大津自殺でまた別の隠ぺいが発覚
大津自殺でまた学校が隠していた事が一つ明らかになりました。
《大津いじめ、全教諭調査結果を遺族に伝えず》
読売新聞 7月24日(火)8時5分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120724-00000284-yom-soci
大津市で昨年10月、市立中学2年の男子生徒(当時13歳)がいじめを苦に自殺したとされる問題で、自殺直後、学校側が全教諭に対し、男子生徒へのいじめの有無を調査していたにもかかわらず、その結果を遺族に伝えていなかったことが、市教委への取材でわかった。
文部科学省は指針で、自殺があった場合、1週間以内に調査し、遺族に説明するように求めているが、学校側は調査したことさえも知らせていなかったという。学校によるずさんな対応がまた浮かび上がった。
市教委によると、調査は自殺直後の昨年10月中旬、教諭約60人にいじめを見聞きしたかどうかをアンケートで質問。男子生徒の担任や2年生の担当教諭ら約10人については、校長らが直接聞き取り、記録していたという。
文科省が昨年3月、自殺の再発防止に向けて策定した「子どもの自殺が起きたときの調査の指針」では、学校側の対応として「自殺から3日以内に全教師、数日以内に亡くなった生徒と関係の深い生徒から聞き取りを行い、1週間以内に遺族に説明する」との原則を示している。
しかし、市教委が調べたところ、学校側は遺族に対し、全校生徒対象のアンケート結果を伝えただけで、全教諭を調査したことや結果を説明していなかったという。市も近く設置する外部委員会で、説明しなかった理由や経緯を調べる。
市教委も、学校の遺族対応の不手際について把握はしていなかった。
★「全教諭を調査したことさえも知らせていなかった」という事は、先生方の回答の中に「遺族に知られては都合の悪い記述」があったのでしょうか?
報道では「市教委も、学校の遺族対応の不手際について把握はしていなかった」とありますが、市教委を取材してニュースにしただけですから本当かどうか疑問です。
普通なら「文部科学省の指針どおり、3日以内に全教師に調査したか?結果はどうだった?」と、教育委員会が片山義教・前校長に聞くはずだと思うのです。
教委や藤本校長が何度もウソや隠蔽を繰り返し、そのたびに報道されて批判を浴びています。あるいは苦し紛れに「よし、前校長の片山に責任を押し付けよう」と考え出したウソの一つなのでしょうか?
どちらにしても不手際である点に変わりはありませんが、皆様方はどのように考えますか?