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サイリスタ(逆素子三端子サイリスタ)はONになると何故電流が流れ続けるのですか?
タイトルの通りです。 サイリスタに順方向電圧を加えた状態でゲート電流を流すと電流が流れるということは分かったのですが、それがなぜ電流が流れ続けるかが分からないです。 できるだけ簡単な説明でしていただけると助かります。
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トランジスタの動作原理をご存知でしょうか? これが解らないと理解は難しいです PNP&NPNトランジスタの違いと(極性の違いだけですが) 簡単なスイッチング動作原理でよろしいのです(Bに電流が流れて始めてC-E間に電流が流れる) #1さんの言われる通りです C-Eにある程度の電圧が掛かりませんと動作しませんので電圧を小さくしてやりますと元の状態(どちらもOFF但しゲート電流小又はゼロ状態)になるのです
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> できるだけ簡単な説明でしていただけると助かります。 簡単に言うとアノード電流の一部でゲートを保持しているからなのですが 次に正確に、しかも分かりやすく説明します。不明な点は補足欄に書き込んでください。 紙に2SC(Q1とします)と2SA(Q2とします)のトランジスターをを描いてください。 次にQ1のBをQ2のCに、Q1のCをQ2のBに接続し、Q2のEをアノード、Q1のBをゲート、Q1のEをソースと考えます。 この時アノードにプラス、ソースにマイナスの電圧を加えますがこのままではQ1がオフなのでQ2のB電流が流れず当然Q2のEC間も電流が流れません。つまりサイリスターはオフの状態です。 次にこの状態でゲート、ソース間にゲートがプラスになるように電圧をわずか加えますとQ1のCE間はオンになり当然Q2のEBもオンになり必然的にQ2のEC間はオンになります。 つまり回路がオンの状態ではQ2のE→Q2のB→Q1のC→Q1のEと言う流れと Q2のE→Q2のC→Q1のB→Q1のEと言う流れが同時に起こり回路はオンになります。 次に始めに加えたゲート電圧をオフにしてもQ2のC→Q1のBに流れる電流は存在しますから回路はオフにならない訳ですね。 しかしこの状態でアノード電圧を一度カットすれば電流は途絶え、次にアノード電圧を復帰させてもQ1はオフのままです。 オンにするには最初に戻ってQ1のBに電圧を加えれば良いわけですね。
- ymmasayan
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↓のトランジスターが2つつながった等価回路を見てください。 ゲート電流が無いときは2つのトランジスターはカットオフです。 ゲート電流が流れると2つのトランジスターがオンになります。 ゲート電流を切っても2つのトランジスターが共同してオンの状態が続きます。