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仮定法 「It was high time they came to a conclusion.」について

仮定法について復習していたのですが、 「ロイヤル英文法」のhttp://www.amazon.co.jp/gp/product/4010312785/sr=1-1/qid=1159324438/ref=sr_1_1/250-3954749-2497867?ie=UTF8&s=books 仮定法の項目に 「It was high time they came to a conclusion.」 (彼らが結論に達してもいいころだった。) という例文が載っていて、「仮定法なので主節の動詞が過去形になっても従属節の動詞は時制の一致が起こらず過去形のまま。」といった説明が載っていました。 私は過去における仮定だから当然 「It was high time they had come to a conclusion.」 になると思うのですが、どうでしょうか? とても定評のある文法書ですがモヤモヤしています。 皆様、よろしくお願いします。

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  • trgovec
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回答No.4

>「もう終わったこと」=「過去のこと」というわけではないのですか? 実際の時間にかかわらず「まだ終わってないこと」 「もう終わったこと」という概念がいま一つ分からないです。 「今この時点」と「昨日のある時点」で比較します。 この文を書いて(読んで)いるのは現在とします。 <まだ終わってないこと> 「今この時点」では「現在」のことですが、「昨日のある時点」では「過去」のことです。 <もう終わったこと> 「今この時点」では「過去」のこと、「昨日のある時点」でも「過去」のことです(正確に言えば「より古い過去」)。 図示できないのでどうしても分かりにくくなりますが、数直線のように左から右へと時間が流れていて、その上に「過去(a)」と「現在(b)」の2つの点を打つ(過去の方が左)と、「まだ終わっていないこと」はそれぞれの「点を含んで右側(a≦, b≦)」、「もう終わったこと」は「点を含まず左側(a>, b>)」になります。仮定法では「線上の点」は表せず、「不等号」を表すと言えます。(もっとましな言い方ができればいいのですが。わかりますか?) >「It was time~」に続く文ではなぜ「もう終わったこと」についての事実に反する仮定ではないのか 例えば、It is time you went to bed. と言う場合、「早く寝ろ」という気持ちがあります。「寝る」という行為がまだ完了していないからの発言です。「もう寝てしまっているはずの時間なんだが」と愚痴っているのとは微妙に違うと思います。もしこのように愚痴る気持ちを表すなら、仮定法過去完了もあり得るかもしれませんが、現実にはこのような表現は(今のところ)されていません。 分かりにくいところがあると思いますが、そのときはまた聞いて下さい。

vigo24
質問者

お礼

詳しいご回答ありがとうございます。 数直線の説明は非常に良く分かりました。 要するに 「It was high time they came to a conclusion.」は 「昨日のある時点」ではまだ結論が出ていない→ 「終わっていないこと」に関する仮定→ 「仮定法過去」ということなのですね。 2度も詳しいご説明どうもありがとうございました。

その他の回答 (4)

