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ファイルサーバのRAIDの構築について
ファイルサーバに構築するRAIDについて質問です。 現在、大容量のファイルサーバの構築を考えているのですが、ファイルサーバにはRAID機能を使用することは必須なのでしょうか? また、RAIDを構築するなら、どんな構築方法がお勧めでしょうか? いろいろな参考サイトを見ていると、最低限必要、といったような書かれ方をよくみかけます。 ですが、私はRAIDを構築することのデメリットも気になり、RAIDなしでの構築も考えています。 というのも、以前RAIDを構築していたサーバのマザー側に問題が発生した際、RAIDを構築していたがために、問題ないHDDから直接データを取出すことができないということがありました。 その時に、HDDが故障した際の運用としてはメリットがあるけれども、HDD以外の故障に対してはRAID環境がデメリットであると感じたことがあったからです。 ※RAID1ならHDD単独で認識できることを確認していますが、構築するのであればRAID5で行いたいと考えています なお、RAIDを構築しないことによるバックアップとしては、定期的にNASサーバへバックアップを行い、サーバ障害時にはNASで運用をするということを考えています。 ただ、2TBのHDDを複数個備えたサーバということで、別ドライブ間のデータ移動に時間がかかるだろうという懸念点は把握しています。 以上のことから、以下の質問がございます。 (1)ファイルサーバにRAIDを構築しないことの、上記以外のデメリット (2)少量のHDDでRAIDを構築した場合、HDDを空スロットに増設した際のRAID再構築におけるメリットデメリット ※いずれ増設するかもしれないのであれば、最初からフルで構築したほうがいいのか? (3)RAID5で構築したサーバのマザーが故障した場合、同じ型のサーバにHDDを接続すれば、データを読み込むことはできるのか? RAIDのメリットデメリットをまとめられた情報はいくつか見つけたのですが、構築環境を決めかねて、こちらで質問をさせていただきました。 皆様のお知恵をお貸しください。 よろしくお願いいたします。
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- mac1963
- ベストアンサー率27% (841/3023)
RAIDのメリット&デメリットということ以前にサーバーに保存するデータの多重化を考えていませんよね マザーボードの設定RAID組んだ場合マザーやられると使えません同じ機種のマザーにつないでもだめな場合が多いです またマザーの壊れ方によってはデータの破損の危険性もあります 後からHDD追加した場合再度RAID組み直しになるのでファイルの対比をしないと行けないので現実的ではない 参考にうちの構成を提示しておきます サーバー本体はマザーの設定ではなくRAIDボードでRAID5を設定 本体とは別にRAID5構成の外付けハードディスクを用意してサーバー本体とミラーにする その他にもう一台外付けでRAID5を用意してミラーではなく時間差で差分保存できるソフトで誤って削除したデータを復活できる様に設定 そんな感じです 中途半端なサバーはいざというときに意味が無いです
- foitec
- ベストアンサー率43% (1080/2457)
RAID構成にするかしないかは自由ですが・・・ >なお、RAIDを構築しないことによるバックアップとしては、定期的にNASサーバへバックアップを行い、サーバ障害時にはNASで運用をするということを考えています。 RAID構成でもバックアップは必須ですが? やらないのでしょうか? 泣きを見ますよ。
- minis8566
- ベストアンサー率50% (29/58)
RAIDカード自体を冗長化すれば、カードの故障も対応できます。実際私はそういう製品を使っています。 以下、直接回答にはなっていないかもしれませんが RAID5の危険性を書いておきます。 大容量ディスクのRAID5はやるべきではありません。 RAID5は小容量のディスク(再構築にあまり時間を要さないもの)を大容量として使うために作られたものですので、現在の新規案件で採用するのはあまり良い案ではありません。 パリティ計算が必要なRAIDは、再構築に時間を要します。 2TBなどのHDDは、おそらく1日では再構築が終わらないかもしれません。 また、ディスクサイズだけでなく本数が増えれば再構築時間は長くなります。 安物RAIDカードだと演算が遅く、これも時間がかかる原因になります。 RAID5は再構築中が非常に脆弱です。 1本しかパリティがないRAID5で、それまで同様に稼動していた他のRAIDメンバーがやはり劣化しつつある場合、再構築時の負荷で他の1本がエラーを出すと全データを失うからです。 たまにRAID5+ホットスペア構成でRAID破損時に即時にホットスペアで再構築を掛ける構成を見かけますが、これは大変危ない行為です。RAID5なら再構築前に外部へのバックアップが完全にできていることを確認しなければなりません。ですので自動的な再構築をしてはいけません。 大容量ディスクのRAIDでパフォーマンスを出しつつ冗長性を担保するなら ・RAIDカードの冗長化 ・ディスクグループへのグローバルホットスペアのアサイン ・RAID10 上記の構成がベストです。 容量をもっと稼ぎたい場合は、RAID6で検討します。 何かの参考になればと思います。
- kita_s
- ベストアンサー率45% (630/1383)
RAIDはメリットデメリットが大きいので、RAID無しで子地区しても問題ない環境ならば無理にRAIDを構築する必要はありません。 回答1 RAIDを構築していればHDD故障時、すぐにHDDを交換しなくてもアクセスが続けられるので、故障=業務停止を避けることができます。 逆に言えば、RAIDを構築していない場合、HDDが故障すれば必ず業務停止が発生します。これは利益自体が減少するので大きなデメリットになります。 もちろん、常設管理者を増やす、24時間監視が可能なシステムを構築するなどすれば避けることができますが、RAIDを構築したほうが簡単だし費用も安価です。 回答2 空きスロットって、サーバケージの空きスロットの事でしょうか? HDDを最初からフル実装するか余らせるかですが、容量が十分なら増やす必要はありません。消費電力が増えますし、システム単位の故障回数も増えます(5台装備と10台装備なら、システム当たりの故障回数は倍です)。 ただ、RAID5からRAID6にしたい、故障時に自動的にリビルドに入りたい、等を勧めたいなら、空きスロットにスペアHDDを実装するのは良いと思います(故障しても自動で予備HDDでリビルドがかかるので、後で故障HDDを取り出せばいいだけ)。 また、システムによってはオンライン容量拡張ができますので、容量が足りなくなったら増やす、という事もできますが、通常は緊急でもない限り、増加量を見越して最初からフル実装します。 回答3 RAID5が何で構築しているかによります。FakeRAIDやソフトRAIDならばマザボ交換で再読み可能になる可能性は高いですが、オンボードのハードRAIDチップの場合は、RAID_IDが違いますのでマザボを交換しただけでは再読み込みできません(IDを移し替える必要がある。当然、IDは事前に取得しておく)。 RAIDを構築する最大のメリットは大容量化ですが、容量が必要ない場合はRAID1で問題ありません(RAID1はハードRAIDでもソフトRAIDでも、HDD故障後、単体で動作可能です)。 RAID5の場合、一番簡単なので、RAID5で組んだサーバをミラーサーバ化する事です(BackupはミラーサーバからBackup)。片方が死んでももう片方に切り替わるので、アクセス側は問題なく、修理も片方が動いているので簡単です。最悪部品どり様にできますし。費用は上昇しますが、簡単で安全に運用が可能です。 マザボ故障は可能性は低いものの、可能性は避けられません。ミラーサーバーにしとけばRAID5でマザボが壊れても安心です。 ファイルサーバ等、NASで運用できるシステムなら、NASを多重化するのも簡単で安いです。