- ベストアンサー
死刑廃止のプラス効果
冤罪関連で以外で、死刑を廃止することでプラスになることがありましたら、教えて下さい。
- みんなの回答 (8)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
被害者感情から見るとやはり本人がいなくなってしまうより,一生償わせることができるという面がプラスだと思います。 直接被害者に対してではなくても社会奉仕を死ぬまで行わせるということもできます。
その他の回答 (7)
- naturelove
- ベストアンサー率18% (6/32)
簡単に、私の独断と偏見による死刑の是非を言います。 ・死刑が必要な理由 被害者感情を重んじて。終身刑という制度を作ることもできるが、 そうなると、犯罪者を死ぬまで、国民の血税で食わさなければならない。他の犯罪の抑止効果になるかも。世論もまだ、死刑制度を望んでいるようだ。 ・死刑廃止の方が良い理由 人間は神ではないので、誤審、冤罪が必ず生じるであろうこと。死刑執行人が必要であり、いくらその人達の仕事とはいえ、人が人を殺さねばならないという精神的苦痛。果たして死刑が一番苦しい刑であろうか。生き地獄の方がもっと苦しいであろう。一生拷問とか。もちろん人権を重んじる国家では、有り得ない話ですが。世の中には、自ら命を絶つ人がいます。その人達いとっては、生きている方がつらいはずです。だから、生きる辛さを味わわせる刑にすべきとか。 因みに私は反対派です。
お礼
御回答ありがとうございました。
- de-niro
- ベストアンサー率21% (16/76)
私も同様の疑問を何度か抱き、複数回質問するも、すべて削除されています(笑)書き込みがシニカルなのが原因なんでしょうが・・・・。 上記の経験から「なるほど」と思う回答がついたことはありませんでした。 質問に対しての回答ですが、回答者が事前の問題とするか、事後の問題と捉えるかで、大きく変わってしまい、論理の飛躍や短絡に感じる回答がでる気がします。ここでいう事後の問題とは、たとえば死刑囚に対し、執行命令を下す法務大臣の心情を考えた場合や、執行する刑務官の心情、死への恐怖で泣き叫ぶ死刑囚などを、国民大勢の中の一国民として想像したら、どれも(情緒的には)「気の毒だし、可哀想、非人道的だ」と思うでしょう。 しかし、そうなる前には、複数の被害者やもっと多くの被害者遺族がいるわけで、さらにその前には「決して人を殺してはならない」というルールがあるわけです。もっと細かくいえば「複数の人間を、身勝手な理由により殺意を持って殺害した場合=死刑」ということです。 社会を構成していく上でこの程度のルールは必要ではないでしょうか?死刑執行そのものは目的ではないし、「国家に殺されるくらいなら殺さないほうがましだ」程度の認識の者でも、治安が守られれば問題ないので。 >死刑を廃止することでプラスになること 社会を構成する国民全員が、凶悪犯罪に対して寛容になれる可能性が若干高まるのではないでしょうか? 数少ない、私の立てたスレッドの生き残りいかに張っておきますので参考にしてください。
お礼
御回答ありがとうございました。
- anachronism
- ベストアンサー率31% (186/591)
「人が人を殺してはいけない」ということに、例外がなくなります。 人が人を殺してはいけないというなら、なぜ死刑というものがあるのか、それは、非常に説明の難しいことです。 もちろん、緊急避難的な考えなどを準用すれば、説明できないわけでもありません。死刑を正当化する理屈も、いろいろとあります。 功利主義的な考え(死刑制度があったほうが、社会秩序が維持しやすい、など)で、この根本的な議論を押しのける人も多いのですが、しかし、極端な例を挙げれば、以前世間を騒がせた某宗教教団の構成員が、死刑制度を持ち出して教団の殺人行為の正当化を計っていたこともあります。 やはり「死刑も含め、人が人を殺してはいけない」という考え方のほうが、矛盾がないということは、間違いありません。 「なぜ人が人を殺してはいけないのか」「なぜ死刑では人を殺してもいいのか」ということについては、それこそ、容易に答えの出せる問題ではありません。ある意味、死刑の廃止にせよ、存続にせよ、これらのことについて「断言」できる人のほうが、私にはおかしいとも思います。 死刑制度を、社会秩序の維持ということで正当化する人もいますが、それに対して、少なくとも、実際に死刑制度の無い国や州がいくつかあるのに、それらの国で凶悪犯罪が有意に多いという統計データも無い、という強力な「反例」もあり、「死刑では人を殺しても良い」という「仮説」を正当化するのは、かなり大変なのです。 (一応言っておくと、反例、すなわち「死刑制度がなくても凶悪犯罪が多いといえない例」が一つでもあれば、死刑制度が凶悪事件の抑止に効果があるというのは「定理」にはなりません。社会秩序の維持等を、死刑制度の正当化に持ち出すことは、残念ながら「反例」が多すぎて、「仮説」の域を出ないのです。) とりあえず、「仮説」にすぎないことをまるで「真理」のごとく言うような人のいうことには、耳を貸さないほうが無難です。
お礼