noname#34556
noname#34556
回答No.5

こんにちは。 #2です。補足を拝見しました。ありがとうございます。 別の視野から少し説明をしてみます。 I'd rather you didn't smoke in my room now. (できれば今私の部屋でタバコを吸わないで欲しい) →でも今部屋でタバコを吸っている →(理想と)現実は違う 仮定法過去です。 I have an older sister but I wish I had an older brother. (お兄ちゃんがいたら良かったのに) →でもお兄ちゃんはおらず、姉がいるだけ。 →(理想と)現実は異なる これも仮定法過去です。 My son is 30 years old - It's time he left our home. (息子はもう30歳、そろそろ家を出てってもらわないと[独立/親離れしてもらわないと]) →息子はもう30歳なのにまだ親元で暮らしている。親としては、そろそろ独立してもらいたい。 →(理想と)現実は異なる。 これもまた仮定法過去です。 would rather, wish, it's time この3つは文法上特殊な仮定法過去としてよく取り上げられます。 I was really excited to go to Hawaii for my holiday but when I arrived at the airport, the airbus had been. (空港に着いた時には、飛行機は行ってしまっていた) →飛行機が先に離陸、その後私は空港に着いた。 →時間差があるため、後者は大過去。 →確かに頭の中で、飛行機に乗っている自分を想像することはできたかも知れないですよね(理想)でも「楽しみにしていたが、現実は異なる」ではなく、「現実は異なって"しまった"」。 ↑の「~してしまっていた」に当たるのが、ご存知のように大過去です。 It was already 9:00 pm so it was high time they came to a conclusion. (既に午後9時だったので、いい加減結論が出ている頃だった) →夜の9:00だったのにも関わらず、結論には達していなかった。 →その時点での事実は理想や希望とは異った。 時間を組み合わせると理解がしやすくなるかも知れません。夜の9:00の時点であることには変わりません。もちろん8:00の時点でも結論は出ていなかったことになります。ですから、「いい頃」と、「結論が出ていなかった時間」は共に9:00なんです。そうなりますと、この文章では、どちらが先に起こった、起こらないの"時差"は全くない状態なんです。すなわち、仮定法過去です。 when I arrived at the airport, the airbus had been. と肯定して言う場合、had been には心理的に「もう/既に」という含みがあります。もちろん already などで強調することがありますが。 例えば、結果を待つために何日も何時間も待っていたとします。そして It's high time they came to a conclusion. といった場合、(日本語的に意訳「"もう"結果がでてもいい頃だったんじゃないか」として考えてみます)この「もう」は、結果を修飾するのではなく、「"もう"何日も過ぎ去った」ということを表しているだけ、もしくは「間もなく/やがて、結果が出るだろう」のどちらか一方の意味なんです。 全くの余談なのですが、「もうはまだなり、まだはもうなり」という日本の慣用句があります。「なるほどな」と思えるかも知れませんので、お時間があったらチェックしてみてください。it's time ~の説明にピッタリのような気がします笑。 またも長くなり失礼しました。

vigo24
質問者

お礼

再度ご回答どうもありがとうございます。 >「いい頃」と、「結論が出ていなかった時間」は共に>9:00なんです。そうなりますと、この文章では、どち>らが先に起こった、起こらないの"時差"は全くない状>態なんです。すなわち、仮定法過去です。 なるほど~。時間差がある場合は仮定法過去完了、ない場合は仮定法過去なのですね。 分かってきました。 どうもありがとうございました。

  • trgovec
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回答No.3

日本では subjunctive mood というものの扱いが中途半端なため、誤解されたり必要以上に難しくなっています。実用本意に割り切っているわけでもなくかといって本質的なことも述べられていない、1番さんの言うように仮定法という用語自体煩わしいものになっています。 それはともかく、仮定法には意味の上で「時制はない」と考えた方がいいようです。 実際の時間に関わらず、仮定法過去は「まだ終わってないこと」、仮定法過去完了は「もう終わったこと」について、事実に反する仮定などを述べるために使われます。 If he knew your address, he would write to you. If he had known your address, he would have written to you. これらはともに、これだけでは時間軸上の「現在、過去、未来」にはとらわれてなく、この前に He is saying, He says, He said のどれもつけられます。これが「時制の一致をしない」ということなのです。 さて、例文を見ればお分かりと思いますが、仮定法過去や仮定法過去完了が使われているのは「条件節(if節)」のところで、後半の「帰結節」の部分は「助動詞の過去形」を伴っていてこれは「条件法」(あまり使われない用語ですが)と言われここが「事実とは異なるが~するだろうに」を表すところです。してみると、 It was high time they came to a conclusion. (彼らが結論に達してもいいころだった。) では、仮定法過去だけで条件法はありません。それにこの文は何かを「仮定」する条件文ではありません。それなのに「彼らが結論に達してもいいころだった。(しかし結論は出ていなかった)」の意味になるのはどうしてか。 ここがほとんどの文法書で抜けているところで、仮定法だけで事実と異なる想像を表している(例えば he wrote to you だけで「彼はあなたに手紙を書くだろう」となる)例が It is time ~ なのです。 It is time の後に仮定法過去しか来ないのは「そろそろ~してもいいころだ」というのは当然まだ終わっていないことについて言うからです。

