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湘南モノレールについて
湘南モノレールってどういう経緯で設立されたんですか??? 会社概要見ても設立年月日が書いてあるだけで・・・・ あそこにモノレール作る意味がわかんないんですけど。。。 でも、意外と儲かってるみたいですね。 その他、湘南モノレールについていろいろ教えてください。 沿線観光とかじゃなくて、会社としてどうかってことね。
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- こげ まぐろ(@koge-magu)
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昔(明治時代)から、大船~江ノ島海岸で鉄道等を走らせる計画があり、 江の電が昭和23年5月25日に敷設免許の申請をしています。 大船で当時の国鉄に乗り入れる事により、東京~江ノ島間で直通電車を走らせ、収入UPを狙ったものです。 この計画は根岸線の新設や、江の電バス路線が延びた事、また、この当時江の電(江ノ島鎌倉観光)は鉄道事業は収入が横ばいであり、他の事業(バスや不動産、観光事業)の方が成長していた事もあり、そちらに投資する為、計画がなくなりました。 今のモノレールの下を走る道路は、「日本自動車道」という会社が昭和5年に開通させた有料道路で、路線バスを走らせていました。 後に京急に吸収され、京急の有料道路になりました。(今は無料化され、市道に。) なお、集落をつなぐように走っていたバスなのですが、江の電が廃止計画から沿線開発をキッカケにして復活したように、沿線開発からバスだけでは輸送力が厳しくなってきました。 このエリアは山がちであり、 普通の鉄道ではこう配が厳しい事、 逆にモノレールにすればゴムタイヤからこう配が通常の鉄道以上のものを設定できる事。 懸垂型モノレールにすれば、京急有料道路の下を使って土地代金の節約が出来るため、モノレールになりました。 この会社の資本に京急が入っているのは、そのような経緯なのです。 また、現行の500形車両は、京急の旧1000形を上下逆にしたようなクルマであり、コンプレッサーなど旧1000形車両の特徴的な音を聞く事が出来ます。 朝方は7分間隔で満員で大船まで通勤客を運んでいます。 意外と、 ・・・・・・というより、通勤路線としてかなりの経営状態ですよ。
ご参考まで。 尚、計画の段階ではもう少し先まで予定されていましたが、土地の手当てが出来ず断念。最近確認していないのですが、駅ビルは延長出来る構造となっていました。