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韓国製造業はいつ頃日本の製造業を凌駕したの?

昨日なんかのテレビ番組で韓国の企業の特集がやってたんですけど、韓国の製造業が日本の製造業を凌駕したみたいなことを言ってたんですが、いつごろからこうなったんでしょうか?

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  • at9_am
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回答No.9

#7です。ちょっとだけ補足します。 > No.4やNo.7の方の意見に対して、事実認識に異議はありません。 というように、質問者の方も含め、事実に関しては既にある程度俯瞰的に把握できたものと認識しています。 また、 > 日本企業は現状に甘んじることなく、さらなる研究・開発努力を重ねる必要がある という意見には全く同感であります。 とはいうものの、現在の日本経済を見ていると、新技術開発よりも経営刷新(含リストラ)を中心に動いている感がまだかなりあります。 ここから先は、青信号を青というか緑というかという問題と同じように、個人の判断だと思いますので、あとは質問者の方が判断すればよいと思います。 ただ、個々の企業ではなく製造業という枠で語れば、どう考えても日本が勝つ、という意味で、日本製造業が韓国製造業よりも(現状においても近い将来においても)優れている、と私は考えます。

その他の回答 (8)

  • cse_ri2
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回答No.8

No.1,3です。 No.4やNo.7の方の意見に対して、事実認識に異議はありません。 韓国の主要工場の工作機械はほとんど日本製です。 重要部品の輸入は日本に頼り、また製造技術もバブル崩壊後に一流メーカーに勤務していた日本人技術者を引き抜き、韓国に移転しました。 その結果、韓国企業は大いに躍進したわけであり、根っこの部分では日本の技術におんぶに抱っこと言っても、過言ではないでしょう。 (この辺の事情は、長谷川慶太郎先生のここ10年程の著作を読めば、手に取るように理解できます。) ですが、だからと言って、韓国の製造業が日本の製造業に遠く及ばないと断定してしまうのは、非常に危険だと考えているわけです。 部品と工作機械は日本製、製造技術も日本と同レベルとなれば、人件費の差で日本企業より韓国企業の方が有利となるのは、自明の理です。 だから、日本企業は現状に甘んじることなく、さらなる研究・開発努力を重ねる必要があるのですが、『日本の方が上じゃん』なんて気楽に考えていると、サムソンのようにいつのまにか金額ベースで抜かれてたということが、現実に起こってしまうわけです。 ビジネスの世界で一番物を言うのは、やはり数字です。『売上』と『利益』です。 技術がどんなに優れていたところで、数字として結実しなければ意味がありません。 例え韓国で会長の一人や二人が逮捕された所で、企業が存続し利益を上げれば問題はないわけです。(ブランドイメージは傷つくでしょうが) 小泉改革が進む中、日本企業もリストラが進んで競争力を取り戻しつつあります。 しかし、ここで天狗になってしまってはいけません。 1980年代、バブルが絶頂の頃は『ジャパン アズ No.1!』と、日本人のほとんどが天狗になっていました。 そして政治改革・経営改善・技術革新に手を抜いた結果、バブル崩壊と共に日本経済が一気に低迷したわけです。 私は別に韓国の肩をもつわけではありませんが、経済的に優位に立っていることで、日本人に驕りと甘えが生じることを恐れています。 サムソンが代表格ですが、韓国のトップ企業は既に日本企業と肩を並べる実力があります。(例え中味の技術が日本製でも、売上と利益は彼らの物だと市場は認識します) 日本企業が全体として優位に立っていることは事実ですが、日本人と日本企業は今の状況に胡座(あぐら)をかかず、更なる努力を重ねることを切望しています。

