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入学試験の合否の判定は裁判所の審査権が及ばない?
先日判決が出た群馬大医学部の訴訟の件ですが、 大学側は「入学試験の合否の判定は裁判所の審査権が及ばない。」と主張し、「面接結果の開示は今後の入試に影響が出るとして拒否」したそうですが、国の教育機関でも「入学試験の合否の判定は裁判所の審査権が及ばず」に入学者は大学側が恣意的に好きに選んでよいのでしょうか?それでその不合格の理由を全く公表しないということがまかり通るのでしょうか? これは「教育の機会均等」に反するむちゃくちゃな法律、判決のような気がしますが、どうでしょうか? よろしくお願いします。
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1.国の教育機関でも義務教育ではないので原則的に教育機関側に合否決定権あり。 2.虫食い問題、マークシート方式学力テストの部分の判定は第三者が完全にチェックできるのでこの部分に不正不公平があると思われる場合は司法が介入し正すべきだが本件のような面接論文等なら教育機関の裁量権の範囲であり明々白々に無効な状態(例えば論文で白紙提出なのに合格等)とはいえない本件の場合司法が介入すべきでない。 3.「教育の機会均等」より憲法で認められる重要人権の「学問の自由」の中の「大学の自治」の方が本件では重いとの判断です。 ケースが変われば判断が変わるので今後の裁判に特に影響なし。(特に新しい判断基準等示されたわけでないので)
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確かに九州大学では、33歳の男性の合格を取り消したことが大きく新聞に載りましたけど、理由としては宗教活動をしており、所属教団がサリンなどを撒いた時に、彼が指導的立場だったことを考えると、人の命を救う医師としての資質を疑うということだったと思います。 ただ、法律的にはこのときの禊は済んでおり、いつまでも過去を問うことは気の毒という気もします。 いったん暴力団に入って刺青を入れた人間は、足を洗って堅気になっても就職差別を受けることがあり、自分ばかりか子供や兄弟も警察官などには採用されないなどの基準もあると聞きます。 入試も、学力ですと線引きが簡単ですけど、面接などが入ると主観的な判断ですから、判り難い結果が出ますね。 私の地元でも、昔新聞で大きく報道されましたけど、寄付金の多寡によって合格基準を決めていた大学があり、大いに問題になりましたけど、ここは私立ですから、お金のある方がお金で大学を支え、能力のある学生は学力で入学し、お金で入学した学生の(間接的)援助で、安い学費で充実した学生生活が送れれば、それはそれでよいのかも知れませんが、国立大学が個人の思想信条に立ち入るのは是か非か、難しいです。
お礼
お礼が遅れてしまいまして申し訳ありません。 ご回答どうもありがとうございます。 例の55歳の女性は控訴したらしいですね・・・。 年齢が関係ないなら、人格に問題ありということでしょうか? 人格が医者に不適切だから不合格では立場がないですよね。 子供がいたらどう説明するんでしょうか? 「お母さん、人格に問題あるから医学部に入れなかった・・・」 っていうのはきついですよね。 難しい問題ですね・・・。
国立大学ですから、国民の税金を使って医師を育てる訳です。 国民としては、立派な医師が誕生し、長く医療活動をやって貰いたいと思いますけど、今回の場合、医師免許が来ても果たして何年現役医師としてやっていただけるか判りませんし、その為に貴重な税金を投入するのはいかがなものでしょうか。 出切れば、私立大学を受験され、実費で医学を学ばれれば、私も納得します。 税金ですから、費用/効果を考えてもよいのではないでしょうか。 ただ、個人的には医学を学びたいという方がたまたま老人であったというだけで不合格になるのは納得がいきませんが、大学の判断ですから仕方ないという気持ちもあります。
お礼
ご回答ありがとうございます。 今回の件は50代だから特別なケースだと思いますが、20代、30代の十分働ける年代の人間でも同じような理由で不合格にしている大学があるという噂を聞きました。 本当だとしたら憂慮すべき問題だと思います。
お礼
お礼が遅れてしまいまして申し訳ありません。 ご回答どうもありがとうございます。 >1.国の教育機関でも義務教育ではないので原則的に教育機関側に合否決定権あり。 面接で不公平な判定が行われるということに関してはどこも監視義務はないのでしょうか? 大学の合否が大学(教授)の裁量に任されているというの大いに問題だと思うのですが・・・。 難しい問題ですね・・・。 どうもありがとうございました。