前受金と売上について
前受金の仕訳でわからなくなってしまいました.
英会話教室を例に出しますが,
コノ手の業界では,入会金と数十回の受講料をまとめて払う形になると思います.
で,良心的な教室だとして,途中解約で未受講分は全額返金するものとし,
受講料の売上は受講毎にあげるものとします.
入学金10万円,受講料1回5000円×30回払うものとして,現金で一括払いした場合,
(現金)250,000 (売 上)100,000
(前受金)150,000
受講毎に
(前受金)5,000 (売 上)5,000
という仕訳になると思います.
では,これがカード払いの場合はどのようになるのでしょうか?
(売掛金)250,000 (売 上)100,000
(前受金)150,000
受講毎に
(前受金)5,000 (売 上)5,000
カード会社から振込があったら,
(振 込)250,000 (売掛金)250,000
と,売掛金に対して前受金勘定を立ててよいものなのでしょうか?
それとも,
(売掛金)100,000 (売 上)100,000
受講毎に
(売掛金)5,000 (売 上)5,000
カード会社から振込があったら,
(振 込)250,000 (売掛金)100,000 + 5,000×受講分
(前受金)5,000×(15回 - 受講分)
のような形になるのでしょうか?
前者のような形であれば,受講生がいつ,いくらローンを組んで,いつ回収できたか,
また,受講料の売上も現金と同様な処理(前受金から売上振替)に統一されわかりやすいと思うのですが,
後者の場合だとその辺りがわかり辛いように思えます.
だた,逆に前者であると,本当の前受金額がわかなくなりそうですし・・・
実際はどのように仕訳するのが正しいのでしょうか?