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中国にある工場による環境汚染について教えてください。
中国の発展に伴う自然破壊、環境破壊についてですが、それは日本企業やその他の先進国が中国で物を作っていて発生しているのでしょうか?それとも中国人が中国で物を作る際に知識不足や技術不足で問題が発生する事をコントロールできずに環境問題を引き起こしている場合が多いのですか?例えば服などでも日本のホームセンターなどに売っている安いシャツなどを買うと染料が洗うときに流れ出てきてしまう商品もあるのであれは日本企業にとって環境コントロールはしっかりしているといえるのでしょうか?染料は無害なのでしょうか?
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中国の環境問題は大きく「水資源」と「大気資源」に分けて観察する必要があると思います。 まず、水資源ですが、中国大陸の気候的特性から北側は慢性的水不足、南側は豊かな水資源の宝庫と言えます。「南船北馬」とは昔からこの特質を表現した言葉ですね。大河川である黄河でさえ現在では河口に近くなると1年の内干上がっている期間がかなりの期間になるとのことです。その原因は上流部から順に無計画、無管理による農業用水、工業用水の早い者勝ちに近い無秩序取水状態にあります。おそらく黄河以外も似たような状態でしょう。これを補うために今「南水北調」と言って揚子江の水を黄河に引こうという、これまた巨大自然破壊の政府の大プロジェクトが進められています。こういう状態のところへ、無原則、無計画に十分な浄化対策を採らないままの莫大な工場排水を垂れ流しするものですから、河川の水質などたまった物ではありませんね。また、この一環で北側の砂漠化の進行はものすごく、最近は日本にまで黄砂の被害が及んでいるのはご承知でしょう。 次に大気の問題ですが、これも急膨張する工場排気をほとんど無処理で空中に放出するものですから、工業発展地域の空気はひとたまりもありません。そこへもって、中国のエネルギーの効率は非常に悪く、同じ生産物を作るにも日本よりはるかに多いエネルギーを必要とします。また、発電所の燃料も燃えにくく煤煙の多い石炭火力が主体のため二重に大気汚染を促進しています。 これらの状態がなぜ放置されているかというと、中国全体が経済的成果最優先で突っ走っており、公害防止になど金を使う余裕は無い、ということです。これを突き詰めると、根本原因は一党独裁の非民主的政治体制ということに行き着くことになりますが、この辺のところまでとても紹介できませんので、後はぜひご自分で勉強ください。
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- XZ400
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中国に外国の資本の工場が進出する場合には、非常に厳しい排出基準(水質についても大気質についても)が課せられます。その基準は日本の排出基準より厳しいです。 さて、その目を中国国内の企業の目を向けますと規制がどうなっているのかはわかりませんがほとんどの工場は排水処理装置などの公害防止設備を設置いていないと言われています。 しかし、問題は中国での生産が多すぎると言うことが問題だと思います。たとえ、日本並みの排出基準で生産したとしても、生産量が莫大ですから、その排出物質が中国の河川を通じて中国沿岸に集中することが問題になると思います。その海域は海産物の漁場でもあり、中国の汚染物質が海産物を通じ世界中の人間の口に入り健康被害を引き起こす可能性があります。中国の動向は、環境面でも世界規模で影響を及ぼす可能性が高いと言うことを認識しておくべきだと思います。
- Willyt
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環境汚染については日本だって、世界の他の国だったそんなに威張れたものではないのですが、日本が比較的それの防止装置が行き渡っているのは、社会からの制裁が厳しいからです。 ところが、中国では言論の自由がなく、司法が行政から独立した存在とは言い難い情況にあることから見て、近い将来、中国が日本並みの環境維持装置を工場が備えるようになることは悲観的であると見ていいと思います。これは違法コピーがなくならないのと同じ情況です。 日本では汚染物質を含む排液を放流すると厳しい制裁が待ちかまえています。これは水銀やカドミウム汚染で痛い目にあったことが大きな支えになっています。染料については染料そのものの毒性はないのですが、それを染めるについて汚染物質を使います。従ってその排液処理に関しては厳しい規制がかけられていますよ。 中国に関してはそのような情況なので、先進国が結束して中国からの安価な輸出品に対して環境税のような懲罰税をかけることを考えるべきだと思います。長江(揚子江)の汚染は限界にまで来ているようですよ。
- tairou
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外国企業が破壊する事を承知でやっているなら言語道断です。中国に生産の為の技術、知識が不足しているとは思いません。不足しているのは破壊に対する 認識です。後半の「例えば」以後は質問の意味が不明です。もし製品になった品物の「色落ち」を 心配されているなら破壊に繋がるような量の 染料が落ちているとは思いません。ただ染料自体の毒性は殆どの合成染料にはあると思います。 何分素人なので裏付けはありませんが中国が 環境破壊についてもっと認識を持って欲しいです。