フィブリノーゲンというのは,血液中に含まれている成分の一つなんですヨ。血液凝固因子といって,血液が固まるために必要な物質です。怪我をして出血したりしたとき,フィブリノーゲンは血小板やビタミンKの作用でフィブリンという繊維になって,赤血球を絡めとって血を固めて出血を止めてくれる重要なものなのですネ。
重度の肝障害が起こると,蛋白質の合成機能が低下してしまい,フィブリノーゲンの減少が認められます。
そうすると出血が止まりにくくなるという結果を招くのですネ。
フィブリノーゲンの値が減少する原因には肝障害以外にも先天性の減少症もありますし,また,消費が亢進されるような状態にあることも挙げられます。
逆に数値が高くなるのは,何等かの感染症,脳血栓,心筋梗塞,悪性腫瘍,糖尿病,妊娠,エストロゲン製剤の投与‥といった理由が考えられるものです。
フィブリノーゲンが少なすぎると出血傾向が,多すぎると血栓傾向が認められるのですヨ。
こんなところで宜しいでしょうか?
以上kawakawaでした
補足
>エストロゲン製剤の投与‥ エストロゲンって…今私はプレマリンを服用してますがプレマリンってエストロゲンでしたっけ?すみません無知で(^^;現在月に一度検診(婦人科です)を受けてますが薬をもらうだけで3ヶ月に一度細胞の検査をしてます。たまに血液検査をしてもらう方がいいでしょうか?的違いな質問でしたらごめんなさい。