  • at9_am
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回答No.7

> 韓国の製造業が日本の製造業を凌駕した という事実はありませんし、今後しばらくもないでしょう。 勿論、ある企業の売上などが日本企業よりも大きくなることはありました。例えば半導体の類のいくつかについては日本企業よりも生産量が多いです。これは、日本企業側が判断を誤ったこととバブル崩壊の影響が指摘されています。 韓国の製造業は、現在の所、いわゆる「開発独占」の典型のようなもので、例えば現代・サムソンなどは、日本で言えばちょっと違いますが戦前の財閥のような、政治と密接に関わってその関係で利益を確保している面があります。また、#1の方のは金額ベースで云々と言っておられますが、日本の一企業と韓国の一産業を比較している様なものなので、韓国が勝って当然ですね。 このような少数の人間が意思決定を行う場合、メリットとしては#3の方の挙げた迅速な意思決定が挙げられますが、デメリットとしては腐敗が起こりやすいという点が上げられます。事実、現代自動車の会長は逮捕されました。また、#4の方の回答にもあるように、労働者の権利は阻害されやすいです。 韓国製造業の一つの特徴は、「安かろう悪かろう」から脱却出来なかった点にあります。中国もそうなのですが、日本は脱却を果たしたのに対し、韓国製の半導体以外の輸出品、例えば自動車は、他の自動車の劣化コピーとさえ言われるように、正に「安かろう悪かろう」の典型です。 もう一つの特徴としては、製造業を支える製作機械を韓国は自前で作ることが全く出来ないと言う点です。これは開発独占の国には良くあることで、例えば韓国の半導体を作るための機械は、大多数が日本製で、韓国製は皆無です。 なぜこういったことが起こるかと言えば、即金になる技術だけを「輸入」し、その部分にのみ資金を投下することで外貨を稼ぐ、といったやり方が往々にして見られるからです。 現に、韓国製造業で自前の技術はほとんど見当たりません。製造技術も、生産設備も、大多数が日本製です。 こういった意味で、韓国の製造業は日本にはまだ遠く及ばない、といって良いかと思います。

  • code1134
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回答No.6

日本も、(約半世紀前の)1957年には帝人、東レ両社がICI(英)より、技術導入したから、テトロン系繊維(品)の恩恵に浴しているのですから、日本がかつて歩んだ道を棚上げにして、(韓国は)"基礎技術が脆い"と言うのはフェアでない気がします。 即ち、完璧に韓国が克服出来ぬにせよ、それなりに差は埋まる、余地は有り得ると言う事です。 確かに、日本が殆どの製造業部門で、東洋一の座にあっ た時期もありましたが、最早、拘る事自体ナンセンスになって来ているのです。例えば粗鋼生産ではUSスティールから、新日鉄に、その後、POSCO(韓国)更に欧州鉄鋼企業の再編で、トップは入替っていますし・・・ 又、大なり小なりどの業界でも企業内国際分業も進んでおり、自動車なら 燃費効率の群を抜く良さのトヨタ等に対し、(主として、小型車で)ヒュンダイ(現代自動車:韓国)も地歩を固めつつあるのが(2006年)現実なのです。 更に(その国の国内に本社がある)企業の競争力と(その国の)経済規模が比例しない旨の(NO3)さんの指摘はその通りですし、現に例えば"インスタントコーヒー"と言う特定の財で比較すればネスレ(瑞)にNO1の座を譲っている業界もあるのですから、韓国が日本より、世界市場での評価が高い、分野があっても構わないではないですか?

  • pluto002
  • ベストアンサー率22% (73/331)
回答No.5

韓国は国家を上げてエレクトロニクス分野に肩入れをしています。サムスンなど、世界企業として成長の見込める企業に巨額注入がされています。また今では将来のロボット技術育成のために、それを公共事業と位置づけ予算を注入して、思索段階ではあれどロボットを一部の家庭に配って実用実験し将来どの様な可能性があるかの思案なども行っているほど熱心です。また、比較的小さな国であるため都市国家的な小回りの効いた事が可能な点も韓国がここ数十年で延びた理由の一つでしょう。

  • rikukoro
  • ベストアンサー率24% (63/258)
回答No.4

製造業に関してのみ金額ベースでは凌駕してます。 これはNO1氏の言うと通りな部分です。  ただ前半部分は同意しますが  後半部分は自分と認識が違います。 韓国の製造業には基礎技術という物が欠けており 日本の部品を使い、日本の器械を使って、日本より多少安い人件費である韓国で製造してるという指摘があります。 【国産化率0% 携帯電話の核心部品18品目】 http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/09/23/20050923000026.html 【韓国製造業の労働コスト増加率、世界1位】 http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=74658&servcode=300§code=300 多少心配ではあります・・  

