- ベストアンサー
接種したのに抗体がない?
本で読んだり、役所から知らせが来て知りました。昭和50~52年生まれの人はポリオの抗体がない人が多い、昭和54~55年生まれの人は風疹の抗体がない人が多い、これはどうしてなのでしょうか?
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
>No.4 厚生省は定期的に抗体保有率を調べているのでしょうかね。 厚生労働省が感染症流行予測調査↓をやっています。 http://idsc.nih.go.jp/yosoku99/index.html >No.4 アメリカ留学時などはポリオの追加が要求されますね。 アメリカなど多くの国は4回接種のようですね。 流行予測調査といえば、↓ポリオについてまとめたものがありました。 http://www.nih.go.jp/yoken/iasr/18/203/tpc203-j.html 昭和50~52年生まれの人の件については図3がわかりやすいと思います。3種類のワクチンウイルス株のうち、1型に対する抗体保有率があきらかに低いのです。その後生まれた年代の人は、1型・2型の抗体保有率は高いです。3型に関しては、各世代ともいま一つのようで、抗体ができにくいのでしょうか。諸外国で3~4回、あるいはそれ以上の回数接種することにしているのはそのへんもあるのかもしれません。
その他の回答 (4)
- yajiyaji
- ベストアンサー率32% (84/255)
ポリオの抗体が不十分な可能性について 厚生省は定期的に抗体保有率を調べているのでしょうかね。 もともと、ポリオを2回しか接種していないことも不十分なので、ほかの年の人でもある程度、抗体が不十分な可能性はあります。 アメリカ留学時などはポリオの追加が要求されますね。 ワクチンは病気にかかるよりも弱くしてあるわけで、完璧な抗体を獲得させることには限界があるでしょう。また抗体の調べ方もいろいろあります。感度の高い方法ならもっと抗体を検出できるかも知れませんが、かからないために必要なレベルの抗体があるか、ということになると(感染防御免疫といいます)、多少感度の悪い方法で調べることになる可能性があります。そうすると、抗体獲得不十分な人が増えてしまいます。 いろいろ難しい問題をはらんでいますね。
お礼
こんばんは。先日抗体検査を受けたところ、やはり(1)型が低いと言われましたが接種しなくてもいいでしょうとの事でした。私はまだ悩んでいますが・・・。回答ありがとうございました。
- kawakawa
- ベストアンサー率41% (1452/3497)
多くの予防接種について,一定以上の時間の経過による効力切れという現象が起こります。 破傷風などは,結構有名かもしれませんネ。 昭和50~52年生まれの方々に用いられたポリオワクチンはポリオのI型が少ないタイプのものであったために,ポリオ発生地域に行く際には要注意となっています。 また,この年代生まれの方々はポリオワクチンの接種自体が少なかったため,汚染地域での感染の確率が高くなっていますネ。 予防医学の範疇なので専門家として。 以上kawakawaでした
補足
昭和50~52年生まれの人だけI型が少ないタイプのものというのはどうしてなんでしょう?この年代生まれの人はポリオワクチンの接種自体が少なかったというのは聞いたことがあるのですが、接種した人もやはり感染の確率が高くなるんでしょうか?よくわからないのですが・・・。
- liq
- ベストアンサー率38% (228/595)
No.1の方がかかれていることも考えられるとは思いますが、その年に使われたワクチンの品質が悪かった可能性があると思います。特にポリオに関しては、流行によるブースター効果というのは考えにくいからです。
お礼
回答ありがとうございました。
単純に予防接種の賞味期間切れと考えてください(笑)。 免疫の抗体は終生のものではなく時々刺激されていないと持続的に生産されないんです。 その時期に接種した人たちはさしたる感染の流行も無い時期を生きてきたので免疫抗体の産生力が落ちて必要分が足りなくなってきていると考えられるのです。 再感染をおこすと免疫が強化されることが知られています。コレをブースター効果とか免疫の強化などと表現します。
お礼
回答ありがとうございました。
お礼
こんばんは。先日抗体検査を受けたところ、やはり1型が低いと言われましたが接種しなくてもいいでしょうとの事でした。私はまだ悩んでいますが・・・。回答ありがとうございました。