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所有する建物の窓から見える風景をWeb上で公開
身内の持っているビルの最上階の窓から近くのイベント会場が丸々見下ろせるのですが、 ベランダや屋上にカメラとマイクを設置して、タレントのライブイベントやスポーツの試合等が行なわれている風景と音声をネットで中継したり、録画してweb上で公開したら法的に問題はありますか? リハーサル風景とかけっこうレアな映像も見れるので自分だけで楽しむのはもったいない気がするのですが、やっぱりダメでしょうか?
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「別にライブイベントや試合は見られることが商売の公人のようなものだから、別に載せてもいいんじゃない?」。答えはNGです。 たとえ有名なライブイベントや試合でも、興行主が撮られることを意識しないままに撮られ、無断でその画像をブログやホームページに載せた場合は、その肖像権を侵害していることになります。 もし、どうしてもライブイベントや試合の画像を使いたい場合は、許可を得なければなりません。 肖像権は、ライブイベントや試合を全景のような風景として写り込むならOKですが、個体がはっきりと特定できるような場合は、侵害と見なされる可能性が高いです。 なお、報道関係者などが腕章などをして、興行主に明らかに撮影していると解る状態であれば、拒否しないかぎり暗黙の了解を得たとみなされます。 さらに、ライブイベントや試合にはパブリシティー権があります。 パブリシティー権は、肖像に近いですが「肖像や名称でもたらされる利益や価値を独占的に支配する財産的な権利」です。 ハーサルを撮り、興行主が知らないうちにブログやホームページに載せた場合は、パブリシティー権を侵害していることになります。 著作権やパブリシティー権は、これを侵害したからといって即逮捕されるわけではありません。 もしも侵害しても、膨大なネットの大海原では見つかる可能性が多くないでしょう。 しかし、もし訴えられれば、ほとんど勝ち目はありません。 (全日本不動産協会刊 月刊不動産2006年8月号より、抜粋のうえ編集し転載)
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- SUPER-NEO
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若干問題ありです。 イベント会場でのイベントは、原則として撮影禁止なハズです。 それを撮影することは、いわゆる「盗撮」と同じことであり、 法律に触れてくると思います。 また、タレントやスポーツ選手には肖像権があり、 無断公開によって、これを侵害することにもなりますし、 音楽についても著作権の問題が引っかかってくると思います。 撮影自体、悪いことではありませんが、 「自主的に見た景色」と「自然と見えた景色」とでは、 問題が生じてきます。