機転が利くとか柔軟性があるっていう人は、頭の善し悪しとは関係なく、基本的に起きた事にこだわらないタイプが多いと思う。
何か予想外のトラブルの時で言えば、「えー!どうしよう、どうしよう!?」とバタバタする人や、「こんな事は間違ってる、間違ってるのだ!誰か、すぐ正しく直せー!!」とテンパッちゃう人は、機転が利かない場合がほとんど。
「まあ起きた事は起きた事、なっちゃってるモノはなっちゃってるモノ、今さらどうこう言ってもしょうがないでしょ。そんな終わった事をガタガタいうより、お茶でも飲んで解決策でも考えようよ?」という受容性がある人は、気の利いた案を出してくる確率が高いんじゃないかな。
要は「状況に飲み込まれない余裕」なんだと思う。
あと日常の仕事でいえば、楽をしようとするのが大事。
単なるサボりはダメだけど、「内容や質を落とさずに手を抜く」ってのは仕事の達人になる基本。
もちろん、手を抜くことで楽になるとは限らないわけで、例えば準備段階で今までより余分に手を加える事でトータルで見ると結局は楽になるって事も多いな。
いずれにせよ同じ仕事をより楽にこなすにはどうするか、それはいつも考えていた方がいい。少なくとも、言われた事を言われた通りに去年も今年も来年も同じようにやってるようでは、機転なんて利くようにはならない。
いかに質を落とさずに楽するか、それを考えることで「その仕事の本質」が分かってくる。臨機応変に変えて良い部分、変えてはダメな部分、その区別がハッキリ見えてくる。
初めての事態に向き合っても「こことここは大胆に変えてOK」「ここの順序は逆でもいけるはず」「これが成立しないと全てがダメになる急所、絶対譲れないトコだな…」という判断が出来るようにもなってくる。
なおかつ、今まで10の力を使っていた仕事が8の力で出来るようになることで、単純に今までと同じ仕事をしても今までより余裕が出来るしね。
仕事に対する理解が深まって、精神的にも余裕が出来れば、機転なんておのずから湧き出てくると思うよ。
お礼
いかに楽をするか、も考えていきたいです。ありがとうございました!