- ベストアンサー
畦畔の彼岸花を増やすには
周辺の畦畔に彼岸花が満開の時期になりましたが、畦畔の場所により、びっしりと彼岸花が生え揃って増えている所と、殆ど消えてしまった所とがあります。 畦畔の彼岸花を増やすには、花茎が出る前の8月に草刈りを終える、花茎は刈り取ったり折ったりしない、等の他にどんな管理が効果的ですか。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
こんばんは。 私の家では兼業農家をしています。山野草のほうは色々趣味で植えています。ですが農業については私は現在勉強中です。 ※ヒガンバナは春から入梅前までが休眠期で、8月は地上部も地下茎も活動期です。 私の地方の場合、ヒガンバナは数年に一回度4、5月の田植え前に掘り起こして、コモの上で10日位天日干し、株分けして入梅頃に植えつけます。 一度植え替えすると、その年は開花しない場合があります。またこの際、大きな球根の塊は株分けさせますが、最低でも3株以下には分けません。後の成長の遅れ、次期の開花率が落ちるからです。 ヒガンバナが減る要因ですが、草刈のほかに株の老化、人が球根上を歩いたり、耕運の際トラクターなどの通り道になったりして地面が硬くなると自然にうせるようです。特に秋の稲刈り時期(9月中)はヒガンバナの球根が活動している時期なので気をつけたほうが良いと思います。またヒガンバナの周囲は、背の高い雑草を有る程度取って、ヒガンバナの葉に日光が当るようにし、雑草と干渉しないようにすると成長が良いはずです。 私の見た範囲ですが、ヒガンバナの球根に毒があると言われますが、掘り起こしてみると地中の虫に食害され駄目になっている球根も結構みつかります。 ヒガンバナは、西洋から移入した園芸品種の「リコリス」に準じると思いますので、園芸の書籍を一度参考になさると良いと思います。また、検索してみると、日本のヒガンバナは3倍体のため結実しないといわれますが、数は少ない物の種が実り、ポットに播いて発芽させ増やすことも可能なようです。 つたない内容ですが参考になれば。
お礼
詳しく教えて頂きありがとうございます。 リコリス・オーレア(黄色の彼岸花)について別に質問しますので宜しくお願いします。