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契約書のマナーを教えて下さい
自営業を営んでおります。ある会社のお仕事を担当させていただく事となり、事業が小規模ではありますが、扱う商品の性質上、責任の所在をはっきりさせるべき商品と思われた為、取引先及び下請け先と契約書を結ぶ事としました。 しかし、その下請けは従業員の友人であり技術面で安心という理由から話を進めてもらったのですが、その下請けの方は『契約書』という形にかなりの抵抗があるらしく、契約書を結ぶ事に不満を示していました。それでも、なかなか技術的に安心できる下請けが他にないという理由で簡略化した契約書で同意を得ました。そして仕事が進みましたが、ある日注文をすると、その下請けに仕事を請けられなくなったと前触れもなく言われ、謝る事もなく『契約書』を結ぶ時点から気分が悪かったと言われました。 私達としては、友人であるからこそ、何かの問題が起こった時に問題をスムーズに解決できるよう『契約書』で責任をはっきりさせるべきだと思ったのですが、全く理解されていなかったようです。 規模の小さい仕事での『契約書』は、逆に効果的でない手段なのでしょうか?このようなケースで契約書を結ぶ際のマナーや効果的な方法がありましたら、教えて下さい。
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- masa20061001
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#3 の masa20061001 です。 自営等小規模の事業体に限った話ではありませんが、従業員の理解を得、従業員のモチベーション(やる気)を高めることは、従業員の結束力を高める上で必要不可欠であり、事業を成功に導く上でも欠くことの出来ないものと個人的には思っています。 人間関係は確かに扱いが難しくセンシティブな側面もありますが、個々の従業員の立場を重んじ、最善を尽くしてくれる人に感謝の念を懐かぬ者はおりません。 最終的に取引を再開出来るかや、従業員たちの人間関係を良い方向に回復出来るかどうかはあまり重要なことではありません。経営者自らが率先して手本を見せる貴重な機会でもあります。 従業員全員が現在あなたの後姿を見守っています。「自ら間違いに気付いたら改める」「困難だからと言って簡単に諦めない」「私情や感情よりもビジネスを優先する」「人の身や立場になって相手のことを考える」こういった社会の基本を率先して示すことがリーダーには求められます。 これからの従業員の士気を維持し高めることができるかどうかは、こういった危機やトラブルへの対処の仕方ひとつに掛かっています。 あなたが最善を尽くせば、誰も、あなたを悪く言う人はいなくなる筈ですし、もし、あなたの誠意が相手に通じれば、今までの険悪なムードが一転し、大変良い関係が築かれる場合も少なくはありません。 あともうひとつ気になった点は、ご質問の中で 「下請け」 と呼ばれていますが、あなたが高度な技術を欲している以上、建設業界のように何処でも出来る仕事を小規模事業者に回すような代物ではなく、あなたが安定的に事業を継続していく上で欠かすことの出来ない大変重要なパートナーである筈です。 相手と話をされる中で 「下請け」 という言葉は使われていないと思いますが、この言葉には、業務を発注する側の優位性を示すニュアンスもありますので、注意された方が良いと思います。「下請け」ではなく「請負」、「下請け先」ではなく「請負先」ならそういったニュアンスは全く無くなります。
- masa20061001
- ベストアンサー率32% (86/263)
どういった関係のお仕事かは存じませんが、旧来からの商慣行や信用が重視される伝統工芸や技能に関わる、いわゆる「職人気質」的なお仕事は別としても、自営業であれ小規模取引であれ、契約書の作成はビジネスの基本ですので、契約の意義自体を否定する方々の感覚は理階できません。 しかし、自分の技術と信用のみでお仕事をされている方の場合は、まず、良好な人間関係を築くのが一番の基本となります。お互いが相手の信条や生き様を見て、相手が信用に足る人物かどうかを判断し、そして実際の取引を繰返すことで、その絆を深めていく訳です。 このようなプロセスを経ることなく、いきなり形式的な話ばかりを言われてしまうと、そもそも「仕事の仕方」自体が違いますので、ご質問のようなケースになられてしまったように思われます。 