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培地交換時の細胞の剥離について

ある種の繊維芽細胞を24穴プレートに播種しました。ところが翌日に培地を交換した直後に顕微鏡で確認したところ、細胞内に粒状のものが多くみられ、しばらくすると剥がれて死んでしまいました。これまでに同様の条件で6穴や96穴プレートに播種しましたが、このようなことはありませんでした。 この現象は何が原因なのでしょうか。また、解決する方法がありましたら、アドバイスをいただきたいです。 よろしくお願いします。

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  • MIYD
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回答No.2

異なる培地でも再現性があると言うことは、 培地ではなくてプレートやハンドリングの問題ではないでしょうか。 気になるのはP1000と2mlピペットの違いですが、 ブルーチップは自分で詰めているのでしょうか。 よほどのことが無ければ、変なものは溶出されてこないと思いますが、 念のため、ブルーチップで6穴プレートに培地を入れてみてはいかがでしょうか。

YUKA82
質問者

お礼

ブルーチップは自分でつめていますが、6穴プレートで P1000を使って培地交換をしても細胞に異変はありませんでした。 やはりハンドリングの問題でしょうか。 丁寧なアドバイスありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • MIYD
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回答No.1

24穴プレートは細胞培養用のものでしょうか。 細胞内にある粒は、培地交換の前にはないのでしょうか。 しばらくというのはどのくらいの時間でしょうか。 培地は液体でボトリングされているものでしょうか。それとも、粉から溶かして作っているのでしょうか。 使った培地やプレートで再現性はあるのでしょうか。 再現性が無いのであれば、解決することは出来ないと思いますが。 問題になる可能性が高いのは、トリプシン処理、培地、プレートの順だと思います。 まずは、トリプシン処理した同じサンプルを、問題の24穴プレートと別のプレートに撒いて見てはいかがでしょうか。 24穴プレートに撒いた細胞だけが張り付かないのでしたら、プレートに問題がある可能性が高いです。 細胞培養用のディッシュなのに、処理がされていなくて、張り付かないディッシュを見たことがあります。 両方とも張り付く、または張り付かない場合は、YUKA82さんの操作に問題があるか、培地に問題があるかと思います。 同じ培地を張り付いている他のプレートにかけてみてはいかがでしょうか。 トリプシンが培地にコンタミしても、あまり細胞の接着に影響は少ないですが、EDTAがコンタミしていると剥がれる可能性があります。 PBSに間違えてEDTAを入れると、写真撮影中に浮いてきます。

YUKA82
質問者

お礼

24穴プレートは細胞培養用のものを使用しています。 細胞内にある粒は培地交換前にはなく、交換直後にみられ、数分すると細胞が死滅していきます。細胞膜も破壊されてしまうため、張り付いていないのではなく、死んでしまっているものだと思います。 6穴プレートや10cm dishではこのような現象はおこりませんでした。また、他の種類の細胞でやっても(培地の種類も異なります)同じことが起こったので、やはり培地交換が原因ではないかと思われます。 ただ、交換時にアスピレーターで培地を吸引し、1000ギルで培地を補充していましたが、デカントで培地を捨て、2mLの電動ピペッターで補充する方法に変えたところ、細胞は無事でした。 細胞に対する衝撃が原因だったのでしょうか。