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ジャッキー・チェンの台湾発言の意味
ジャッキー・チェンが台湾のことで問題発言をしたらしいですが、 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060925-00000025-mai-int 読んでみても何のことかピンと来ないんですが、わざわざそういう発言をした背景や真意など、どなたかやさしく解説していただけないでしょうか。 また、ジャッキーの奥さんの名前など今回初めて知りました。 プライベートは極秘だったと思うのですが(自殺するファンをおそれて秘密、とか聞きました)もうそういうのは解禁なんでしょうか。 ご存知の方、教えて下さい。
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台湾には、少なくとも3種類の主張を持った人が居ます(分ければもっと居るとは思いますが・・・)。 1:蒋介石の国民党に教化されて、中華人民共和国と日本を嫌う人。 2:日本統治によって教化されて、中国本土及び1の人々を嫌う人。 3:中国人としての意識が強く、1及び2の人々を嫌う人。 陳水扁総統は、どちらかというと台湾独立派(1と2の中間あたり)ですから、3の人々には極めて評判が悪いです。 また、1及び2の人々の一部からは、逆に「独立に弱腰」だという批判も受けており、微妙な状況です。 少なくとも「台湾は自国の一部だ」と主張する「中華人民共和国の共産党本部」からみれば「敏感にならざるを得ない(というふりをせざるを得ない)」立場です。 一方ジャッキー・チェン氏は、共産化された香港から逃げ出した人ですから、どちらかというと台湾独立派へエールを送る立場です。 今回の発言もその一環であり、少なくとも中国当局及び3の人々から見れば「問題発言」と受け取れるものでしょう。 1及び2の人から見れば、そんなに目くじらたてるような話ではないと思うのですが、日本のマスコミはなぜか中国当局の問題を自国の問題以上に書き立てる習性がありますから。 ただ、チェン氏自身が、自国(旧・イギリス領香港。中国への返還時に、特異能力や財産のない人間は、国外へ脱出しようにもできなかった経緯がある。根性の座った闘士以外の財産家は、こぞって欧米へ脱出した。)を捨てて逃げちゃった人(しかも台湾から見れば外国人)が自分だけ安全なところから何を無責任なことを言ってるの? という点では、1及び2の人々からも「おもしろ半分に茶化すな」という意見が出ても不思議はないと思います。
お礼
お答えありがとうございました。 針小棒大な報道ってとこでしょうか。 ジャッキーは今は香港を捨てて、生活の基盤を台湾に置いているんでしょうか? 私生活はよくわかりませんね。中国寄りではないでしょうねえ、大金持ちだし。