大企業間取引であっても、人と人との信頼関係は未だに大きな要因のひとつとなっています。ですので、人と人との関係が中核となる取引においては、良好な人間関係を確立することは一番の基本であり最も重要なポイントと理解されても間違いないのではないでしょうか。 中小企業・零細企業は、トラブルを事前に回避するために、まず 「人」 の見極めをします。これは、契約書に基づく訴訟等の余力もない方々にとっては自己を防衛する上で最も安価でかつ有効な方法なのです。 ですから、今回の商談にしても、基本契約書の締結を申し出る前に小額の取引を繰返してみて、双方に満足がいくようであれば、取引に関わる基本的な事項について書面化する等、もう少し柔軟なアプローチがあったのではないかと少し残念に思います。 再度、ご自身の行動を振り返ってみて、反省すべき点があるのなら、それを相手に伝えあなたご自身の誠意を伝えれば、まだ、関係は修復可能に思います。御社の今後のご発展をお祈りしています。
- ahoaho_hiro
- ベストアンサー率14% (54/381)
うちは月に数百万の取引がある場合でも、相手によっては契約書無しでやる事があります。 契約って、多分元々はキリスト教の考えですよね。神様との契約。 日本人には馴染めない部分も多いですよ。特に頭の古い人達は。 日本に昔からある契約書と類似したものって、借金の借用書とか、あまり良い意味で使われないものが多かったと思います。 『契約書=信用されてない』と取られたんでしょうね。 そういう人との取引は、だいたいコネで始まってると思います。 今回であれば従業員の友人ですよね。何か問題が起こった時は、紹介者個人の力で解決してもらうしかありません。 そのためにも、紹介者にバックマージンや社内での評価を与えておくとか、その取引での重要な役割を任せる、金の流れを工夫して紹介者から支払うようにする、などの必要があると思います。 問題が起こった時、一番最初に困るのは紹介者、というような形を作っておけばある程度防げるのではないでしょうか。
お礼
ご回答をありがとうございます。 確かに古い業界なので、ahoaho_hiroさんのおっしゃる温度差が大元にあったように思います。今回の問題でいろいろと話をしましたが、紹介者も修復できない状態になってしまいました。本当に残念です。 今後は少しずつ、誤解を招かないよう話を進めるようにしたいと思います。
- sapporo30
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下請け先は、ビジネス という概念を持ち合わせていないので 致し方ないのでしょうね。 (1)相手を教育する。 技術的というと、何かを加工しているのでしょうから 万が一が起きた場合に、自分を守ってくれるのも契約書 ということを説明して、ビジネスを勉強してもらう。 (2)あきらめる。 口約束でも契約は契約ですので、口の約束の内容が 客観的にわかればいいので、その程度の記録を残すだけ であきらめる。 問題がおきたときに、わかればいいのですし 個人の職人のような方では、賠償をするといっても たかがしれてるでしょうから、
お礼
早速のご回答をありがとうございます。 sapporo30さんのおっしゃる通りですね。友人と書きましたが、友人でもあり、仕事上下請け先が従業員の先輩にもあたるという事もあり、公私混同を避ける為、私達も(1)を試みながら話を進めていったつもりだったのですが、納得がいかなかったようです。今回の下請け先については、『契約書』云々の前に、担当できなくなった状況を先に連絡しないという基本的なマナーに納得いかず(特に商品の性質上他で容易に代わりができない技術なのです)、今後の取引は考えていませんが、今後の新しい下請け先との打ち合わせの際に、是非参考にさせていただきます。
お礼
冷静なご意見をありがとうございました。とても参考になります。今回の問題を良い経験として、ご意見を今後に役立てられるようにしたいと思います。 本来であれば今回の問題についても関係修復の為、すぐ連絡が取れるのが理想なのですが、今回の件では、ご相談させていただいたメインポイントの『契約書』以外の下請け先と従業員の間の感情的なものも絡んできてしまったようです。このような公私混同を避ける為にも理解して欲しかったのですが、私達のアプローチが至らなかったようです。もちろん、折を見て連絡を取ってみようと思っています。