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「外」という文字の右側は「ト」ではない?
今パソコンで文字を打っていて気が付いたのですが 「外」(そと・がい)という文字の右側は 「ト」(カタカナの「と」)ではないのでしょうか? パソコンで打った文字をよく見てみると「ト」ではなく「メ」のように真ん中の縦線より左側に突き出ていました。 今まで全然気が付かず「ト」と書いていました。 同僚の何人かにも聞いてみましたがみんな「ト」 だと思っています。 国語辞典が手元にないので確認できないのですが ご存知の方がいらっしゃいましたら教えて下さい。
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それは書体によるデザインの違いです。 試しにパソコンでいろいろな書体の「外」を出してみてください。 はっきり「ト」と見える書体もあるでしょう。 これらは日本語に関することは、主務官庁である文化庁の国語施策情報システムに詳しく解説されています。 参考URLで、 「参考資料」→「国語表記の基準」→「表外漢字字体表」→「(2)字体の違いとデザインの違いとの関係」 のあたりを読んでみてください。
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- azuki24
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「外」の「卜」をはねるか止めるか交差するか等は、 たんに手書きで楷書する際の習慣の相違であって、 どれも間違いではありません。 常用漢字漢字表の告示にも、字体についての解説で、 わざわざそのように明記しています。 たまたま「外」の字が例に挙げられていますので、 詳細は告示本文を参照してください。 下記に掲載されています。 文化庁「国語施策情報システム」 http://www.bunka.go.jp/kokugo/ 国語表記の基準→内閣告示・内閣訓令→常用漢字表 -------------------------------------------- 「常用漢字表」 昭和56年 内閣告示第1号 (付) 字体についての解説 第1 明朝体活字のデザインについて <略> 第2 明朝体活字と筆写の楷書との関係について 1 明朝体活字に特徴的な表現の仕方があるもの <略> 2 筆写の楷書では,いろいろな書き方があるもの 常用漢字表では,個々の漢字の字体(文字の骨 組み)を,明朝体活字のうちの一種を例に用いて 示した。このことは,これによつて筆写の楷書に おける書き方の習慣を改めようとするものではな い。字体としては同じであつても,明朝体活字 (写真植字を含む。)の形と筆写の楷書の形との 間には,いろいろな点で違いがある。それらは, 印刷上と手書き上のそれぞれの習慣の相違に基づ く表現の差と見るべきものである。以下,分類し て例を示す。 (1)長短に関する例 <例略> (2)方向に関する例 <例略> (3)つけるか,はなすかに関する例 <例略> (4)はらうか,とめるかに関する例 <例略> (5)はねるか,とめるかに関する例 <例略> (6)その他 令 外 女 -------------------------------------------- 教科書の書体を金科玉条のように考えて、細かい違いを×にする教師もいるようです。
- tatsumi01
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「字通」によると、外は会意文字で「夕」+「卜(うらない)」です。甲骨文字や金文では全て「卜」の形になっています。 説文解字では「卜は朝するもので、夕べに行うのは法外であるから『外』の意味になった」とあるそうです。 「字通」の著者白川静は「夕」は「肉」の意味であるとしますが、なぜ「夕」+「卜」で「外」の意味になるかは明快には説明していません。
- hikaru5
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夕「月」とト「うらなう」とを合わせた字、だそうです。 http://kanji.boo.jp/2006/05/post_107.html 突き出ているのは慣例だそうです。 http://www.taishukan.co.jp/kanji/qa_shape2.html#Q3083 もう回答は出ていますが、せっかく調べたのでそのまま投稿します。
- taka_flash33
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縦線より左側に線が突き出ているのはデザイン上の問題と見て問題ないでしょう。正確に言うと、この部分はカタカナの「ト」では無く、漢字の「卜」(うらな・う)です。