vigo24
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 本当に何度も読み返したんですが、どうもまだすっきりしない感じです。 >実際の時間に関わらず、仮定法過去は「まだ終わってないこと」、仮定法過去完了は「もう終わったこと」について、事実に反する仮定などを述べるために使われます。 この辺りですが、 実際の時間にかかわらず、仮定法過去完了は「もう終わったこと」についての事実に反する仮定とはどういったことなのか、 「It was time~」に続く文ではなぜ「もう終わったこと」についての事実に反する仮定ではないのかというのが良く分かりません。 「もう終わったこと」=「過去のこと」というわけではないのですか? 実際の時間にかかわらず「まだ終わってないこと」 「もう終わったこと」という概念がいま一つ分からないです。 いろいろ分からなくてすみません。 教えていただけるとありがたいです。

noname#34556
noname#34556
回答No.2

こんにちは。 今回の文の場合、vigo24さんの考えられたように It was high time they had come to a conclusion. とされても全く問題はないようにも思えますが、It's time~というのは基本的にその時点(現在)での可能性を指しますので、未来形、もしくは現在形のような考え方になってしまうんです。ですから今回の文が。 6o'clock. - It was high time (that) they came to a conclusion. 「もう6時だから、とっくに結論が出ても良い頃だった」そしておっしゃる通り「結論は出ていなかった」わけですので、その時点では、ごく近い将来、結論がでる可能性が非常に高かった(もしくは結論がでる)、もしくは「想像では結論がでていると思えた」などということで未来形の文章と同じような扱いになるんです。 もしも前者が現在形だとすれば It is high time (that) they came to a conclusion. となり、後者に過去形を用いる用法は既にご存知かとは思いますが、つまり came は過去形ですが、文全体の意味は「現在形」の文です。こちらを言い換えれば→It "is" high time for them to come to a conclusion. となります。 従って、 It "was" high time for them to come to a conclusion. を言い換える場合、for 以降の文にも前者の was がそのまま適用され、had come ではなく、came が使用されます。 つまり、「結論に達している頃だった」と言うだけで、実際にその時点で(その時点より前に)結論は出ていないわけです。 It was time you had dinner. であれば、夕食をとる時間であったというだけであって、夕食はまだ食べていなかった。 そう考えますと、その時点で夕食をとっていなかったのにも関わらず、 It was time you had have dinner. にしてしまうと、夕食の時間になる前に夕食をとってしまっていたのか?ということになります。 It was high time they went home. It was high time they had gone home. この上記の2文を比べていただいてもお分かりになるように、まだ家に帰って(着いて)いなかったのに、had gone (大過去)にする必要はありません。 長くなりすみません。文にまとまりがないかも知れません。もしも疑問が残りましたらお知らせ下さい。参考になれば幸いです。

vigo24
質問者

お礼

ご回答どうもありがとうございます。 何度も読み直して考えていたんで御礼が遅くなってしまい、すみません。 正直まだちょっと納得ができないでいます。 「It is high time (that) they came to a conclusion.」 ではcameと過去形なら、 「It was high time they had gone home.」 は「had gone」と大過去形でよいような気がするのですが・・・。 どうでしょうか?

noname#47281
noname#47281
回答No.1

仮定法という用語自体が煩わしいですね。 仮定法は英語でsubjunctive modeと言いますが、この場合は hypothesisの用法でありませんから、何も過去完了にする必要はありません。

vigo24
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 仮定法の項目での説明なので一応 「It was high time they came to a conclusion.」 (彼らが結論に達してもいいころだった。(しかし結論は出ていなかった)) ということだとは思うのですが・・・。