公立学校でのことと限定しますと、土日や祝祭日は休みです。他に夏期休暇が5日ほど、年末年始が休みとなります。
他の方の回答でもあるように、担任と部顧問は別です。大雑把に言えば、担任外よりも担任の方が、文化部よりも運動部の顧問の方が仕事量は多いです。ですから、担任&運動部顧問の仕事量は担任外&文化部顧問の倍ぐらいあるように感じます。ちなみに部顧問は委託業務ですので、校長も運動部の顧問をお願いすることはできても、教員は拒否することができます。拒否する教員はいないかもしれませんが、文化部顧問でないと嫌だという人は多数います。
どのくらい休めるかどうかは個人の問題です。年間で1週間も休まずに、教科指導や部活指導にかかわる人もいます。一方で、有給休暇を使い切るまで休む人もいます。
奈良県の職員のように5年間で8日しか出勤しなくても全額、給与がもらえるようなことはないと思いますが、休もうと思えばかなり休めます。夏休みのような長期休業中に自宅研修をずっとする人もいます。研修は教員の権利であり、義務でもあるので(教育公務員特例法21、22条)、「図書館で調査する必要がある」とか言えばできます。実際に研修の成果を証明する義務はないので(証明できない)ので、研修の報告は必要ですが、研修したから「何々ができるようになりました」という必要はありません。
私の同僚では、有給は時間単位で取れるので、授業のあるときを狙って有給をとって休む先生もいます。授業時間数は少なくても、やるときは4倍速でやっていくので試験範囲は一番先に終わってしまいます。他にはお寺のお坊さんをしている先生もいて、その方も有給を使い切るまで休みます。有給に関しては労働者の権利ですので、同僚や生徒にどんな迷惑がかかろうととり放題というのが実態です。まあ、そのような無責任な人には仕事を回さないですので、学校に来ているときもあまり仕事はないですが...。いずれも、まじめに休まずに働いている同僚がカバーしなければならないので、大変です。
「芸は身を滅ぼす」という感じで、運動部の指導ができれば運動部顧問、パソコンができれば事務処理、生徒指導ができれば手のかかる生徒のクラスを受け持つというように、仕事と責任だけがどんどん増えます。逆に評判を気にせず「できません」と言っていれば、仕事は回ってこないです。どちらの教師も基本的には、勤続年数が同じなら、同じ給料です。
ですから、その気になればかなりおいしい職業であることは否定できません。