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緩衝液の組成の決め方
EIAを使っています. 測定用緩衝液の組成ですが,緩衝作用を示す物質以外に防腐剤としてのアジ化ナトリウムや界面活性剤,BSAなどが入っている場合があると思います. これらは何のために入っているのでしょうか?特になくてもいいものなら,省略して作った方が経済的にも時間的にも短縮されていいと思うのですが.
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アジ化ナトリウムは防腐剤として用いられているのであれば特に必要ないかもしれませんが、界面活性剤、BSAはEIAには必要だと思います。BSAは固相に試料を固定した後に、あまっている固相に試料が固定されなかった部分をブロッキングするのに用いられるはずです。SDSなどの界面活性剤はたんぱく質間の非特異的な結合を抑える働きがあるので、余分な抗体を洗い流す際に目的のところ以外に弱くくっついている抗体をはがす作用があると思います。 基本的にプロトコルに記載されているものは先人がいろいろ試行錯誤した結果なのであまりいじる個所は無いと思います。
お礼
ご連絡おそくなりましてすみません. 確かに,いろいろ加えられている組成はどれも必要な意味合いがあって,それで測定系がうまくいっているのであればあまりいじる必要はないのでしょうね.ご回答ありがとうございました!