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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:オフィスの賃料増額請求に対する対応について)
オフィスの賃料増額請求に対する対応方法とは?
このQ&Aのポイント
- 都心の築十数年のオフィスビルで8年ほど入居している会社が、賃料増額の申し入れを受けました。増額の理由は近隣相場との乖離ですが、景気不透明な状況を考慮し、リスクを抑えたいと考えています。
- 賃料増額請求訴訟が起こされた場合、裁判所ではどのようにして適正価格が決まるのか、最近の判例の傾向はどのようなものか、不動産会社が増額請求を強硬に行う理由は何かを知りたいと考えています。
- さらに、中小企業と大手不動産会社の関係性についても気になっています。
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質問者が選んだベストアンサー
1.適正価格 近隣の同程度の規模、築年数及び同じビル内のテナントの賃料から算出することが多いです。 2.判例の傾向 妥当な賃料であれば貸した方が有利な判決が多いですが、実際にはそこまで行かずに、「テナント側がノーペナで退去する」か「申し出の9割方承諾する」ような「和解」の例の方が多いです。 3.2に関連しますが、「和解」の結末が多いので訴訟に至らず弁護士が入った時点で話し合いによる解決にもって行くことになると思います。 ある程度の規模の不動産会社は相応のスタッフがいますから、「いちいち訴訟云々」は冗談ではなく、実際にやるところも多いですよ。 土地柄(繁華街に近い等)にもよりますので一概には言えませんが、住宅用の賃貸借物件と違って「居抜きで使うことが少ない事業所用」の物件は近隣のテナント料に合わせる傾向は強いです。 同じビルの他のテナントの入居状況によっては(たとえば空きがある)、5~10%でも話し合いは可能と思われますが、他も満室のような例だと相手も強気になると思います。 一度弁護士に相談されるべきです。 私の申し上げた例は東京23区・横浜市周辺・さいたま市周辺での経験に基づくものですので、ご質問のビルの地域には当てはまらないかもしれませんので念のため。
お礼
なるほど、非常に参考になりました。ありがとうございます。 近隣相場が上がった場合は貸し手が不動産会社などのプロの場合 借り手は不利なわけですね。 逆に相場が下がった場合でも、借り手が不動産の素人の場合は 利益を(値下げの利益を)享受する可能性は低いでしょうし。 その点を争点にしても裁判所は取り合ってもらえないでしょうかねぇ・・・ 弁護士にも相談してみましたが、あまり真剣に話を聞いてもらえませんでした。 たまたま良い方にめぐり合えなかっただけなのでしょうか。 次回任意交渉が予定されているのですが、その後に再度弁護士に相談してみたいと思います。 まだあきらめないでのぞみたいと思っています。 ご回答ありがとうございました。