルについては[3]をご覧ください。 このほかUCカードもMileage Plusの提携カードを発行しています[4]。セゾンUAに比べて初年度のボーナスマイルが大きいので、とりあえず1年だけこれを使ってみる方法もあります。(UCカードには「マイルアップメンバーズ」のような制度はありません) WorldPerksのクレジットカードは条件があまりよくなく、「利用額100円ごとに1マイル貯まるが、年会費が10,500円(あるいはそれ以上)のカード」と「年会費は1,575円だが利用額200円で1マイルしか貯まらないカード」しかありません[5]。ただし初年度にボーナスマイルを大盤振る舞いしているようですので、最初だけゴールドカードにして翌年からは一般カードやクラシックカードに切り替える方法もなくはないです。 セゾンUAカードでの貯め方の例は[6]、WorldPerksとMileage Plusでのクレジットカードの比較は[7]なども併せてご覧下さい。なお「初年度年会費無料」は一般カードではよくありますが、ゴールドカードではせいぜい割引き止まりだと思います。候補のカードを絞った段階でご自身で再確認をお願いします。 それぞれのカードで貯まるマイルと、初年度に年間でかかる費用を比較してみます。試算条件は ・1年のうちに クレジットカードを60万円使用 ・その年に日本-トロントを1往復 とします。また今後の「初年度年会費無料キャンペーン」や「入会ボーナスマイルキャンペーン」の設定によっては若干計算が変わってくることもあります。 (A1) ANA一般 獲得マイル数 13400 (入会ボーナス1000 搭乗6400 クレジット利用6000) 費用 2100円 (年会費初年度無料 翌年以降2100円 マイル移行手数料2100円) (A2) ANAゴールド 獲得マイル数 14400 (入会ボーナス2000 搭乗6400 クレジット利用6000) 費用 15750円 (年会費15750円) (M1) セゾンUA Master一般(マイルアップメンバーズ非参加) 獲得マイル数 18300 (入会ボーナス2500 搭乗12800 クレジット利用3000) 費用 1575円 (年会費1575円) (M2) セゾンUA Master一般(マイルアップメンバーズ参加) 獲得マイル数 24300 (入会ボーナス2500 搭乗12800 クレジット利用9000) 費用 6825円 (年会費1575円 マイルアップメンバーズ年会費5250円) (M3) セゾンUA Masterゴールド(マイルアップメンバーは自動参加) 獲得マイル数 25800 (入会ボーナス4000 搭乗12800 クレジット利用9000) 費用 15750円 (年会費15750円) (M4) マイレージ・プラスUC Master一般 獲得マイル数 20800 (入会ボーナス5000 搭乗12800 クレジット利用3000) 費用 1575円 (年会費1575円) *入会ボーナスにはオンライン入会ボーナス含む (M5)(M6)も同じ。 (M5) マイレージ・プラスUC Masterセレクト 獲得マイル数 26800 (入会ボーナス8000 搭乗12800 クレジット利用6000) 費用 10500円 (年会費10500円) (M6) マイレージ・プラスUC Masterゴールド 獲得マイル数 29800 (入会ボーナス11000 搭乗12800 クレジット利用6000) 費用 18900円 (年会費18900円) (W1) ワールドパークスJCB一般 獲得マイル数 25200 (入会ボーナス4000 ファーストフライトボーナス2000 搭乗13200 クレジット利用6000) 費用 5250円 (年会費初年度割引 5250円 翌年以降10500円) *直行便がないのでノースウエスト便デトロイト乗継ぎで計算 入会ボーナスにはオンライン入会Wボーナス含む いずれも以下同じ (W2) ワールドパークスJCBテイクオフ 獲得マイル数 20200 (入会ボーナス2000 ファーストフライトボーナス2000 搭乗13200 クレジット利用3000) 費用 0円 (年会費初年度無料 翌年以降1575円) (W3) ワールドパークスJCBゴールド 獲得マイル数 27200 (入会ボーナス6000 ファーストフライトボーナス2000 搭乗13200 クレジット利用6000) 費用 10500円 (年会費初年度割引 10500円 翌年以降18900円) ANAマイレージクラブであれば一般カードで十分でしょう。ゴールドにして13650円を余分に払っても増えるマイルは1000マイルに過ぎません。 Mileage Plusであれば、セゾンUA一般+マイルアップメンバーの組合せがよいでしょう。(M1)(M2)を比較すると、5250円の追加支払いで獲得マイルが6000増えていますから悪くありません。クレジット利用額があまりに少ない場合はマイルアップメンバー会費がもったいないですが、年60万円のクレジット利用があれば元はとれるでしょう。クレジット利用分で9,000マイルを稼げることになりますが、1マイルの使いでは2円~3円分はありますから費用の6,825円は取り返せるという計算です。 また(M2)(M3)の比較ですと、今度は8925円の追加支払いにも関わらず獲得マイルは1500しか増えませんからこれは損です。 (M1)~(M3)と(M4)~(M6)を比較しますと、UCカードの方が初年度のボーナスが多いのでその分有利です。しかし翌年度以降は(M2)の方がよい条件になってくると思います。 WorldPerksは(W2)を基準に考えると(W1)は5250円の追加払いで5000マイルプラス、(W3)は10500円の追加払いで7000マイルプラスになります。コストパフォーマンスで言えば(W1)がよさそうです。 ただし初年度こそボーナスマイルが多くてすぐに貯まりますが、翌年以降はこれが望めない上に年会費も本来の額に戻る点に注意が必要です。 【結論】 質問者さんのご利用の条件ですと、ユナイテッド航空のMileage Plusに入会してセゾンUA一般カードを作り、マイルアップメンバーズ制度も併用するのがよさそうです。年間6,825円の費用がかかりますが、クレジット利用分として9,000マイルのリターンがありますから元はとれると考えて頂いて結構です。 同じMileage Plusのマイレージ・プラスUCカードや、あるいはワールドパークスJCBカードは初年度はボーナスマイルがたくさん貰えてよいのですが2年目以降は条件が悪くなります。 [1] http://www.saisoncard.co.jp/lineup/ca041.html [2] http://www.saisoncard.co.jp/lineup/ca071.html [3] http://tabi.saisoncard.co.jp/tabi.nsf/cpn/cp_20050117 [4] http://www2.uccard.co.jp/join/mileage/plus.html [5] http://www.jcb.co.jp/cgi-bin/nyukai/nyukai_disp1.sh?7012186+2750+100+nwa_card.html [6] http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2291435.html [7] http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2189025.html *1 格安航空券でもその種別によっては70%加算されることがあります。また逆にシンガポール航空やマレーシア航空の格安航空券には加算率0%が原則。 *2 目的地によってはMileage PlusやWorldPerksの方が少ないマイル数で行ける場合もあります。 *3 Mileage PlusもWorldPerksも必要マイル数を2水準設けています。 (A) 必要マイル数は少ないが、座席数の割当てが少なく予約が取りにくいもの (B) 空席さえあれば予約がとれるが、必要マイル数は多いもの の2種類で、人気路線だと(A)で取るのは結構厳しいです。(B)が前提となると(ANAマイレージクラブに比べて)加算率がよいメリットが、相対的に小さくなります。

