補足を見ました。例として、保健衛生上のものとして;
医師法・薬剤師法等では医師・薬剤師等の身分や呼称の専有、そして、業務の範囲を規定しています。
薬事法では医薬品・医薬部外品・化粧品の製造・輸入・販売についての基準を設け、その基準に合致しないものについては流通(販売・譲渡・展示等)を罰則付きで規制しています。
上記のような法律により、大臣或いは都道府県知事による許可を受けたものでなければその称号を得られない、或いは、業としての活動を出来ないことが定められ、一定レベル以上の安全や信頼、或いは、危機管理体制への対応が保障されています。
日本の一次産業基盤を守るためのものとして;
植物検疫法では日本への植物・土・昆虫等の持ち込みを制限や禁止し、日本の土壌や農産業に被害が及ぶのを防ぎます。
関税法により、米製品や酪農製品の輸入は大きな関税が課せられ、或いは、輸入割当制限がなされることにより、輸入量の規制が行われ、国内産業が壊滅することを防いでいます。
上記のような実例があります。
いずれも、ここに書いたのは公式な理由であり、現実の運用上では多少問題が起きていたり、世界の趨勢や国内の趨勢に合致しないものもあることは事実です。また、許認可制度そのものが利権の温床となっていることも否定できません。しかし、本来の規制には、それなりの大切な意義があるものなのです。
以上kawakawaでした
お礼
たいへんありがとうございました。非常に助かりました。 また、何かあればお願いします。 良いお年を。