わいせつ物販売罪の規制範囲は？

質問

刑法第175条の「わいせつ物罪」の規制範囲はどこまでなのでしょうか？

プレイボーイなどの雑誌のように、堂々と販売されている雑誌は、「わいせつ物」に入らないのですか？もぐりというわけではありませんよね？
AVなどは明らかにわいせつ物なのに、規制されないのは何故ですか？

回答No.2

chie65536 · ベストアンサー

明確な基準が無く、時代により違うので「今は、ここまでＯＫで、こっからＮＧ」って言うのがあるだけです。

例えば
「今は、濃いモザイク入りはＯＫ」
「今は、モザイク入りでも幼女はＮＧ」
「今は、モザイク無しはＮＧ」
「今は、雑誌はヘアまでならＯＫ」
など。

４０年前だと
「ポルノ映画は、モザイクがあっても性交シーンはＮＧ」
「幼女全裸写真集は、修正してあるか写ってなければＯＫ」
「モザイク無しはＮＧ」
「雑誌はヘアが出てたらＮＧ」
って感じで、今の時代でＯＫなのがＮＧだったり、ＮＧなのがＯＫだったりします。

なので、かなり昔、写真家が「ヘアヌードは猥褻物じゃなく芸術だ」と裁判で揉めたりしてました。

回答No.1

ginji73

わいせつ物の基準が示されていないので、拡大解釈もできるし、縮小解釈もできます。
判例では、性器露出は完全なわいせつ物ですが、ヘアヌード、修正ＡＶはわいせつ物ではありません。
ですから規制される故はありません。