339hana
質問者

お礼

詳しいご回答、本当にありがとうございました!! 比較例まで作っていただいて感激です。 薦めていただいたセゾンのUAマイルアップメンバーにしようと思います! ちょっと質問なんですが、4.クレジットカードの利用のところに 「ANAの方が日本で提携企業が多い」とありますが、これはどういうことでしょうか?例えばvisaやJCBとの提携という意味ではなくてですか? ついでの質問になり恐縮なのですが、 航空会社に直接申込む、クレジット機能がついていない普通のカードがありますよね。 クレジット機能がついたものを初年度だけで退会し、それまで貯めたマイルを普通のカードにうつすというのは可能なのでしょうか? ノースウエストvisaゴールドカードなら 初年度は無料で5000マイルのボーナスがつくみたいなんで、 これを1年で退会し普通のノースウエストのカードに移りたいのですが。 実はトロントに1年間いく予定でして、 その間にトロントを拠点に各国にいくかもしれないため 一応UA・ノースウエスト両方のカードをもっておきたいのです。 UAのカードはクレジット機能がついたままずっと継続し、 ノースの方も普通のに変えて、両方持っておこうと思うのですが・・ わかりにくい説明ですみません。。 時間があればまた教えていただければと思います。

  • life55
  • ベストアンサー率46% (138/294)
回答No.1

どの程度飛行機に乗るかですけど,Unitedはスターアライアンスですから,提携航空会社が多いです. そういった意味では,ANAがお勧めかも. スターアライアンスの航空会社のマイレージは全部加算できますから. それに,ANAでしたら日本発着の飛行機が全世界に行っていますので特典旅行も使いやすいですよ. 一方でデメリットは有効期限ですね. 年に1,2回しか乗らないのだったら,使えるだけマイルが貯まる前に有効期限が切れてしまうのはまずいでしょう. そういった意味では,Unitedの方がいいですね. 3年に一回乗っていれば,マイレージ制度がなくならない限り無期限ですから,のんきに貯められます. またカードの費用ですが,普通のカードであれば安いですよ. 2万円近くするのは,ゴールドカードです. たとえば,Unitedのセゾンカード(買い物でマイルを貯めるのであれば,一番レートがいいです)の普通のカードの年会費は1575円です.

339hana
質問者

お礼

ありがとうございました!お礼が遅くなりすみません。 ゴールド以外にもマイルの機能がついたものがあったんですね^^; ただゴールドを作った際のボーナスマイルも気になります。 初年度はたしか年会費が無料でしたので、トロント往復のマイルとその他の買い物、そしてボーナスを考えると、ゴールドの方がいいのかな・・などと思います。 また時間がありましたら、ご意見お聞かせくださいm(__)m

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