  • cse_ri2
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回答No.3

No.1ですが、補足です。 日本は韓国より、全体的な技術で上回っています。 高度な技術を要する材料や部品の製造は、日本でないとできない物も多いです。 では、何で劣るのか。 答えは『経営』です。 日本の会社の意思決定は、決して敏速ではありません。 大きな会社になればなるほど、部門間の調整で時間がかかり、大事なことを実行するのに何年もかかったりします。 韓国企業は全部が全部とは言いませんが、トップレベルの企業は実に動きが素早いです。 韓国企業にできて日本企業に出来ないこと、それは大胆なリストラと得意分野への集中投資です。 経営用語で言えば、『選択と集中』です。 松下のように日本人経営者が大胆なリストラに着手してV字回復するというのは例外中の例外であり、日産のように外国人社長が現れない限り、こういうことはなかなかできないのが実態なのです。 幸い、意思決定が遅い日本企業も、長い不況で苦しむ中でリストラが進み、競争力が回復しつつあります。 今までは一部の分野で韓国企業に負けることが多かったですが、これからはそう簡単には負けないでしょう。 しかし、経済規模の大きさと、企業の競争力の強さを勘違いしている日本人がまだ少なからずいます。 これは危機意識が足りません。これは非常に危険な考え方です。 日本の経済規模は韓国を上回りますが、絶対的な優位には決して立っていないのです。 慢心は敗北の第一歩であることを、忘れてはいけません。 参考::『NET EYE プロの視点』-『「日本連合の反撃」は成功するか?』  http://www.nikkei.co.jp/neteye5/suzuoki/20060605n5965000_05.html

回答No.2

ソースが不明なので何とも言えませんが、ある一部分の切り口での見解を、センセーショナル(曲解)に伝えたのだろうことはうかがえます。 そもそも、GDPが日本の7分の1程の韓国がどうやったら凌駕できるのだろう??と狐につままれたような話です。 加えて、韓国には基礎技術はありません、エレクトロニクスはもちろんのこと鉄鋼さえも粗鋼を除く高級鋼材は日本の技術抜きでは生産できません。 携帯電話の生産量などは非常に多いのですが、基幹部品は全て日本製若しくは日本の保有特許です、 韓国は日本の技術抜きで作れるのはキムチくらいのものでしょう。 1980年頃から後10年で韓国経済は日本経済を追い抜くと言い続けています、お笑い種です。

  • cse_ri2
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回答No.1

おそらく、日本人のほとんどは経済分野で日本の方が圧倒的に上だと認識していますが、少なくともこれは勘違いであり、頂上部分の分野(それぞれの業界のトップ企業)では、韓国は日本と同等か、分野によっては韓国が上回っているのが実情です。 参考:『NET EYE プロの視点』-『日本は韓国より「強い」のか』  http://www.nikkei.co.jp/neteye5/suzuoki/20060331n593v000_31.html 上記サイトの記事によると、この状況は10年前から始まったと言われています。 つまり、日本がバブル崩壊後の経済不況の真っ只中にあったころです。 ちなみに、この頃、日韓の企業でどういう現象が起こったかというと、不況でリストラにあった日本の製造業の技術者を、サムソンやLGなどの歓呼国企業が高い給料でヘッドハンティングしました。 NHK特集でもこの内容は放映されましたし、経済評論家の長谷川慶太郎先生の著作に、かなり詳しく説明されています。 経済規模では日本の方がかなり優位ですが、個別でみるとサムソンは家電業界では世界でもトップレベルの企業に成長しましたし、現代自動車は生産台数でホンダを抜いています。 (さすがにトヨタには及びませんが。また品質やブランド価値で負けてないという指摘もあるでしょうが、生産台数で抜かれたということは、間違いなく事実です) 私なりの結論を述べると、日本がバブル崩壊で自爆し、10年近くももがいている間に、韓国に追いつかれてしまったということです。 全ての責任は、バブル崩壊を招いた日本政府、批判するばかりで建設的な提言をしなかった野党、官僚機構の肥大化を抑制できず財政悪化を起こした官僚たち、そしてふがいない日本の経営者と、自助努力が不十分だったビジネスマン、つまり日本人全員にあります。 このことを日本人が十分に自覚して、今後はぬるま湯状態から脱し、グローバルな競争に打ち勝つ努力を怠らないようにすべきでしょう。

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