御回答ありがとうございました。
- SeeBat10
- ベストアンサー率42% (9/21)
死刑廃止のプラス効果、というとき、この効果は死刑の目的に沿って考えないと、意味がありません。 死刑を含む刑法の目的は、秩序ある安定した社会を維持することです。従って、そのために有効であればプラスですし、逆効果であればマイナスです。それ以外の軸で評価するのは、せいぜい副作用であって本質論ではありません。そういう意味で、「秩序ある安定した社会を維持」と関係の無い発想は、頓珍漢なのです。 例えば、エセ人権論者は勝利感を得られるでしょうが、それは本質ではありませんから、これは頓珍漢な思考です。 前置きはそのくらいにして、死刑廃止によるプラス効果は、ほとんどありません。ほぼマイナスです。 実のところ冤罪も、プラスではありません。死刑以外の刑罰だって冤罪で食らえばえらい災難なのですから、死刑だけ特別に持ち出すのは戦後民主主義という歪んだ死生観に惑わされていると言えます。命以上に大切なものは、ざらにあるのですから。 なお、日本史を振り返ると、刑罰を強化した結果治安が回復した事例は、いくつもあります。飛鳥時代の蘇我入鹿の治世や、信長の一銭斬り、また平家が平安京で力を付けたのも検非違使が盗賊をあっさり釈放するのに対して見敵必殺で臨んで治安を回復した結果です。江戸時代は、10両盗めば首が飛ぶ、と言われるくらい簡単に盗賊は死刑になりました。その結果、中世にも拘らず女性が郊外を一人歩きできるくらいに治安は良かったのです。結論として、死刑は、「秩序ある安定した社会を維持」に有効だということは歴史が証明しているのです。 かろうじてありうるマイナス要因は、少数の以前として存在し続ける犯罪が、凶悪化するという点です。捕まったら死刑になりますから、目撃者や被害者を皆殺しにするわけです。これも歴史上に事例があります。江戸時代に畜生働きと呼ばれ、火付け盗賊改めという役職ができて長谷川平蔵が出馬したのは、そういう事情もありました。 が、だからといって幕府は10両で首を切ることをやめたわけではなく、火付け盗賊改めにその場で斬殺する権限を与えました。罰則強化に動いたわけですね。実際それで、犯罪数は減っているようです。正確な統計はありませんが、火付け盗賊改めの働きで畜生働きが減ったという証言は残っています。 重犯罪者はきちんと損得勘定を考えて犯罪を犯しますから、強盗殺人のリスクが高くなりすぎると、違う生計の道を考えるというメカニズムです。
お礼
御回答ありがとうございました。
- bossnass
- ベストアンサー率44% (176/394)
現在、死刑廃止を主張されている方々は宗教関係者が主だという印象が あります。また、 「殺した人間を殺しても、殺された人間は生き返らないから、死刑は 新たな殺人を重ねるだけで無意味な行為だ」というのが死刑廃止論の 冒頭によく見られます。 「生かすことにより、加害者に罪の意識を持たせる事の方が重要であり 死刑はその機会を失う上に、冤罪を引き起こす可能性も十分ある。」 ということも論旨として、存在しています。 つまり、死刑廃止は、経費や賠償といった目に見える数字(金額)や 犯罪抑止力効果的な視点でのプラス面は、さほど考慮されていない ということです。 しかし、世の中や社会や自分のためにプラス(利益になる)かマイナス (損をする)かで死刑制度の是非を判断するのは、もしかしたら 短絡思考なのかもしれません。 もちろん私にもそれについては、よくわかりません。 ただ、自分の家族や身内が無惨に殺された時、果たして冷静に死刑廃止 の是非を考えられるか?・・・自信がありません。
お礼
>自分の家族や身内が無惨に殺された時、果たして冷静に死刑廃止 の是非を考えられるか? 今は死刑は廃止しない方がいいと思っているのですが、自分の家族が惨殺されたとしたら、冷静にその気持ちを持ち続けられるか私も疑問です。 大切な人を虫けらのように殺した犯人が、少しも反省することなく、「俺は全然悪くない。あーーばよ」という感じであっさりこの世のからいなくなったのでは、虚しさ以外何も残らず、殺された家族も全く浮かばれないような気がしますので。
補足
御回答ありがとうございました。
- morimaru47
- ベストアンサー率56% (499/884)
(1)No.1さんと同旨かもしれませんが、加害者が被害者の遺族に対して継続的に賠償する可能性が出ます。 (2)死刑を終身刑に変更すれば、自殺の代替として早期の死刑を望む犯人(例えば、故宅間守死刑囚、小林薫死刑囚など)にとっては、強制的に生き続けさせられるという意味で、死刑以上の厳罰感を抱きます。よって、そのような動機による犯罪が事前に抑止できます。
お礼
宅間守死刑囚は死刑を狙っての犯罪としか思えないですからね。 同様の犯罪を抑止する効果は期待できますね。 御回答ありがとうございました。
仕事として死刑執行をしなければならない人たちを、そのプレッシャーから解放することができます。
お礼
なるほど。 そう言われてみればそうですね。 御回答ありがとうございました。
お礼
被害者感情を考慮するとそうなりますか。 わかるような気がします。 御回答ありがとうございました。