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酸化被膜について質問です。
転造をした直後の鉄も、表面には直ぐに酸化被膜が出来るのでしょうか?樹脂をコーティングする為、無い方が嬉しいのですが。 『転造後に油が付いたままになっている物』と、『酸化被膜除去の為にサンドブラストをかけた物』とでは、違いはあるのでしょうか?また、酸化被膜の量を分かりやすく見る方法がありますか?
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化学的には周囲に酸素のある状態ではすぐに酸化します。 温度が高い状態ならなお早くなります。 それを防ぐ為に、通常酸化防止の油を塗布しますが、それでも完全には防げません。 それから、油が付いたままの物は、表面が少し酸化した状態ですが、サンドブラストをかけた直後は酸化皮膜はありません(放置すれが皮膜が形成されます) 皮膜量は通常色か電気伝導度で見る事ができます。
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- Willyt
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回答No.2
鉄ではなくて鋼ですよね? 鉄は水がないとなかなか錆びないのですが、鋼は黒皮と言ってチャコールグレーの酸化皮膜をつけています。これは製綱が終った段階でできた錆です。これを付けたままコーティングすると黒皮ごと剥がれ落ちてしまうのでブラストは必須ですよ。 黒皮は見るだけですぐに分かります。ハンマーで叩けば剥がれますからその厚みを測れば量的なものは分かります。なお、ブラストしたら迅速にコーティングをしないと水がかれば今度は赤錆が浮いて来ますからご用心です。