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未結婚で生まれた子の親権
私は未成年ですが、もうすぐ5歳の息子が居ます。息子は今年3月まで施設で育ち、4月からあたしが引き取って育てているのですが、その子の父親があたしが二十歳になるのと同時に親権についてはっきりさせたいと言い出し、今、話し合っている最中です。 なぜ施設に入れたのかというと、息子が生まれた時あたしは中学生で、しかも保護観察中の身でした。父親もまだ高校生で、お互いに育てるのが無理だという判断で施設に入れました。 父親は今現在結婚しており、経済的にも非常に安定しています。それと息子は施設時代、よく父親が会いに行ったらしく、とてもなついています。奥さんも、息子と暮らすのを大歓迎とのことです。 それに引き換え、あたしは今はまだ学生で経済的にとても不安定だし、学校が遠く、研究などにも時間を要し生活リズムも不安定で、子供と触れ合う時間が本当に少なくなってしまい今はほとんど両親に預けています。 こんな両親が裁判所で争った場合、有利になるのはどっちなにでしょうか。あたしは、絶対に渡したくありません。今勉強しているのも、将来子供をきちんと育てる為です。アドバイスお願いします。
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申し訳ありませんが、このままでは父方が大差で有利です。 (理由) 親権を争う場合、その決定は家庭裁判の裁判官が職権によって定めます。 裁判官が親権を決定する際のポイントは、「子の身分、財産等の衣食住に関わるもの全てを総合して考え、子が心身共に成長するに相応しい環境が整っていること」が重要な焦点です。 これを踏まえて、あなた不利な理由を挙げたいと思います。 [1] 現在、父方も年齢では未成年かもしれません。しかし、結婚しているのであれば、婚姻の時から成年擬制といって、二十歳に満たない者でも成人とみなされます。 あなたは未婚の母ではありますが、婚姻をしていないため、未成年であることに変わりはありません。 社会的責任を負えるであろう経験を、父方が長く経験している事になりますので、社会的信頼性は父方の方が上と言うことになります。 [2] 経済的安定という項目は、親権者を選定するにあたり、最も考慮するところです。 やはり、結婚し家庭を持ち住居を備え、自給で生活を営んでいる者の方が、親権者になるに相応しいということです。 [3] 親権者には、子が育つに相応しい環境を持ち合わせていなければなりません。裁判所は「正常であろう家庭」を意識しますので、父、母になるであろう相当な 人物の揃っている父方が有利と言えます。 かなり申し訳ない文章になってしまったのですが、親権を渡したくないのであれば、あなたの両親と子の扶養について相談する事です。 父方と大差がありすぎますので、自分の両親を巻き込んで、子を受け入れる環境を整えるか、卒業後に結婚し、父方と同等の環境を整えるかをしなければ、親権獲得は難しいのではないかと思います。 手放したくない気持ちも分かりますが、親権者の決定は情で動くものではないのです。 頑張ってください。