ソフトウェアエンジニアをやっている者です。(結局メインPGなので、全工程やらされてるだけですが・・・)
資格云々については、持っていなかったから何も出来ない。持っていたから優秀。と言う観点で見られる事は、ほとんどありません。少なくとも、現場では。
営業さんや、先方の上層部等は、資格を見る事もありますが、物に例えるなら、とりあえず見栄えは良いね。程度の物です。
金銭面で得があるとすれば、"資格手当てが出る会社"に勤める事で初めてその効果を発揮します。
僕の経験では・・・
基本情報:5~6000円
ソフトウェア開発:1万円
アプリケーションエンジニア:2万円
位ですね。他に、システム監査等の試験では、5万付く等もありましたが。
ただし、資格に意味が無いとも思いません。
資格を持っているだけで、覚えていないのでは仕方無いですが、現実として、現場で開発するのに、基本情報程度の知識はあって当然です。
そう言う意味では、意思の疎通をスムーズにする為の基礎知識習得の一環として、基本情報等、資格の勉強を利用する事は、非常に良い事だと思います。
例え持っていなくとも、現場で1年も働けば、基本情報程度の知識は生活の一部として自分に入り込んで来る物ですが。
就職に有利になるから。等、その位の水準で考えておられるのであれば、正直ソフトウェア開発を持っていれば十分過ぎると思います。
何も持っていなくとも、No.3の方が書かれているように、プログラム言語を自由に扱え、今までにこんなアプリやソフト、ゲームを作りました。
とアピールする方が、プログラマになりたいならよほど有効かと思います。
実際、自分もソフトウェア開発を持ってはいますが、今までこの資格が有効に働いたのは、手当てだけです。後は現場にいる際の基礎知識の後押し程度ですか。
資格自体は、初めて就職する際には見られるので、ソフトウェア開発規模を持っていれば積極的に取られるとは思いますが、入ってから重視されるのは、スキルシート(職務経歴書)です。
むしろ、院へ行かれると言う事は、卒業時には少なくとも20代後半でしょうし、資格よりも、やはり何が出来るのか。の方が採用側は気になると思います。
仮に24~5歳だとして、一般にその年齢であれば3~5年は経験があるので、伸びの良い人であれば、小規模~中規模の案件を任される程度のレベルにはなっているでしょうし、メインで働けるレベルのプログラマにはなっていて然り。と言う雰囲気もあります。
お金にしたい。大きな手当てが欲しい。と思うのであれば、資格に大きな手当てを配当してくれる会社を探し、出来るだけ大きな手当てが貰える資格を手に入れれば良いと思います。
ですが、実際現場はそう甘くないですし、書籍からの知識だけでは全くやっていけない世界なので、プロの世界に入るつもりなら、資格よりも、プログラミングを体系付けて理解する事、コンピュータそのものに対しての理解を深める事、考える力を養う様意識しておく事。
あとは、バイトなどで辛い経験に耐え、精神的に強くなる。体力を付けておく。等をする方がよほど有効だと思います。
資格から話しが遠ざかってしまいましたし、勤める場所によっても様々でしょうから断定はしませんが、参考までに。